エレカシ・宮本ソロ_キーワード PR

食の話

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今日はエレカシと食の話。
最近だと、アルバム『MASTERPIECE』のインタビューで、

レコーディング中にチョコのクロワッサンをよく食べた、という話を宮本さんがしていました。
これ、最初はサンマルクカフェのチョコクロみたいなやつかと思ってたら、
どこかで板チョコがはさまってるの、と確か言っていた気がします。
けっこう甘いの食べるんだな! と聞いたときは意外な感じがしました。
でも、頭使うと体が甘いものを欲するから、きっとそういうのもあるのかな?

昔のPAOは、今とは違う構成で、
巻頭記事があり、メンバー4人がそれぞれのコーナーを持つ、という感じでした。
成ちゃんがペットを語るとか、石くんが絵を書いてそれが何か当てるとか、
トミが車やバイクについて話すとか、
そんな中で、宮本さんが一時期「お菓子品評会」というのをやってました。
今考えるとすごい企画ですね。
でスナック菓子やチョコ、和菓子まで取り上げていました。
アイスはそんなに食べないけどストロベリーが一番好きだそうで。ストロベリーですか、先生。意外です。

ROCKIN’ ON JAPAN 2000年8月号(VOL.191)では、

鹿野さんがツアー(超激烈ROCK TOUR)ファイナルの沖縄まで飛んで行って宮本さんにインタビューしてました。
荒れていた東京公演を見て、
心配になり沖縄まで追いかけたんだそうです。
追いかけた先の沖縄ライブもなかなかすごくって、
東京と沖縄を見た鹿野さんは「極致を見た」と宮本さんに言われていました。
で、その号の「鹿野さんの食獣日記」によると、沖縄のエレカシの楽屋弁当は、
「ほっかほっか弁当の最上級幕の内弁当」で、とても美味しかったそうです。

ドキュメンタリー『扉の向こう』には、自宅でパスタをゆで、ミートソースをかけて食べるシーンもあり。
レンジの扉を足で閉めてました。

スピッツに“うめぼし”という名曲がありますけど、
エレカシにはそういう食べ物をタイトルにした曲はないなあ。なさそうだけど…あったっけ?(自問自答)

詞の中にはマシュマロが出てきます。

朝まで オレ マシュマロ ふわふわで地球上
エレファントカシマシ “good morning” 詞/宮本浩次

と、“good morning”のフレーズ。
この曲、シュールさ加減がたまらなく大好きですけど、
マシュマロ、これ仮歌のときから既に≪マシュマロ≫だったんじゃないかなあ。
と思うぐらいの音へのハマり方です。

エレカシで食、というと、メシです。メシ。
メシですぐ浮かんでくるのは、“DEAD OR ALIVE”です。

メシを掻き込んで 読みかけの本を読んでいたら
眠くなるのさ 流れゆく時の向こう
エレファントカシマシ “地元の朝” 詞/宮本浩次

“地元の朝”のメシも印象的で、

結局その日は実家でメシを食って
色んなものをもらって外へ出た 外へ出た
(同上)

と、きっと家では息子の好物ばかりが並んだんだろうと思わせる食卓。

“オレの中の宇宙”には、

おふくろが用意してくれた晩ゴハンをテレビを
見ながらオレ ツナワタリで食べていた
エレファントカシマシ “オレの中の宇宙” 詞/宮本浩次

悶々の中に日常の食事シーンが入って、より悶々に拍車をかけてます。

『風に吹かれて』がシングルで出た頃だと思うんですけど、
『TOWER COUNTDOWN』という番組(JAPAN COUNTDOWNの前身)に宮本さんが出たとき、
食生活が乱れるという話になって、

母親とかが家の人がメシ作ってると、三度三度の食事、ま、二度でしたけど、ちゃんと食べてたんですけど、
なんかいい加減になっちゃって、ご飯食べるの忘れちゃうんですね。ご飯食べるの忘れないようにしよう、っていうのもあります。っていうのは体が資本っていうか、なんでもそうですけども。どんな仕事でもね
『TOWER COUNTDOWN』

と語っていました。
食べるの忘れちゃう……

2000年のAERAに、渋谷陽一氏が「現代の肖像」に出て、
渋谷さんが宮本さんを取材しているシーンが写真で載ったことがあって、
そのキャプションに、

渋谷さん「痩せたな。飯食ってる?」
宮本さん「はい、カールとか食べてます」
AERA 2000年4月17日号 現代の肖像 渋谷陽一

 

カール。今読んでも、なんかツボです。渋谷さんが心配してる感じも、二人の関係性を表してるようだし、このあと、渋谷さんにお小言を言われてしまう姿も目に浮かびます。

渋谷さんと山崎さんと鹿野さん(エレカシをインタビューする人々)昔は音楽雑誌を毎月買って隅々まで読んでいるような時期もあったけれど、 今はエレカシの記事目当てで買うぐらいになりました。 中でも、「...

POSTED COMMENT

  1. e-ko より:

    「エレカシと食」という視点でのエピソード。楽しく読ませてもらいました。 宮本先生って日常生活が良い意味で謎。これらのエピソードからも先生の「浮世離れ」っぷりが感じられて、いいなあ。          エピック時代から現在に至るまで、あの細いスタイルを維持されているのがもう驚異。「食べるの忘れちゃう。」とか「はい、カールとか食べてます。」とか。子供のようだ。余計なお世話だが心配してしまう。    「masterpiece」後のポートレートの頬がこける程痩せているのを見た時は、ドキドキして。そしたら、やっぱり体調悪かったんですよね。   2000年のjapanの記事は、私的に鹿野さんがjapan編集長時代の物で貴重!!ありがとうございます!!って感じでした。鹿野さん好きです。自分、自選作品集の「胎動期」の鹿野さんのライナーノーツで完全にエレカシに傾倒した、と言っても過言ではないので。            今は、時間の余裕があるから自慢の中華鍋で自炊されてますかね^^
    またの更新楽しみにしています^^ 

  2. ヨロレイン より:

    e-koさん、こんにちは♪
    たしかに先生の日常は謎ですよね~
    細いスタイル維持も驚異! すごいですねえ
    食べるの忘れちゃうとか、カールとか、ちょっと心配になってしまいますね。
    いまは大丈夫かな。
    きっと夢中になると食事どころじゃなくなってしまうんですかね。
    MASTERPIECEの後はそう、痩せてて私もびっくりしました。
    今は中華鍋でお料理してモリモリ食べてるといいですね~
    鹿野さんの沖縄の記事、あれはエレカシ担当になりたてぐらいの記事だと思います。
    初めてか初めてにかなり近いぐらいの。
    鹿野さんいいですよね~
    そうか、e-koさんは「胎動記」のライナーノーツでエレカシにどっぷりになったんですね~
    すてき。いい話。鹿野さんに教えてあげたい。
    「胎動記」のライナーノーツはほんといいですよね。
    MUSICAの記事もほんとにいいですね。
    宮本さんが鹿野さんのこと信頼してるんだなって感じが
    ぷんぷんします。
    ではではそろそろ今日の分にもとりかかりたいと思います。
    またお越しくださいませ~

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