少し前になりますが、リリー・フランキーのラジオ番組に斉藤和義が出たそうで、ネット記事になっていました。
TokyoFM plus/リリー・フランキー&斉藤和義 出生数が少ない“1966年生まれ”にミュージシャンが多い理由を大胆推察!
https://tfm-plus.gsj.mobi/news/4Bj1HNHyIJ.html?showContents=detail
リリーさんが司会を務める「The Covers」は斉藤さんがこの番組の第1回ゲストだったという話から、
斉藤:毎回、観るたびに田島貴男か、エレカシの宮本(浩次)さんが出ていますよね。
TokyoFM plus
宮本さんの話題が出てきました(笑) それくらい、宮本さんはこの番組にはよく登場しています。
というわけで、今日はエレカシやソロとしての宮本浩次が出た「The Covers」を一覧にしてみようと思います
エレファントカシマシ、宮本浩次「the Covers」出演リスト
日付 | カバー | オリジナル | 備考 |
2015.11.16 #58 | スローバラード(RCサクセション) 翳りゆく部屋(荒井由実) | RAINBOW | |
2016.10.30 | サムライ(沢田研二) 明日なき世界(RCサクセション)w/BRAHMAN | 夢を追う旅人 | The Covers Fes. |
2017.03.06 #100 | 赤いスイートピー(松田聖子) 喝采(ちあきなおみ) | 悲しみの果て 俺たちの明日 | |
2018.05.15 #114 | さよならの向こう側(山口百恵) いとしのエリー(サザンオールスターズ) | 悲しみの果て 風に吹かれて EASY GO | |
2019.12.22 | あなた( 小坂明子) | 冬の花 (宮本ソロ) | The Covers Fes. |
2020.04.19 #134 | 白いパラソル(松田聖子) 木綿のハンカチーフ(太田裕美) | 松本隆SP 松田聖子特集 | |
2020.10.04 | 木綿のハンカチーフ(太田裕美) ロマンス(岩崎宏美) 二人でお酒を(梓みちよ) | 昭和の歌姫特集(宮本浩次ナイト1) | |
2020.10.11 | 化粧(中島みゆき) ジョニィへの伝言(高橋真梨子) きみに会いたい -Dance with you- (高橋一生) | 昭和の歌姫特集(宮本浩次ナイト2) | |
2020.12.27 | 喝采(ちあきなおみ) 異邦人(久保田早紀) | ハレルヤ | The Covers’ Fes. |
2021.10.24 | 春なのに(柏原芳恵カバ) First Love(宇多田ヒカル)弾き語り | 浮世小路のblues |
2017年のCoversの「赤いスイートピー」「喝采」は、2018年の完全受注生産限定LIVE Blu-ray BOX SETに収録されました。
2015年から毎年連続出演
2015年から2018年まではエレカシとして、その後は宮本ソロとして、「the Covers」に出演しています。特に今年は4月に続いて10月も。斉藤さんが観るたびに出ている、というのも無理はない(笑)
番組100回記念を迎えた回のゲストはエレカシでした。どれだけひいきされているかがよくわかりますね!
私はリリーさんが大好きなので、エレカシが出る出ないに関わらず、だいたい観ています。
司会がリリーさんで、良質な音楽番組が長く続いているのは一音楽ファンとしてとてもうれしい。この番組で知った曲やアーティストも多いし、「ROOTS66」のメンバーが一堂に会した神回は、いまだに録画を消していない(面白すぎて消せない笑)。
「the Covers」で印象的なのは、2017年。「赤いスイートピー」と「喝采」をカバーした回。「赤いスイートピー」が衝撃的でした。
初めて出た2015年に「夏菜に歌ってほしい『グッと来るソング』」としてこの曲を宮本さんが紹介していて、宮本さんが松田聖子ファンだったのは知っていたし、ふむふむ赤いスイートピー好きなのねぐらいに思ってたんですけど、その2年後に実際に歌った(2017年のカバーズ)のを見た時は、びっくりしました。良すぎて。
「赤いスイートピー」については、10/4のカバーズ宮本ナイトで宮本さんも、男所帯でバンドでカバーして素敵な気持ちになって、クセになる、なんて言っていたので、本人の中でもこの曲は何かきっかけみたいな一曲になったのかもしれないですね。女唄、オレはいけるんじゃないか!みたいな。
あとは2015年の「スローバラード」もすばらしかった。2011年のJapan Jamでカバーしたのを生で見た時に、ほんっとによかったので、もう一度聞きたいと思っていたので、カバーズでやってくれたのは本当にうれしかった。
細胞が目覚める
エレカシに限らずこの番組を観ていて思うのは、出演しているアーティストが、刺激を受けながら楽しそうにカバーしているということ。
番組出演のためとは言え、選曲から始まり、どうアレンジしてどう歌い届けるかという一連の作業は、そのアーティストにとってとても重要なことなんだろうと思う。忘れていた初心を思い出させるものかもしれないし、創作においてまた新たなアイディアを発見しうる作業なのかもしれない。
2015年にエレカシが初出演した時、カバーした時の心情について宮本さんは
宮本浩次「いい緊張感を持って、歌を唄うとですね、僕らもう49歳ですけれども、細胞が目覚めていくんですね」
2015.11.16「the Covers」
と言っていました。細胞が目覚めていく。1つの曲の世界とことん真剣に向き合うことはきっと大きな刺激なんでしょうね。
宮本浩次ナイト第2夜はもうすぐ。楽しみ!
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