エレカシ・宮本ソロもろもろ PR

亀田さんと蔦谷さんと佐久間さん(エレカシをプロデュースした人々)

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新曲「あなたへ」は亀田さんのプロデュースだそうです。
亀田さんと言えば、最近、ラーメンのCMに登場しててびっくりしました。



「亀田さんが? なにゆえラーメン?」
と思ってマルちゃんのホームページを見てみると、
http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2013/09/_cm99.html
麺づくり一家のお父さん役、ということらしいです。それから、従兄弟役がレキシの池田さんで。
このへんのキャスティング、なんか匂う、匂うと思ったら、ディレクターが箭内道彦氏でした。

箭内さんと言えば、タワレコの「NO MUSIC, NO LIFE」シリーズを手掛けている方で、
エレカシも「桜の花、舞い上がる道を」の頃に登場したことがありました。
今さらですが、その時のメイキングのページ
http://tower.jp/nomusicnolife/2009/nmnl01
石くんの髪がこざっぱりしていて、今見るととても新鮮です。
久々にメイキングの動画を見てみたら、石くんがフィーチャーされててちょっとおもしろい。体柔らかい。
このポスター好きだったなあ。宮本さんのコメントもすごくよくて。

これも今さらですが、FM AICHIのこんなページがありました。※現在リンク切れ
http://fma.co.jp/pc/09info/fanfun/artists/main/
「桜の花、舞い上がる道を」の頃のインタビューのようなのですが、
中に亀田さんの話があり、エレカシとの仕事ぶりが少しだけうかがえます。例のごとく、宮本さんモノまねモード入ってて、ちょっとツボです。
ほかにも、「翳りゆく部屋」のカバーや、名古屋の街ついても。ライブハウスのE.L.L.や、大須観音とか。
自分がラジオ番組を持つなら、急須界の重鎮を招いたり、書をやっている人を呼んで硯(すずり)の話をしてもらいたい、というのが、さすが宮本ワールド。

「はてさてこの俺は」、「この円環のなかを」は蔦谷さんプロデュースだそうで、
蔦谷さん、亀田さん、このお二人が対談しているのがこちらのページ。
蔦谷好位置ナイポジ対談
http://www.oricon.co.jp/music/special/tsutaya_01_01.html
この蔦谷さんの対談シリーズは、蔦谷さん×宮本さんというのがあって、
http://www.oricon.co.jp/music/special/tsutaya_03_01.html
こっちの方は読んでたんですけど、亀田さんとのは知らなくて初めて読みました。
蔦谷さんがやっていたバンドCANNABISをプロデュースしていたのが亀田さんだったそうで。
亀田さんのアレンジに蔦谷さんがダメ出しをしたり、
自分でゼロから録り直したりしたということがあったらしく、
当時の無礼を悔いて、対談中、しきりに亀田さんに謝っている蔦谷さんです。
蔦谷さん、個人的に勝手にスタイリッシュなイメージを持ってて、
貧乏とか反骨精神とかっていうこととは無縁な感じがしていたので、
CANNABISが全然売れずに解散して、お金がなくてもやしを食べてて、
そんな時亀田さんを見かけて、絶対売れてやると思った、っていう話はちょっと意外でした。
蔦谷さんにも「もやし」の時代があったとは、と思って、少し見る目が変わりました(いい意味で)。
あとは、亀田さんが銭湯を好きな話をしながら「世の中の評価とかは関係のないところで進んでいる僕だけの軸があって、それがすごく大事」とお話しされていたりとか、
なかなかに興味深いエピソードの多い対談でした。

蔦谷さんが、亀田さんを迎えてアルバム作りをした時に、かなりの葛藤があったということから、
「ココロに花を」の頃の、出来上がった音を聴いた宮本さんがウォークマンを地面に叩きつけたという逸話を思い出しました。
その頃プロデューサーだった佐久間さん。
佐久間さんがエレカシについて語っているBARKSのページを読みました。

【月刊BARKS 佐久間正英 前進し続ける音楽家の軌跡~プロデューサー編 Vol.4】
90年代のプロデュースその2~早川義夫、エレカシ、くるり
http://www.barks.jp/news/?id=1000095241

「言葉なんかどうでもいい、言葉を歌ってるわけじゃない」というくだり、ずしっときました。深い。
エレカシ側から佐久間さんのことを語っているインタビューは読んだことがあるけど、逆はあんまり読んだことがなかったので、今回の記事はほんとに興味深かったし、
そして、見ている佐久間さんの人柄というか、視線が本当にあたたかい。

MUSICAの11月号のインタビューで、当時を振り返って、”悲しみの果て”がレコーディングしたらダサくなってしまった、でも、あとになって聴くと聴きやすくてそれがカッコよかったりする。「そこに何が入っているかっていったら、きっとその人の心だったりするわけよ」と宮本さんは話します。

音楽に限ったことではないけれど、やっぱり「人」が作るんだなと思う。
曲を前に、アーティストを前に、全てを注ぎ込んで向き合う。技術、ノウハウだけじゃなく、感受性、人間力、全てを総動員して、ひとつの音楽をより輝かせるために心血を注ぐ。
蔦谷さんと亀田さんの対談や、佐久間さんのインタビューを読みながら、
音楽というのは、当たり前だけどいろんな人の熱い思いを受けて、私たちのもとに届けられるんだなあ、と今さらながら思ったりしました。

—–
大阪野音が終わって、ライブ後いつもそうなるように、しばらく惚けていましたが(今もだけど)、
MUSICAの記事を読んだり、
ジャケ写が発表になったときけばチェックしたり、
FM802で「あなたへ」がかかるという情報を目にして、うらやましい! と悶絶したり、
次号「Rolling Stone」誌でロングインタビュー掲載のニュースに嬉々としたり、
そんなこんなで、今日はもう大阪野音から1週間です。先週の今頃は、野音でやった1曲1曲を反芻しながら、東京に戻る新幹線の中でした。
あの感動の大阪野音を、客観的にもう1度観たい、と友達に言ったら、
「観れたとしても、客観的になんて無理よ」とあっさり言われました。
…はい。その通りでございます。エレカシのライブに「客観的」という言葉くらい程遠い言葉はないですね。
でも、そんなことを思うほど、どうしてあの日のライブがあんなにすごかったのか、今もってよくわかりません。
できればDVD化されて、繰り返し観たいけど、
でも、その場限りの、二度と観れないっていうのがいいんだろうな。きっとそれがライブの醍醐味ということなんだろうな…というふうに今は思って、どうにかこうにかやっております。
あー、「あなたへ」の音源聴きたい。MVも早く観たいです。

渋谷さんと山崎さんと鹿野さん(エレカシをインタビューする人々)昔は音楽雑誌を毎月買って隅々まで読んでいるような時期もあったけれど、 今はエレカシの記事目当てで買うぐらいになりました。 中でも、「...

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