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エレカシとストーンズ(キースは「網引く漁師みたい」)

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ローリング・ストーンズが前回来日したのは2006年で、
excite musicの「町を見下ろす丘」の全曲解説
http://ent2.excite.co.jp/music/special/elekashi/int_01.html
の「地元のダンナ」の項を読むと、その来日公演に行ったらしい宮本さんは、
「いやぁ、本当に拝みたいくらいミック・ジャガーもキース・リチャーズも素晴らしかったんですよ」と語っていました。



今度の来日公演にもメンバーのみなさんは行かれるんでしょうか。

宮本浩次「高校の中間テストの時になると曲つくってたんですけど、それで、(ローリング・)ストーンズだけ聴いてたから、そん時はもう。で、”ストリート・ファイティング・マン”て歌があってさ、すごいかっこよくて」

2009年 ROCKIN’ ON JAPAN 2009年 9月号

高校の試験の時に曲作りをしていたという話は時々出てきて、
試験勉強の合間に、団地だから布団を被って歌っていたそうです(bridge November 1997 vol.16)。
当時はものすごい吸収力で浴びるように聴き込んで、
ストーンズからの影響っていうのはとてつもなかったんだろうなあ、なんて今さらながら思ってしまいます。
ローリング・ストーンズのアルバム「Beggars Banquet」に収録の“Street Fighting Man”。
私が今頃言う事でもないですが、この曲ほんとにかっこいい。
オリジナルVer.のイントロのリフがアコギなのになぜかエレキ以上の歪みをたたえてその荒々しさがもう、聴くたびにしびれます。一聴しただけで覚醒します。ちっとも古くならない。

宮本浩次「『メイン・ストリートのならず者』っていうアルバムがありまして、あれの1枚目のほうの1曲目2曲目が僕好きで」

bridge November 1997 vol.16

アルバム「メインストリートのならず者」の1曲目は“Rocks Off”。
2曲目は“Rip This Joint”。
このアルバムのジャケット写真はロバート・フランク。

ストーンズ・イン・エグザイル~『メインストリートのならず者』の真実~」という、このアルバムの制作を追ったドキュメンタリー映画(2010年)があって、これがおもしろい。
レコーディング風景はもちろん、メンバー、スタッフのコメントや、マーティン・スコセッシ、ジャック・ホワイト、ベニチオ・デル・トロなど各界の著名人によるコメントも盛り込まれています。
キース曰く「Mick is Rock,I’m Roll(ミックがロックで、俺がロールさ)」!
ミック・テイラーの若い頃の姿(イケメン)も映っています。今回来日しますね。

宮本浩次「キース・リチャーズが網を引く漁師みたい、ギター弾いてると。ほんとにかっこいいなと思って。男くさいんですよ。30代のミック・ジャガーがいい声でさあ。メロディがちっともないし、歌ってみると、“Wild Horses“とか。でも、キースとさ、あの時はビル・ワイマンじゃない、バンドなんだよね。チャーリー・ワッツが(目を閉じドラム叩く動作 で)ドッパ、ドッパだもん、(興奮)なんだこれ、みたいな。ストーンズのかっこよさは男くささだと思うね。ほんとかっこいいよ」

フジテレビ「THE ROCK STORIES」Part2(2012/11/14放送)

2012年に「日本を代表するミュージシャンたちがロックを語り尽くす奇跡の特番」
を謳い文句に放送されたTV番組に宮本さんが登場したんですけど、
ストーンズについてはこんなことを話していました。
キースのことを「網を引く漁師」という、絶妙な比喩。ロックミュージシャンに「漁師」って、ちょっと耳慣れずびっくりしたけど、彼特有の賛辞なのだろうし、しかし漁師……なんとなくだけどわかるような気もします。
“Wild Horses”はアルバム「Sticky Fingers」の3曲目、有無を言わせぬ名バラードです。
茫漠と広がるけだるさと諦念。そしてひたすら悲しく美しい曲。

来月、ストーンズの東京ドームに行くので、今日はストーンズにちなんでみました。
他にいろいろあるとは思いますが……
ストーンズ、すごく詳しいわけではないけど、今までライブに行ったり、
映画「シャインアライト」を観に行ったことがあるぐらいには好きで、
アルバムだと「Beggars Banquet」がとても好きでよく聴いていました。
今回ライブに行くというので、あらためてアルバムをじっくり聴いたりDVD観たり本を読んだりして、
楽しみながらストーンズの予習をしています。
いやー歴史の長いバンドというのは、いろいろあって本当におもしろい。
デビューして50年以上経ってるんですね。エレカシの倍以上。すごいなあ。

「ストーンズ・イン・エグザイル」の中で、ミック・ジャガーとチャーリー・ワッツが
ロンドンのオリンピックスタジオを訪れ、
当時を振り返りながら、
二人が「○○(曲名)はここで録った」「いや、ここじゃない」などと
小競り合いをしながらも、この廊下をよく通ったとか、ボーカルのブースはここだったとか、
とても懐かしそうにしていたのが、なんだかしみじみといいシーンで、
「SONGS」で赤羽のヤマハを訪れていたエレカシを思い出しました。
25年後。72歳になったエレカシはまた赤羽を訪れて、また懐かしそうにするんだろうか。
そこでまた4人並んでいい表情をしているといいなあ、なんて思いました。

ローリング・ストーンズ@東京ドームに行ってきましたストーンズのライブに行ってきました。私が行ったのは3月4日。 今日はスペシャルゲストで布袋さんが出たみたいですね。盛り上がっただろうな...

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