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ローリング・ストーンズ@東京ドームに行ってきました

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ストーンズのライブに行ってきました。私が行ったのは3月4日。
今日はスペシャルゲストで布袋さんが出たみたいですね。盛り上がっただろうなあ!


なんだろう、あの年月を逆行してどんどんパワーアップしている感じは。
ミック・ジャガー、あのシースルー(?)の衣装が似合いすぎる点において他の追随を許さない。すばらしすぎます。
ほんとにすごいライブで、あの類の感動はそうそう味わえるもんじゃないなあ、
と数日経った今もしみじみ感じ入っております。

50年以上のキャリアを持つバンドが、フレッシュさを持ったまま、
ヒット曲を惜しみなく演奏し、新曲をやってもほれぼれするほどかっこよく、
おそろしいほどの現役感でドームいっぱいの観客を楽しませ涙させ感動させるという。
ミック・ジャガーがもうほんとすごくて。
黒の衣装をベースに、こまめに着替える衣装はいちいち似合い、
片言の日本語MCで会場を沸かせ(「ロニーノスニーカー、ダサッ!」がツボだった)、
舞台を駆け回り、そしてあのどえらい歌声。おそるべき70歳!
「ギミー・シェルター」でのリサ・フィッシャーとのからみはほんとに鳥肌モノでした。
MCでミックが「リサ、オメデトウ」みたいに言ってて、なんだろうと思ったら、
リサ・フィッシャーの出演したドキュメンタリー映画「バックコーラスの歌姫たち」がアカデミー賞をとった、ということをあとになって知りました。
映画「バックコーラスの歌姫たち」予告編
https://youtu.be/4QrILcV1zbM
ミック・ジャガーもちらっと出てるようです。よさげなので観に行こうかな。

ステージの後ろのLEDっていうんですか、大画面にときどき
ギタリストたちの手元がアップで映ることがあったんですけど、それがすごくよくて。
ロン・ウッドは血管が筋張ってて男くさい感じ、
ミック・テイラーは体格がどーんとしているので、手もその分むっちりしてて(笑)、年月を感じさせ味があり、
そして、キースの手はシワだらけの……なんというかほんとにいい「手」をしてました。
もう見てるだけでぐっときちゃうというか。
あの手で、一体どれだけの「Satisfaction」を、「Brown Sugar」をかき鳴らしたんだろう。

いいギタリストというのは、弾かない時に弾いてるんじゃないかと思います。変な言い方ですけど。
弾いてない時こそ奏でてるというか。
キース特有の、ストロークする時に振り上げるあの肘。一瞬肘をとめる。あの間合い。
ストーンズのグルーヴをつかさどるあの独特の間。
あーかっこよかった。

歌い手の人にも言えるのかもしれないなあと思ったりします。歌わないときにも歌っているというか。
イントロで歌いだしを待つ時。
間奏でギターソロを聴いている時。
フレーズとフレーズの間の息遣い。手の動き。視線。たたずまい。
歌唱力ももちろん大事だけど、それ以外、技巧以外の部分、艶というか、
そういうのにも感動したりするんだろうなあ。表現力ということなのかもしれないけど。
ミック・ジャガーもそうだし、
宮本さんもめちゃめちゃそういう意味ではすごい。ぬきんでている。と思います。今さら何を言うという感じですが…
ストーンズのライブを観て、エレカシの50周年コンサートをリアルに期待していいんじゃないか、
いや、切に期待したい、と思ってしまいました。
それぐらい平均年齢70歳?のストーンズは、すごいなって思ったし、いろんな意味で希望の光に見えました。

しばらくストーンズ祭りだったんですけど、終わってしまいました!
楽しかっただけに、一抹のさみしさが…
でも、今月はbridgeも出ますし、そしてたまアリのDVDも出ますし、
久々にエレカシ界隈の話題があってうれしいです。
友達とエレカシ映像大会(たまアリ)をやる予定なんですけど、
久しぶりに映像で見る(と言ってもまだ2ヶ月だけど)たまアリコンサートは一体どんな風に映るんだろう。
とかすまして言いながら、結局はわーわーあーだこーだ言いながら観るのだと思います。

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