1月11日のさいたまスーパーアリーナでのライブに行ってきました。
夜も深いのですが、目がランランとしてしまいすっかり夜更かしです。
印象深かったことをほんの少しだけメモ。
・オープニング、SEから入って1曲目は「Sky is blue」、バックに≪昇れる太陽≫。
・奴隷天国で風船
・「リッスントゥザミュージック」の入りがすてきすぎた
・まさかの花道
・ワイヤレスのマイクとワイヤレスのギター!
・「やさしさ」からの「珍奇男」
・「男餓鬼道空っ風」でのコールアンドレスポンス
・「音楽ってすばらしい~~~~!」の絶叫
・弾き語りの「傷だらけの夜明け」
・スクリーンに四分割で大映しになるメンバーに感動。もっとやってくれてよかった。
・しぼりだすような「待つ男」
・最後、男泣きの宮本浩次
アリーナで、待ち時間も入れて5時間半立ちっぱなしでしたが、意外と大丈夫でした。
21時終演予定、と言われてたけど、余裕持ってそういう告知するんだろうな、
言うても20時40分とか50分とかには終わるよね、と踏んでたら、
ほんとに終演は21時でした。ちょっと過ぎてたくらい?
しかも4時間がほんっとにあっという間でした。
客席の空気も本当にあったかくて、すごく盛り上がって、楽しいライブでした。
最初の方で、宮本さんが「ダイジェストでお送りしてます」みたいな感じで言ってたけど、
たしかにそんな感じのセットリストで。
今までの新春ライブや武道館の名シーンを彷彿とさせる感じもあり。
でも、今回は、今までにないびっくりな演出がありました。
「奴隷天国」で風船!
びっくりして、隣のももクロのやつが間違って投下されたんじゃないかと目を疑ったほどで、
あのカラフルな風船の隙間から見える≪そこの、そこの、おめえだよ!≫とメンチ切る姿。
一体なんなんですか。大喜びしましたけど。
「男餓鬼道空っ風」の、過去を若干自虐的に振り返りながらやったコールアンドレスポンスも、
結果的に異様な盛り上がりでした。
多分、エレカシらしくないといえばらしくない、
いろんな仕掛けがあったことは確かで、
でも、なんかよかったなあ。すごく好きだなーと思いました。
なんというか微妙なズレ?
他のアーティストがやったら、普通に楽しかったり盛り上がったりするようなことだけど、
エレカシの場合、不思議な演出効果がかかるというか、絶妙なおかしみが出るというか。
ただ楽しいとかかっこいいだけじゃなくて。
でも最終的にはかっこよさに着地するんですけど。エレカシにしか出せない、かっこいいだけじゃないかっこよさ。
こういうところがほんとにたまんないです。
でも、宮本さんが「音楽ってすばらしい!」と途中絶叫していたけど、
大前提としてものすごく美しくてかっこいい音楽が鳴っているからこそ、
そういう演出も活きるということなんだろうな。
「奴隷天国」から「ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ」から「シャララ」から「やさしさ」から「傷だらけの夜明け」から「昔の侍」から「生命賛歌」から「桜の花、舞い上がる道を」から「待つ男」まで。
こんな振り幅のすごい曲たちが、ひとつのライブで並べて演奏され、
矛盾も破たんもなく、混然一体となって、ただただ情熱と感動が届けられた4時間。
それは何があってもひたすら真摯に音楽に向き合い歌い奏でてきた4人の、
契約切られてもあきらめず戦い、再び落ちてもまた這い上がってきた4人の、
25年の歴史を振り返るにふさわしい、
またこれからの未来を明るく照らしてやまない、すばらしい4時間だったと思います。
こんなに笑ったり泣いたりしたコンサートは今までないです。
極上のエンターテイメントでした。
WOWOW観て、また反芻したいと思います。
