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ボクらの時代(←エレカシではない)を見て男の友情を考える

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この間の日曜、「ボクらの時代」を見ました。
3人の著名人が出てきて司会者なしでフリートークをするという番組なのですが、
今回は、浅草キッドの玉ちゃん、伊集院光、西村賢太の3人。昭和42年生まれの同い年なんだそうです。



玉ちゃんは西村さんの大ファンらしく、
「さらけ出しの部分で俺は土下座するわけよ。こんなことまでさらけ出すって」
「全芸人は西村賢太に負けている」
と、西村さんを大絶賛。
伊集院さんは西村作品をまだ読んでいないけど、
普段ラジオではなるべく無様なことを言おうと思っているけど、
玉さんの話を聞いていると、多分、読んだら嫉妬する内容だと思う、という感じで言っていました。
西村さんは、昔はお笑い芸人をバカにしてたけど、
テレビに出るうちに前室のピリピリした感じとか嫌というほどわかって、
真剣勝負だとわかってきた、とお笑いに対する思いを打ち明けたり。
いいムードでトークが進むうち、
西村さんの「友達がいない」という発言から、友達とは、みたいなテーマになりました。

伊集院「芸能界で仲いい人、心許せる人誰ですかっていうときに、玉さんって言うのは照れるけど……『じゃあいつも飲みに行ったりするんですか?』って言われたら、(今回が)2回目」
玉ちゃん「友達なんか一瞬のすれ違いだよ。それでいいと思うよ、俺。伊集院が友達って言ってくれるのは……これだけでも一瞬だもんな。電話番号も知らねえし」
西村「へえー」
伊集院「逆に言うと、仕事ですみたいな方が、むしろ腹わって話せたりするようなところがあって。これもね、照れのひとつだと思うんですよ」
玉ちゃん「会いてーに決まってんじゃん。だって毎日この3人で飲みてえもん、俺なんか。こんな楽しい時間ないぜ」
伊集院「でも照れんだよね」
玉ちゃん「やだよ。毎日なんか会ってたまるかよ」
「ボクらの時代」 2013年2月10日

男同士の友情って……
まあ、この伊集院さん、玉ちゃんの二人の関係も独特だとは思うけど、
でも玉ちゃんの最後のセリフ「毎日なんか会ってたまるかよ」が、なんかいいな~と思いました。
エレカシっぽい。よくわかんないけど、エレカシっぽい。
『生活』に入ってる“男は行く”の、

俺はお前に負けないが
お前も俺に負けるなよ
エレファントカシマシ “男は行く”

を思い出しました。
“俺たちの明日”もハマります。

「おい、あいつまたでっかいいことやろうとしてるぜ」
エレファントカシマシ “友達がいるのさ”

も思い浮かぶ。
どの曲も、頻繁に会うことはないけど、遠くにいて思いをはせている感じ。

“男は行く”は2009年の武道館で演奏されて、
宮本さんと石くんのギターバトルがそれはそれは凄かった。
『桜の花舞い上がる武道館』

真正面に向き合った2人の、
スリリングなギターソロのぶつけ合いが、“男は行く”そのものに見えるのです。
まさに

俺はお前に負けないが
お前も俺に負けるなよ
エレファントカシマシ  “男は行く”

という詞を映像に起こしたら
こうなるんじゃないか。

玉ちゃんの「毎日なんか会ってたまるかよ」という言葉から、
いろいろエレカシの曲を連想してしまいました。
3人の切れ味の鋭い(鋭すぎる)毒舌トークをちゃんと放送していた「ボクらの時代」。頼もしい。
玉ちゃんはエレカシ聴かないのかな。聴いてるような気がするんだけどなー

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