エレカシ・宮本ソロ_キーワード

エレカシとビル

エレカシの曲を聴いていると、ときどき「ビル」という言葉が出てきます。

“未来の生命体”の、

オレビルの角あたりに日本人の情緒感じて嫌さ
エレファントカシマシ “未来の生命体” 詞/宮本浩次

というフレーズに、
おお、と思って、はっとして、
わかるようなわからないような、でもやっぱり私にはちょっと難しいんですけど、
葛藤というかいろんな気持ちが入り乱れているような気はします。うーん、でもよくわからない。わからないけど、好きな歌詞。エレカシにはそういうのが多い。



ああ俺は ひとり行く
ビルを山に見立てるために
浮世の風を味わいに
エレファントカシマシ “男は行く” 詞/宮本浩次

“男は行く”の≪ビル≫も好きです。行間からはみ出してる闘争心。それ以上の孤独と。

恋する人には輝くビルも
傷ついた男の 背中に見えるよ
エレファントカシマシ “武蔵野” 詞/宮本浩次

“武蔵野”はどこを切っても好きな歌詞で金太郎飴みたいなんですけど、
この部分、この≪ビル≫はほんとにいいなあと思います。
“武蔵野”を聴いてからは、
夜、高層ビルを見上げたりすると、違った景色に映りました。まったく影響されやすいのです…

「ビル」という言葉自体は無機質なんですけど、闘いや傷や孤独や、エレカシの「ビル」はいろんな温度と質感を持っているような気がします。

エレカシライブの毎年恒例となっている日比谷野外大音楽堂。
日比谷という東京のど真ん中に位置していて、周りはビルに囲まれています。
こんなこと、いまさらなんですけど。
客席から見上げて周りを見ると、日比谷公園の森の木々があって、外側は高層ビル群、てっぺんに空、という感じ。
緑とビルと青空に囲まれていて、その景色を見るたびに、
ああ、野音に来たなあ、といつもしみじみ思います。
特に高層ビルがいい風情を出してる気がします。
エレカシに「ビル」の名曲がたくさんあるからかもしれません。

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