2020.09.27 関ジャム完全燃SHOW（宮本浩次が選ぶ松田聖子の名曲）

関ジャムの松田聖子特集を見ました。コメント欄で教えてもらって慌ててチェック！間に合いました～（ありがとうございます☆彡）

Contents

1 プロが選んだ松田聖子の名曲
2 宮本浩次が語る松田聖子
3 宮本浩次から松田聖子への質問

プロが選んだ松田聖子の名曲

選者	リリース年	曲
野崎洋一（キーボーディスト・アレンジャー）	1980	裸足の季節
エレファントカシマシ宮本浩次（松田聖子の大ファン）	1980	青い珊瑚礁
エレファントカシマシ宮本浩次	1982	赤いスイートピー
野崎洋一、西寺郷太（ミュージシャン・音楽プロデューサー）	1982	小麦色のマーメイド
本間昭光（音楽プロデューサー）	1983	セイシェルの夕陽
武部聡志（音楽プロデューサー）	1983	SWEET MEMORIES
武部聡志	1983	瞳はダイアモンド
武部聡志	1986	瑠璃色の地球
西寺郷太	1988	Marrakesh～マラケッシュ～
西寺郷太	1993	大切なあなた
本間昭光	1996	あなたに逢いたくて～Missing You～
野崎洋一	1983	Canary
野崎洋一	2020	風に向かう一輪の花

”プロが選んだ松田聖子の名曲”のコーナーで、宮本さんの肩書が「松田聖子の大ファン」となっていたのがちょっとツボに(笑)

肉声でのコメントはなかったものの、宮本さんは2曲選曲、あとは松田聖子への質問コーナーで登場。

宮本浩次が語る松田聖子

宮本さんが選んだ2曲は「青い珊瑚礁」と「赤いスイートピー」で、そのコメントは

「青い珊瑚礁」
声を張った時の可愛らしさ、爽快さ、力強さ、美しさ。
当時中学生だった私は、今までにない感情に心を揺さぶられました。
それは正直恋と言っていい感情です。
「赤いスイートピー」
それまでの曲と違って物静かな印象を受けた私でしたが、
この歌を聴くたび聖子さんの歌唱がより深まり
繊細になったことに気づかされたものでした。
2020.09.27 関ジャム完全燃SHOW 宮本浩次コメント

「恋と言っていい感情」だそうです！ 1980年と言えば、宮本さんは14歳。松田聖子の登場に胸ときめかせた宮本青年。「赤いスイートピー」にはその歌唱の変化を感じ取り。

松田聖子は、1年に4枚もシングルを出してたんですね。あの頃は珍しくなかったのかもしれないけど、それにしてもすごい。そして、絶妙なタイミングでイメチェンを図るスタッフの勘の鋭さ？というんでしょうか、「赤いスイートピー」とか、「SWEET MEMORIES」とか、戦略の巧みさにあらためて感心してしまいました。

私は松田聖子はリアルタイムではそんなに好きじゃなかったんですけど、今の方がむしろ聴くとぐっとくるものがあり、いい声だなあいい曲だなあと、遅ればせながらしみじみ思っております。

宮本浩次から松田聖子への質問

「宮本浩次が同じボーカリストとして聞きたいこと」は「現役で歌い続けていく上で気をつけていることは？」という質問。

松田聖子「気を付けているっていうと、それはまた違うかもしれないんですけど…歌の世界では歳を取らないんですよ。だから歌を歌っていると元気になって、あの頃と何にも変わらない気持ちになれるんですよ。それをまだ自分が感じられるうちは歌っていけるのかなっていう。そういう気持ちでずっと歌っていけたら幸せだなあって思います」
2020.09.27 関ジャム完全燃SHOW

「歌の世界では歳を取らない」！この説得力。こう言って納得させられる歌手はなかなかいない。
これは歌い手として言っていることだけど、この言葉はそのまま、ファンの思いそのままなんだろうなあ。
大人になった女たちも、イントロだけで歌いだしの1フレーズだけで一気に少女だったあの頃に戻ることができる。それが歌の、音楽の力というものなんでしょうね。

松田聖子が、歌の向き合い方について語る時、曲に入り込むのとは違って、その詩の世界に立っている、と言っていたのが印象的でした。誰かを演じているわけではないと。この俯瞰してる感じというかプロらしさというか、このへんはSWITCHで宮本さんが「意外と冷静」と言っていたのと重なる感じがしました。