映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』の劇中歌にエレカシ(がしかし)

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映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』を観ました。

公開当日のインスタグラム。
この伊藤沙莉、めちゃくちゃかわいくないですか。

ネット発の小説として話題となった原作は未読なのですが、森山未來と伊藤沙莉の二人が主演を務めると知り、キャスティングの字面だけでぐっときてしまい、早々に観に行ってまいりました。

目次

劇中歌にエレファントカシマシ「今宵の月のように」

1990年代を中心に描かれ、小沢健二(特に「犬は吠えるがキャラバンは進む」)がフィーチャーされた映画なのですが、それ以外にもいくつか劇中歌としていろんな曲が採用されていました。
なんとその中にエレカシの「今宵の月のように」が使用されていたのです。

映画の感想(ネタばれ)

ここで少し映画の感想を。
(ネタばれあり)

 

まず森山未來がすごい。瑞々しい青年からくたびれた中年まで演じきっていて見事でした。
森山未來は、出ているだけでその作品を見たくなる、そういう役者さんの一人ですね。

そして伊藤沙莉がすごい。伊藤沙莉のくるくる変わる表情を見るだけで幸せになれる。
NHK「魔改造の夜」の名誉顧問として登場したり、大豆田とわ子のナレーションやったり、最近一番目が離せない女優さんです。

さらに東出昌大がすごい。もうすごいしか言ってない(笑)。

感想がうまく書けないので、好きなところを箇条書きにすると

  • 初めて手紙をもらってアパートの階段を駆け上がる森山未來のひじの角度
  • 叩かれていた森山未來がおじさんになって今度は後輩を叩くの図
  • カロリーメイトを食べる東出昌大
  • 真夏、会社に泊まり込み激務の森山未來と東出昌大。寝起きの二人。ファックスの海。
  • 高嶋政伸のもみあげ
  • 「普通で暗い」とリピートする伊藤沙莉
  • ケイタマルヤマをまねてフェルトペンでスカートに花を描く伊藤沙莉
  • 伊藤沙莉が長袖を着る理由
  • 階段、くるりと振り返り、伊藤沙莉が自己紹介 → それを受ける森山未來の顔

再び、劇中歌にエレファントカシマシ「今宵の月のように」

エレカシファン目線でこの映画を観ると、

・・・などと、ちょこちょこ楽しめたのですが、が、しかし。しかしです。

映画に「今宵の月のように」が使われていることを、私はエンドロールで知りました。
要は、本編を観ている間は全然気がつかなかったのです。

ファンとしてなんたること!と思いつつ(笑)、Netflixでもやっているというので、家に戻ってあらためて観てみたのですが、それでもわからない。
リリースされた1997年のシーンか? とも思ったけど全然違う。
森山未來と伊藤沙莉がいちゃつくシーンで二人がぼそぼそ歌っており、そこなのか? と聴いてみたけどそれも違う(というか断片すぎてわからない)。
登場人物のうしろで流れているラジオもチェックしてみたけど全然出てこない。

困りました(笑)。
どこに使われているかわかった方はいるのでしょうか。
どのシーンで、どんな話の流れでエレカシがかかるのか。むずむず。気になる。

・・・というわけで、映画のどこにエレカシが使われていたかわからなかった、という、今日は我ながら残念な内容になってしまいました。

でも、映画はとってもよかったです。「ジョゼと虎と魚たち」「恋する惑星」が好きな人はきっと好きだと思います。

よかったら(^^)
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