年別活動振り返り

1988年(エレカシのリリース、ライブなどを振り返る)

リリース

1988.03.21 1st ALBUM 『THE ELEPHANT KASHIMASHI』
ファイティングマン/デーデ/星の砂/浮き草/てって/習わぬ経を読む男/BLUE DAYS/ゴクロウサン/夢の中で/やさしさ/花男
1988.03.21 1st SINGLE 『ファイティングマン』(cw/ポリスター)
1988.07.21 2nd SINGLE 『ふわふわ』(cw/夢の中で)
1988.11.02 3rd SINGLE 『おはようこんにちは』(cw/ああ流浪の民よ)
1988.11.21 2nd ALBUM 『THE ELEPHANT KASHIMASHI II』
優しい川/おはよう こんにちは/金でもないかと/土手/太陽ギラギラ/サラリ サラ サラリ/ゲンカクGet Up Baby/ああ流浪の民よ/自宅にて/待つ男

MV

  • ファイティングマン~やさしさ(from eZ) (※1)
  • 太陽ギラギラ(MUSIC VIDEO from eZ) (※1) 

ライブ

  • 1988.04.10 ミュージック・ウェイヴ・スペシャル(RCサクセション、ストリート・スライダーズとの初共演)
  • 1988.09.10 渋谷公会堂にて初のホールコンサート
  • など

ライブ 映像

「エレファントカシマシ EPIC映像作品集 1988-1994」
  • ファイティングマン(1988.09.10 渋谷公会堂)
  • ふわふわ(1988.09.10 渋谷公会堂)
「All Time Best Album THE FIGHTING MAN」【初回限定盤】映像特典
  • ファイティングマン(1988.09.10 渋谷公会堂)
Blu-ray/DVD ライヴ・フィルム『エレファントカシマシ ~1988/09/10 渋谷公会堂~』
  • おはよう こんにちは/浮き草/デーデ/星の砂/夢の中で/ゴクロウサン/ふわふわ/習わぬ経を読む男/ああ流浪の民よ/ポリスター/やさしさ/花男/ファイティングマン/待つ男

ライブ音源

「THE ELEPHANT KASHIMASHI」deluxe edition (Disc2 Live at 渋谷公会堂 1988.9.10)
  • おはよう こんにちは/浮き草/デーデ/星の砂/夢の中で/ゴクロウサン/ふわふわ/習わぬ経を読む男/ああ流浪の民よ/ポリスター/やさしさ/花男/ファイティングマン/待つ男

1988年のトピック

日本青年館

(1988年のことではないけれど)デビューの2年前、1986年にCBSソニーオーディションに入賞して
デビューのきっかけを得たエレカシ。
その会場は日本青年館でした。
シングル「夢を追う旅人」のジャケットのあの近辺。

宮本「あの辺、石くんとよく通るんだよ。こないだも車で帰る途中に『本当にここ、なくなっちゃったね』って話してた」

音楽と人2016年9月号

「夢を追う旅人」の裏ジャケの後ろ姿、あのなんとも言えない感じは、
きっとこういうニュアンスだったのかなあと思ったりしました。

汐留PIT

1988年の4月にはRCとスライダーズとの初共演。
3月21日デビュー後の初ライブがこのイベントだったようです。
「RCサクセションで踊ってろ!」で有名な(笑)汐留PIT。
このシーンはこの↓DVDで見ることができます。

25 years of the fighting men’s chronicle 劇場版 エレファントカシマシ ディレクターズカット

山中さんの言葉

「THE ELEPHANT KASHIMASHI」deluxe editionを久々に引っ張り出して
歌詞カードを見てみたら、
当時のディレクターお二人によるコメント文があって…
買った当時も読んだはずなんだけど、あらためて読むとじーんときてしまいました。
愛情あふれる、ほんとにいいコメントなんです。

山本慎太郎氏の序文は、レコーディングの合宿の時のエピソードで、
当時のメンバーの空気感が伝わってくるいい話だし
(ドライブの途中で洞窟に入っちゃうとか)、
山中さんの1stアルバムレコーディング時の話はほんとにぐっときて、

「どれだけ余計なエフェクト(リバーブとかetc…)しないかが音を仕上げていくテーマだったと思う。ほんとに何にも余計なものを足したくなかったんだと思う。」

「THE ELEPHANT KASHIMASHI」deluxe edition 「THE ELEPHANT KASHIMASHI」25周年に寄せて/ 山中幸夫氏

この「何にも余計なものを足したくなかった」という言葉に
エレカシというバンドがどれだけ期待され愛されていたか、
当時の空気がほんとによくわかりますねえ

初の渋谷公会堂

1stのdeluxe edition、Disc2のライブ音源は、ノーカット収録だけに、
曲と曲の間の場の雰囲気、
拍手の密じゃない感じとか、
当時の空気感が手に取るように伝わり
時空を超えてドキドキさせられます(笑)
MCもところどころに入ってて……そのふてぶてしさたるや!
そしてそれを客が喜んでいる!

「ああ流浪の民よ」がとってもいい。
歌もいいしバンドもとてもいい。
石くんのギターが歌ってて泣いててぐっときちゃう。

「ポリスター」の
《あいた口からよだれをタラタラ》
の歌いっぷりが……すさまじい…すさまじすぎて笑ってしまう……おそるべし1988年のエレカシ。

侘助的回想

1stアルバムのジャケ写撮影では「なんで見なきゃならないんだ」と視線をそらし、
デビューのお披露目ライブの「RCサクセションで踊ってろ!」、
そして9月には客電つけっぱなしの伝説ライブ。

振り返ってみても話題エピソード満載の1988年デビュー年。

私は当時、エレカシの名前くらいは知ってたのか名前も知らなかったのか…
アンテナ圏外だったような気がいたします。
名前を知っていたとしても、
当時の私の趣味趣向からして、そっちに行かなかったような……
こればかりは本当に、ご縁とタイミングなんですよね……

以上、1988年、エレカシデビュー年のもろもろでした。
当時のこと全然知らないのに…今さら感満載で失礼いたしました…


カントダウンが0になって、内容が発表されました。
下北沢シェルターのシューティングライブと、ベスト盤リリース。
内容はおいといても、ボリューム的にもっとあるのかなあと思ってました。
小出しに小出しに?
じらされてるのか?
そしてそのじらされ感を結構楽しんでしまうエレカシファンの性です…


追記: NHK「ミュージック・ポートレイト」で
大根仁監督が「優しい川」を選曲したもよう(まだ録画みてないのですが)
再放送もあるそうです→月曜 午前1時10分(日曜深夜)

※公式HP、本、雑誌、DVDもろもろ見ながら書きましたが、間違い等あったらごめんなさいm(._.)m

⇒1989年

POSTED COMMENT

  1. 侘助 より:

    鍵コメさま、こんにちは。
    1988年は残念ながら圏外でした。そのあともしばらく圏外…
    方向性ってありますよね…
    でも本当にこういうのもご縁というか、求めている時に、すーっとあらわれてくれるものなのかなあと思います。
    当時のエレカシを体感したかった、という思いはもちろんありつつなんですけど
    山中さんの言葉、いいですよねえ
    まさにサントリー山崎!
    シューティングライブは、ベスト盤の特典映像なんですよね! そんなシェルターなんて当たるはずが…と思ってたけど、映像で観れる、ということが抜け落ちてました! よかったー
    カウントダウン…私もちょっと期待しすぎていたのかも。
    でも、ベスト盤、またかと思ったけど、友達がいるのさと悲しみの果てが一緒に入ってるとか、これは入口としてはすてきな一枚になりそうです(人にも勧めやすい)
    選曲したときの気持ちを、ぜひ鹿野さんとかにインタビューしてほしい(熱くかたってくれそう)
    そうですよ、毎年おなじみの時期ですよ!
    いろいろ発表してもらって、ファンも、ファンになりかけの人も、たのしく盛り上がれる30周年イヤーになるといいですねー

  2. しょうたろー より:

    侘助さん、いつも拝読してます。私はファン歴1年です。昔からエレカシは知っていたけれど本当に縁があったのか、レインボウからはまっています。デビュー当時の彼らは可愛いですねー。ほんと、キュンキュンしちゃいます(๑>◡<๑)

  3. 侘助 より:

    しょうたろーさん、こんにちは。
    デビュー当時、当たり前ですけど若い!初々しいですねえ(^_^)
    この年はいろいろあって振り返るだけでおもしろかったです。
    本当に縁というのは… タイミングはいろいろありますが、きっと出会うべくして出会うんでしょうね。

  4. 侘助 より:

    鍵コメさま
    あたたかいお言葉どうもありがとうございます。
    すごく恐縮ですけどとてもうれしかったです。ほんとにはげみになります。
    しばらく書くのをお休みしていたのですが、
    今年の夏に再開しました。
    もっとうまく書けないかなあとか
    もっとおもしろおかしく書けないかなあとか
    いろいろ思うところはあるのですが、
    ぼちぼちやっています。
    私自身は普段失敗が多くて日々じたばたと…(笑)
    ちょっとまだいい人ぶって書いているところがあるのかもしれません…
    素直に書くというのは
    むずかしいことである、というのも最近思っていて
    素直になってるつもりでも、
    結構かっこつけてたり……
    でも、ここに書くのは好きだし楽しいので
    エレカシのことをあれこれ考えながら、
    他のことにも思いが及んだり、
    自分のことも向き合ったり、
    いろいろ書いていければなあと思っていますので、
    鍵コメさま、これからもどうぞときどき遊びにいらしてくださいね。
    30周年でいろいろにぎやかになってきました。
    みんなで盛り上げてすてきな30周年イヤーになるといいですね。

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