吉祥寺バウスシアターで爆音映画祭のリクエスト受付中とのこと。
はい、早速投票してまいりました。もちろん『扉の向こう』。
吉祥寺バウスシアターは、2004年に『扉の向こう』を上映した映画館でもあるんですね。
レイトショーで、吉祥寺まで『扉の向こう』をみるためにいそいそ出かけて行ったのを思い出します。
写真は見れないのですが、当時のバウスシアターの『扉の向こう』のページ。
http://www.baustheater.com/fme.htm
2週間弱やってたんですね。
『扉の向こう』で初めてバウスシアターに足を踏み入れた私は、
エピック時代にここでエレカシはコンサートをやったんだよなぁと、
それだけでじーんとして、館内をしみじみと見回したような気がします。
バウスシアター公演は1992年の2月24、25、26、28、29日と5daysやったそうで。
『エレファントカシマシ5』が出る少し前。
『EPIC映像集』にその時の様子が少し収められてます。
“シャララ“、“過ぎゆく日々“、“夕立をまってた“、“何も無き一夜“、“曙光”、
この5曲が少しずつ。
映像見直してみたんですけど、これ、好きなやつでした。
このDVDは何回か見てるんですけど、
ここがバウスシアターだというのにちっとも気が付いてませんでした(笑)
ライブの本番以外にも、リハーサル風景やオフショットなんかも入ってるんです。
茶系のニットを着た宮本さんが、リハで黙々とギターを弾くシーンがいいです。
黄色い花束のとこもいいですね。
あと麻雀ジャラジャラもこの映像。衝撃の石くん。
バウスシアターのWikiを見てみたら、前身は「ムサシノ映画劇場」という名前だったそうです。
そうか……吉祥寺は武蔵野市にありますもんね。
ムサシノ。武蔵野。
エレカシ的にはまたこれに過剰反応してしまう。
昔のbridge で、
少しだけ吉祥寺のことが出てきました。
(”寒き夜”について)
「これはふられたあとにやっぱ、彼女ができたんですね。そうすっとやっぱ散歩とかよくするんで――だからちょっと明るさの兆しっていうか、そういう歌なんです」
――もともと散歩って好きなんですか。
「凄い好きなんですよねえ。太宰治っていう暗いと言われてる小説家がいたんですけど、その人が吉祥寺にいたとかっていうと吉祥寺行っちゃったりしましたから、高校ぐらいのときに」
1997年のbridge 11月号(vol.16)の宮本浩次インタビュー(エレファントカシマシの10曲)
吉祥寺と言えば井の頭公園もあって、
井の頭公園と言えば、
ふたり並んで腰かけていた 井の頭公園で
エレファントカシマシ “リッスントゥザミュージック”
という詞の
“リッスントゥザミュージック”です。
若き日の宮本青年にとって吉祥寺は忘れえぬ場所なんでしょうね。
吉祥寺とエレカシは縁がありすぎるので、
こうなりゃやっぱり『扉の向こう』はバウスシアターで、
む、む、武蔵野のバウスシアターで観たい~
という思いがふつふつと沸いてきてしまいます。
吉祥寺バウスシアターの爆音映画祭のリクエストは3月3日まで。
http://www.bakuon-bb.net/request_do.php
爆音映画祭は5月31日~6月8日の1週間とのこと。
先生の誕生日も近いし、季節的にもいい時期ですね。
爆音映画祭で『扉の向こう』がかかることを念じつつ、
吉祥寺をめぐる武蔵野エレカシツアーをあれこれ夢想して、
しばらく地味に盛り上がろうと思います。