スペースシャワーTVの「スペチャ!」という番組に
『悪魔のささやき』のプロモーションでエレカシがゲストで出たとき
視聴者からの質問コーナーがあり、小さい頃どんな職業につきたかったかという質問がありました。
そのときのエレカシの皆さんの答えは、
宮本さん→新幹線の運転手(乗り物の中でも新幹線がスターという感じ)
石くん→工事のおじさん(作文に書いてた)
成ちゃん→プロ野球選手
トミ→ボクサー
成ちゃん、トミのリズム隊が、二人ともスポーツ選手。
宮本さんの新幹線の運転手については、
『絆(きづな)』の頃、@ぴあの六角精児さんとのインタビューでも話題に上がっていました。
http://www.pia.co.jp/interview/87/page2.php
ここでは、テレビの天気予報のキャスターにもなりたかったとおっしゃってます。
天気予報のキャスター! 「今の柔らかいコーナーじゃなくて」と言っているので、
昔のNHKとかそういう感じなのかな。指揮棒で天気図。意外です。
あとは、昔「HEY!HEY!HEY!」に出てたときは、図書館の係の人にもなりたかったと言ってました。
そして中でも目を引くのは、石くんの「工事のおじさん」です。
ハービー山口さんの番組「the roots」でも、ピーマンしょうゆ炒めの話の流れで、「小さい頃から工事のおじさんになりたいとか、そういうのに憧れはあったと思います」と言ってたし。
この、石くんの小さい頃の夢が「工事のおじさん」というのが、
昔から妙に気になってて、というか、好きな話なんですけど、
作文で書くぐらい、工事のおじさんになりたかった、憧れていた、という。激渋な子供だったんですね。
普通は、他のメンバーみたいに、乗り物の運転手とかスポーツ選手なんでしょうけど。
作業着で泥まみれ汗まみれになって、黙々と作業をする工事のおじさんを見て、
かっこいい、と石森少年は感じていたんでしょうか。
ガンダーラコンビネーション(石森・宮本)の作詞作曲の“遠い浜辺”、
渋くて大好きな曲なんですけど、
なんとなく石くんの「工事のおじさん」の話を思い出してしまいます。例えば、
あぁ 働き続ける 男たちの日々は/あぁ涙 枯れ果てた 心からさ
エレファントカシマシ “未来の生命体”
というところ、
眼差しが変わってない気がします。いい意味で。
スペチャ!のとき、石くんが「工事のおじさん」と答えたあと、
「何作りたい?」とMCのぺっちゃん(マペット)にきかれ、「穴掘りたい」と答えていました。
何を作るとかじゃなくて、穴掘りたい。いいなあ、石くん。