(セトリあげるのでこれから大阪ライブたのしみー、という方はスルーしてくださいませ)
行ってまいりました、恒例の新春コンサート。

目次
今年は東京2days+大阪2days
東京、大阪2日ずつ、というのは去年と変わらず、ただし日程が、
去年は大阪やってそのあと東京、
今年は東京やってそのあと大阪。
場所については大阪は変わらず、東京は去年は武道館で今年は東京国際フォーラム。
2020年1月4日(土) 東京国際フォーラム ホールA
2020年1月5日(日) 東京国際フォーラム ホールA
2020年1月9日(木) 大阪・フェスティバルホール
2020年1月10日(金) 大阪・フェスティバルホール
私は、東京の2日目に行ってきました。
エレカシ界隈、ライブ自体がめちゃくちゃ久しぶりで・・・
(個人的には7月の野音以来!)
激渋オープニング(「俺の道」~「平成理想主義」)
開演は5分くらい押したかな? 17:05くらいに客電が落ち
歓声の中、メンバーの皆さんがステージに登場。
宮本さんはうつむき加減に、ゆっくりと。
そうそう、この感じこの感じ。
1曲目は「俺の道」。おおお。
トミがハイハットオープン(言い方合ってるのかな?笑)でシャラシャラシャラ~~
もうイントロだけで胸がいっぱいになります。
近年1曲目を飾ることの多いこの曲。
エレカシだ。これがエレカシのコンサートの幕開けなんだよなー、
としょっぱなからぐっときていると
トミのフリーダムなドラミングで、こ、これは!
「俺の道」~「平成理想主義」のつながり、めちゃめちゃかっこよかった。
ここで一旦こまごまメモ。
・第1部は、ストリングスがほとんど入っていたような気がする。
・ハンドマイクはワイヤレス。
・キーボードサポートは村山潤氏。
・ギターのサポートはミッキーではなく山本幹宗さん。エレカシライブではお初です。
・「ファイティングマン」、最初ミヤジが弾き、石くんも弾き、
ふたりで弾きっこする感じがストーンズぽくてかっこよかった。
(ミヤジは結局ギターを下ろし歌う)
・アンコールは宮本氏「名曲 Tシャツ/俺たちの明日」に黒ジャケットを着て登場。
・何かの曲の絶叫が「ニャー!!」と聴こえてしまってこまった(笑)。
・宮本氏、客席に向かい突然「かわいいぜえーーーー」と叫ぶ。続けて「かっこいいぜーーー」「俺が」(笑)。
・「悪魔メフィスト」のあとに「風に吹かれて」という驚愕の振り幅。
・最後の方で(ラスト曲前くらいで)「あけましておめでとうございます!」と歌係。
(今かよ!)と観客たち、心の中でツッコミつつも盛り上がる。
・ストーンズ風挨拶は、第1部のあと、4人+村山氏+山本氏で。第2部のあと、6人+ストリングスの皆さんと。
・終演後、すぐにロビーに出て、時計を見たら19:45。
ミヤジの声が絶好調。
調子が良くて、歌ってて気持ちよさそう。
ここはいつもはファルセットかな? っていうところも
地声で歌ってたりして、とにかくすごかったです。
散歩の曲・・・みたいなMCでやったのが「ふたりの冬」で
冒頭、ミヤジの歌だけで始まったんだけど
声の伸びがすごかったです。
伴奏がないから(宮本さんのGはあったかもしれない)
そのぶん歌がよおーく聴こえて、ほんとになんという声なんだろう、と感嘆してしまった。
美声博物館というものがもしあったら、
一番いい場所のガラスケースに陳列されると思う。
それくらい、どうにかとじこめて永久保存しておきたいくらいの歌声でした。
「旅立ちの朝」も際立ってました。
曲が終わったあと、客席ではメンバーを呼ぶ歓声が飛び交うのが常なんだけど
「ふたりの冬」と「旅立ちの朝」のあとは、
しーーーん、と水を打ったような静けさだった。
もうみんな、圧倒されちゃってたんだと思うなあ。
久しぶりだったのが「遠い浜辺」。
大好きだから、イントロですぐ反応してしまった。キュイーン、と切ない切ないギターのチョーキング。石くんがよく見えなかったけど、石くん、弾いてたかな。
作曲石くんなんですよね。
激渋だ。ああもうほんとに激渋な曲。
これ聴くと・・・ミヤジにいじられがちな石くんだけど(笑)、男くさくて渋くて武骨な石くん(そういうものを好む石くん)、というのを思い出したりします。
アレンジがかっこよかったのは「未来の生命体」と「RESTART」。
「未来の生命体」は照明も赤と緑で妖しげでよかった。
「RESTART」だったかな、間奏で近未来なSEが投入されて(村山氏が作ってきたのかな)
これもかっこよかった。
「RESTART」は場数を重ねて育ってる感じがすごくする。どんどんかっこよくなってる。すごく盛り上がってました。
「君の人生は矛盾をはらんでいる。それでいい!」という名言を放ったあと「俺たちの明日」をやって第1部終了。
「デーデ」で後ずさりしたわけは・・・
第2部は「デーデ」でスタート。
「デーデ」でミヤジが舞台左右端の花道にやってきまして
私は端の席だったので、びっくりするくらい目の前に・・・。
わたくし自慢じゃないのですが、これまでエレカシで1列目の席を取れたことがなく、
フェスに行ってもすごく前には行かないので
私史上、こんなに間近に見たのは初めてでした。
近すぎるくらい目の前にするとどうなるかというと・・・
半歩後ずさりました(笑)
しかし、
前髪の分け目から見えたひんむいた目! その目力がほんとにすごかった。
歌の人は下手の花道で盛り上がったあまり、ステージに戻れず花道で曲のエンディングを迎えてしまったのですが、
ステージ中央に戻る道すがら
ミヤジきっかけで、曲をしめさせる(バンドがダダダダ♪としめる)
というのをやってて、
終わったかと思ったらまたミヤジがきっかけ出して、
皆が慌ててダダダダ♪と弾く、という。
最後のやつは、ミヤジむちゃぶりすぎて、グダグダで笑えました。
あれはなんだったんだろう(笑)。
いいセトリだったと思います。大満足。
アルバム「Wake Up」から5曲もほんとによかった。
「未来の生命体」から「俺たちの明日」への流れが、あとで改めてみるとすごくぐっとくる曲順だなーと。
いつも思うことだけど、ほんとうに歌、うた、歌がすごかった。
演奏も安定していて、
変に(大丈夫?)と心配になるようなシーンもなかった。
宮本さんも余計なことをしすぎず(おしりぺんぺんとか石くんいじりとかほとんどなかった)
まあ、これはまったくのゼロになるとそれはそれでさみしいのですが
そういうのに逃げなくていいくらい歌に集中してたし
歌うのがほんとに気持ちよかったんじゃないのかなと思う。
キメとかエンディングのタイミングとか溜息がもれるほどかっこいい場面が
いくつもあった。
ほんとにどれだけ練習したんだろう!
特にミヤジ以外のメンバーは、
久々のライブだし、準備に準備を重ねて、
満を持して当日を迎えたんだろうな~と思うと泣きそうになります。
ソロ活動のさなかに、こうして古巣のバンドのコンサートをやるというのは、どういう感じなんでしょうね。
でも昨日のライブを見ていたら、ソロ活動で得たものもいい影響を与えてるんだろう、また逆もしかりなんだろうなーと思えました。
Softbankから花。
おとうさん犬がカワイイ!

2020/01/05(日) 東京国際フォーラム セットリスト
(第1部)
01.俺の道
02.平成理想主義
03.新しい季節へキミと
04.旅
05.悲しみの果て
06.真冬のロマンチック
07.ふたりの冬
08.昔の侍
09.自由
10.i am hungry
11.ドビッシャー男
12.遠い浜辺
13.笑顔の未来へ
14.桜の花、舞い上がる道を
15.未来の生命体
16.旅立ちの朝
17.風と共に
18.俺たちの明日
(第2部)
19.デーデ
20.RESTART
21.ガストロンジャー
22.ズレてる方がいい
23.朝
24.悪魔メフィスト
25.風に吹かれて
26.今宵の月のように
(en.)
27.RAINBOW
28.so many people
29.ファイティングマン
※EKDBさんより
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