もう大晦日だなんて、
本当に1年過ぎるのが早すぎる…
エレカシ的年の瀬は、まさかのドラマ主演、シェルターライブ、恒例のCDJと
話題満載てんこもりとなりました。
そうそうそう。ドラマ観ました。「俺のセンセイ」
エレカシの曲がかかるたびに、ああっ、この曲は!
といちいち反応してなかなか話に入り込めなかったのですが……
虎太郎がいいキャラでした。
見栄、後悔、矛盾、卑屈、弱さ、諦め……
人間臭さをぎっしり詰め込んだようなキャラで
それを宮本さんががっぷり四つに組んでるなあと。
本業の俳優さんの「演じる」作業というのは、
肉体を空っぽの器にして、
そこに役柄を流し込む、という感じがするのだけど、
宮本さんは、器に己がぎっしり詰まったまま、
役を演じているのが面白かった。
格闘しているようにも見えるというか…
己そのものと役柄の
重なる部分、摩擦する部分、両方あったのが興味深かった
よかったのは、
すみれとケンカになった時に、「どすこいヤスシ!」の作者は俺だ、
少しは尊敬しろ!などと調子に乗って言ってしまうところ。
この男の小ささ。
こういう男のダメさがきちんと描かれているのはちょっとぐっとくるというか…
宮本浩次がドラマとはいえ、
「俺を敬え」みたいな台詞を言う役柄を演じている、
ということにぐっとくるというか
うまく言えないんですけど…
そういう男だけど、素直で人情派で、
全力で走って走って人のために尽くそうとする。
そういう役を宮本さんが演じている。
……というところがツボだったです。
“流れ星のやうな人生”の、
《いい気になったり 落ち込んだりして 陽がしづみまた陽が昇る》
が頭をよぎりました。
演技のこととか細かいこというとキリがなく、
いろんな意味で衝撃シーンもたーくさんありましたけど
チャーミングなドラマだったと思います。
でもやっぱり普通のドラマを観るようには観れなかった…(バイヤス入りまくり)
「(ヤスシ! ヤスシ!)」と口パクするところがお気に入りのシーンです。
しかしなんでドラマ受けたのかなー
そこのところほんときいてみたい
(話題作りだけではない気がするんだけどなー)
—–
……というわけで今年も終わります。
夏からまたこちらで書くようになりました。
あーだこーだととりとめもなく書いておりますが
お読みいただいてありがとうございました。
来年もぼちぼちやろうと思います。
来年はエレカシ30周年イヤーを迎えて
一体どんな1年になるのやら
きっといろいろやってくれるんでしょうけど
どんな感じで楽しませてくれるのやら
もろもろ来年も楽しみであります(わくわく)。
ではではよいお年を!