女性なら「私」「あたし」、男性なら「僕」「俺」とか、
四六時中気になっているわけではないけど、
自分のことをどう言うかなんとなく興味はあって。
以前、数年前ですが、ネットで「女性が男性に使ってほしい一人称のランキング」というものを見たことがあるんですけど
そこでは「僕」を上回って「俺」が1位になっていました。
でも、大差をつけて「俺」じゃなく、「僕」も結構拮抗している感じ。
エレカシと言えばやっぱり「俺」でしょうか。
『俺の道』アルバムタイトルにも登場するし、グッズTシャツにもなったし。
詞の中の一人称も圧倒的に「俺」。
でも意外と「僕」の歌詞も多くて、
“孤独な旅人”の出だしは
孤独な旅人
いずれ僕ら そんなものだろう
エレファントカシマシ “孤独な旅人” 詞/宮本浩次
“さらば青春”は
遠い 遠い 遠い 遠い日々を
僕ら歩いていたけれど
エレファントカシマシ “さらば青春” 詞/宮本浩次
という冒頭。
“リッスントゥザミュージック”も≪僕≫でした。
“一万回目の旅のはじまり”の中では≪ぼく≫。
お母さん、この通り、元気でやっているよ
おまけに強い男だから僕は大丈夫さ…(云々)
エレファントカシマシ “地元の朝” 詞/宮本浩次
この詞は母親に語りかけてるから自然に≪僕≫。
『町を見下ろす丘』に入っている“雨の日に…”の≪僕≫が結構好きで、
雨の日に僕は道に迷ってる
エレファントカシマシ “雨の日に…” 詞/宮本浩次
もうそのまま、何も盛ることせず、等身大。雨だし、道に迷ってるし、もう否応なしに一人称は≪僕≫という感じがします。
うつうつとした曲のようで≪僕の全てだった≫と気付くあたりは、なぜか前向きさも感じられたりする不思議な曲だなあと個人的には思ったりします。
雑誌のインタビューを読んでると、
渋谷さんとは、さすがに「僕」が基本で、でもたまに「俺」が混ざる感じがします。
山崎さんとの話だと、年も近く友人関係ということもあってか、基本「俺」。でも「僕」もときどき出てくるような気がします。
エレカシと言えば「俺」という感じだけど、
意外と「僕」の曲もあって、けっこう好きだなあと思いました。素の感じがするというか。
エレカシの曲はほとんどが一人称「俺」で、そんな中に「僕」がときどき顔を出すのが、なんか絶妙でいいなあと思います。きっと混ざっているのがいいんだろうなと思います。
本当に、、僕と俺が混ざっているのがいいですよね!
そこにキュン&グッと来てしまいます。
因みに私は流れ星のやうな人生の「神様、ぼくを見て」が好きです♪
しょこらさん、こんにちは♪
はっ。「ぼく」の大事な曲を忘れてました!
私もそこ大好きです! もうその曲自体が大好きです!
僕と俺、1曲の中で混ざっているのもあって、もう、めちゃめちゃツボです~