週末、上野の国立博物館に円空仏を見に行くので、
それならばエレカシに縁のある上野散歩を堪能しようと、
今日は上野についていろいろ予習したり復習したり、ガサゴソ……
「明日に向かって歩け!」の「宮本をめぐる東京・武蔵野三十三景」には、
不忍池、国立博物館、西洋美術館、上野大仏、精養軒、東照宮と6カ所も上野公園が。
東照宮と言えば日光かと思っていたら、上野にもあったんですね。
ROCKIN’ ON JAPAN vol.355 2009年9月号は「エレファントカシマシの10曲」という記事で、
宮本さん自身がエレカシの曲を10曲選んで山崎さんと語っていたんですが、
このときの撮影場所が上野公園。不忍池でボートにも乗ってました。
巻末の「場外乱闘」によると、見事なオール捌きだったらしい。
「宮本浩次 かく語りき」でも上野の話はたくさんしてましたね。
「不忍池 第3回」のカモの話、鳩とカラスとカモとスズメでみんなでエサ食ってます、
のくだりの先生の恐るべきリズム感がたまらなくいい感じです。
先生にとって青春の場所、上野。
散歩の音楽は、エピック初期の傑作、「浮世の夢」で。
このアルバムの頃、宮本さんは一番訪れていたそうで。
「上野の山」、いいですねえ。また野音で聴きたいなあ。
「精養軒」の第1回で、森鴎外の「雁」の舞台になったのが上野界隈で、
という話を宮本さんがしていたので、
ぱらぱらっと「雁」を見てみたら、上野もそうだし、湯島、無縁坂も出てくる。
メインの登場人物岡田(いやみのないイケメン)の散歩コースに、無縁坂、湯島天神、神田明神などが出てきました。
無縁坂も「東京・武蔵野三十三景」のひとつ。
森鴎外は数冊しか読んでないけれど、「雁」は好きでした。
舞姫とかに比べてわりと読みやすいというのもあったんですけど、恋の話でもあるし、
男の話でもあるし、当時の女の悲しみの話でもあるし。
突然ですが、森鴎外はイケメンだったんでしょうか。
「舞姫」とか読むと、女の人に追いかけられるぐらいだからナイスガイだったんだろうなーと思う。
若いころの森鴎外の写真を見ると、キム兄(木村祐一)にどことなく似てる気がしたけど……似てないか。
話がそれてしまいました。
それたついでに、似てる似てないの話で言うと、宮本さんは誰かに似てるなあ、というのはあんまりないけど、
唯一、松山ケンイチの「眉毛」が似てる、と思ったことがあります。
無防備というか、眉毛が唯一スキのあるパーツ、という感じ。
目と眉毛の関係というのかなあ……うーん、よくわかりません。今は多分違うなー
すみません、上野の話でした。
去年、秋の終わりに上野を散歩したとき、上野大仏を初めて見たけど、
「明日に向かって歩け!」にあるように、確かに若干不細工でしたが、でもとってもキュートでした。
仏様の頭だけがどーんとあるんです。とても大きかったです。
無理矢理、大仏で上野に戻したけど、上野からキム兄、眉毛の話まで、
幅広くお届けしてみました(笑)
とにかく週末は上野を散歩してきまーす。