SPACE SHOWER MOBILEの鹿野さんのコラム。
http://www.spaceshowertv.com/sp/content/mobile/column/shikano/2012/10/24.html
今日は25日だからもう野音からは10日以上経つのですね。
いつもの生活、いつもの日常に戻ってきた今日この頃、
ここにきて、鹿野さんのこのコラムを読むと、
またぶいーんと、小雨ふりそぼる曇天の10月14日の日比谷に呼び戻されるようです。
スタッフのことに触れられていました。
やっぱりあの日は、外聴きに来た人も1000人いたというし、
もちろん演者含めて開催側の空気も緊迫していたことでしょう。
会場全体が尋常じゃない「気」に包まれていたから、
スタッフさんもそのプレッシャーは肌で感じていたんじゃなかろうか。
終演後はホッとして今にも泣きだしそうだったと、そのスタッフの顔を見て、あの日の特別さを窺い知ったと。
いい話だなあ。
エレファントカシマシってバンドの中のバンドなんだよね
SPACE SHOWER MOBILE 鹿野淳コラム
http://www.spaceshowertv.com/sp/content/mobile/column/shikano/2012/10/24.html
鹿野さん、みんなそう思ったでしょ、ってさらっと書いてますけど、
もう、そうです。その通りです。
あの日12曲やった中で、やっぱり一番心に強く強く残ったのは、
バンドでやった”ズレてる方がいい”でした。
だけど、演奏中、宮本さんが耳を押えてるのを目の当たりにすると、
なんとなく、今、やっぱりエレカシはバンドなのだ! と声高に言うのは気が引けてしまった。
でも、鹿野さんも書いてるし、私も便乗してしまおうと思います。
だって、あの時の”ズレてる方がいい”は、空の重たい雲を散らかし飛ばすぐらいかっこよかったですから。
かっこいいものはかっこいい。エレカシはバンドで、泣く子も黙る最強のロックンロールバンド(日本の宝)。
気が引けるとか言ってる時点で、先生はしゃらくさいと思ってるような気もしてきました。
あの日、バンドで”ズレてる方がいい”をやってくれた宮本さんの気概に改めて拍手を送りたいと思います。
終演後、いろいろ噛み締めている先生の姿、
そのうしろで、支えるように控え、バンドマン然としていたという石くん、成ちゃん、トミの三人。
鹿野さん、今、すごく読みたかった記事を書いてくれてありがとうございました。
これを読んで、私も便乗して、勝手に胸を撫で下ろしました。
来月のMUSICA、楽しみです。