2010年（エレカシのリリース、ライブなどを振り返る）

リリース

2010.03.17　LIVE DVD『エレファントカシマシ 2009年10月24,25日 日比谷野外音楽堂』
2010.05.12　39th SINGLE『幸せよ、この指にとまれ』（c/w 赤き空よ！）
2010.09.22　40th SINGLE『明日への記憶』（c/w 歩く男，明日への記憶/acoustic ver.）
2010.10.20　41th SINGLE『いつか見た夢を／彼女は買い物の帰り道』
2010.11.17　20th ALBUM『悪魔のささやき～そして、心に火を灯す旅～』

MV

幸せよ、この指にとまれ

赤き空よ！

明日への記憶

いつか見た夢を

彼女は買い物の帰り道

悪魔メフィスト

ライブ

05月16日(日) 富士スピードウェイ (JAPAN JAM 2010) SPECIAL GUEST/Chara
08月09日(月) 東京・丸の内COTTON CLUB(ファンクラブ限定スペシャルライブ・「明日への記憶」「いつか見た夢を」プロモーションビデオ撮影)

ライブ映像

• 風に吹かれて
  (2010.05.16 JAPAN JAM 2010) SPECIAL GUEST/Chara
• リッスントゥザミュージック
  (2010.08.07 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010)
• 幸せよ、この指にとまれ
  (2010.05.01 ARABAKI ROCK FEST. 2010)
• 俺の道～今をかきならせ～FLYER
  (2010.5.30 ROCKS TOKYO 2010／若洲公園)
• 女神になって*～はじまりは今　
  (2010.7.19 ap bank fes ’10／つま恋)
• ファイティングマン～so many people～太陽の季節　
  (2010.7.23 GG10／SHIBUYA-AX)
• リッスントゥザミュージック～明日への記憶　
  (2010.8.14 RISING SUN ROCK FES. 2010)
• 明日への記憶～待つ男　
  (2010.8.29 SWEET LOVE SHOWER 2010)

• 夢を見ようぜ／悲しみの果て／太陽ギラギラ／もしも願いが叶うなら／明日への記憶／笑顔の未来へ／珍奇男／歩く男／いつか見た夢を／イージー／FLYER／ファイティングマン／花男
• (2010.08.09日 in COTTON CLUB)

ライブ音源

• Sky is blue(*1) ／絆(きづな)(*2) ／ハナウタ～遠い昔からの物語～(*2) ／幸せよ、この指にとまれ(*3) 赤き空よ！(*2) ／俺たちの明日(*2)／ 地元のダンナ(*2) ／翳りゆく部屋(*3) ／桜の花、舞い上がる道を(*2) ／待つ男(*3)

*1：2010.01.08 渋谷C.C.Lemonホール

*2：2010.01.09 渋谷C.C.Lemonホール

*3：2010.01.11 大阪厚生年金会館大ホール

◇完全限定生産 6枚組ライブブートレグBOX[the fighting men’s chronicle] ～ THE ELEPHANT KASHIMASHI official live bootleg box

【Disc6】history of japan 「日本の歴史」エレファントカシマシ　ロックインジャパン　ライブヒストリーⅡ

• 達者であれよ／リッスントゥザミュージック
  (2010.5.16 JAPAN JAM 2010)
• 脱コミュニケーション／旅 
  (2010.12.31 COUNTDOWN JAPAN 10/11)

2010年のトピック

JAPAN JAM 2010

今でも続いてるフェスですが、この年に「JAPAN JAM」というロッキング・オンがらみのイベントが始まりまして、エレカシも出演しました。

このイベントは、最初の頃はその名の通りがっつり「ジャムる＝コラボする」という趣旨で行われていました。

エレカシはゲストにCharaを迎えて、YEN TOWN BANDの「swallowtail butterfly ～あいのうた～」とエレカシの「風に吹かれて」、Charaの曲「エレガンス」とミックスした「それを愛と呼ぶとしよう」を一緒にやりました。

エレカシがフェスでコラボする、というニュースが流れた時ちょっと騒然としたような気がします。。。 少なくとも私は驚いてしまいまして。

[公式レポ]JAPAN JAM 2010 クイックレポート/まさにスペシャル！まだ誰もみたことのないエレカシを目撃した！
https://rockinon.com/quick/japanjam2010/detail/34835

タイトルが大げさに見えるかもしれないけれど、いやいやほんとうにそんな感じのステージでした。

それまで、トランペットの近藤等則さんと「東京の空」で共演しているのを観たことはありましたが、 エレカシが他のアーティストと、しかもシンガーと一緒に何かやるなんて、かなり信じがたいことなのでした。

ファンクラブ限定スペシャルライブ ＠COTTON CLUB

COTTON CLUBでのライブもこの年。 ファンクラブ限定のライブなんてそれまでありませんでした（たぶん）

私はこのライブは申し込んでなく参加していないのですが、映像を見ると、 客席にはテーブルがあり、観客は向かい合って椅子に座っています。ライブ中、ずっと着席の状態。 MCでも言っているけど、場所が場所だけにいつもと違う感じの空気です。シックなムードで。

宮本浩次「もともと今回はライブハウスでプロモーションビデオをライブでしたものにしたいなとずっと思ってて。こんな素敵な、まさかこんなCOTTON CLUBみたいな、スペシャルなとても素敵な店で……ありがとうございます！光栄です！ありがとう。どうせだったらそんな素敵な会場でできるんだったら全員は無理だけどファンの人と一緒にできたらいいなっていうふうに思って、実現して……ありがとう。そしておめでとう！ よくわかんないけど。俺もおめでとう！」

2010.08.09 COTTON CLUB MC

この雰囲気の中でやる「太陽ギラギラ」や「もしも願いが叶うなら」、そして「珍奇男」がめちゃくちゃかっこいい。終わってからのMCが「リラックスしてかっこいい”珍奇男”になりました。ありがとう」と。「イージー」もほれぼれするかっこよさです。

アルバムの初回限定盤の特典映像として収録されています。

悪魔のささやき～そして、心に火を灯す旅～[初回限定盤A]

「悪魔のささやき～そして、心に火を灯す旅～」リリース

2010年の終わりには20枚目のオリジナルアルバム「悪魔のささやき～そして、心に火を灯す旅～」が発売になります。

●”悪魔メフィスト”、最後鳥肌立つよ、やっぱり。
宮本「あっそう？ 引っ繰り返してる？ ちゃぶ台(笑)」

ROCKIN’ ON JAPAN 2010年12月号 p.64

このアルバムのインタビューではよく「ちゃぶ台をひっくり返す」という言い方をしていました。

なんたって「悪魔メフィスト」がすごいことになってますから。「STARTING OVER」や「昇れる太陽」にはなかった「ダークでヘヴィ」なものがこの新譜では蠢いてます。

レコード会社が変わり、心機一転して一見ポップ路線に変わったふうに見えても実は、ちゃぶ台ひっくり返したくてうずうずしてたんだろうなあと「悪魔メフィスト」みたいな曲を聴いてるとつくづく思うのです。

侘助的回想

この年、個人的に一番思い出深いのは、JAPAN JAM 2010。

私もこのイベントに参加しましたけど、 宮本さんはCharaを呼び込んだ時は相当緊張していたと思います。

Charaの白と黒の衣装、あれは今思えば宮本リスペクトだったのだろうか（気づくのが遅すぎる…）
Charaがハイタッチしようとしたんだけど、宮本さんがうまく返せなかった、というシーンを鮮明に覚えております。

MCコーナーは、とにかくCharaの「ねえさん感」がはんぱなく、Charaの仕切りに、少々ドギマギしている総合司会でしたが、でも、最強のノドを持つ二人が奏でる歌は本当にすばらしかった。

私は、ああ、こうしてエレカシも他の人と一緒にステージに立ってコラボするようになったんだなあと思ってしみじみしながら見ておりました。

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