先日は図書館の話を思い出したので、今日は本屋の話を少し。
エレカシで本屋と言えば、ジュンク堂。
「かく語りき」でも、何度か登場していました。
ジュンク堂池袋本店
http://www.junkudo.co.jp/tenpo/shop-ikebukuro.html
ほかにも、赤本に出てきた本屋は、
池袋 芳林堂
http://www.horindo.co.jp/
旭屋(東武デパート)
http://www.asahiya.com/shop/eastjapan/tokyo-tonai/ikebukuro/
LIBRO
http://www.libro.jp/
※LIBRO池袋店は2015年で閉店してしまったようです。
池袋は本当に書店が充実しています。
池袋のジュンク堂へ初めて行ったときは、
売り場の広さにほんとにびっくりしました。
「かく語りき」でも宮本先生言ってましたが、ほんとに図書館みたいにたくさん本があるんです。圧倒されます。
ジュンク堂だったらいくらでも時間がつぶせます。
4階だったかな、先生が穴場だと言っておすすめしていた併設のカフェに行ってみたりもしました。
大きな本屋さんに行って、ゆっくり背表紙を眺めながら、
思ってもみなかった1冊を衝動買いするのが、また楽しかったりします。
最近は、ネットで本を買うことも多くなってしまったけれど(便利だし)、
でも、本屋であてどなく売り場をうろついたり一見無駄なような時間が
実は大事なのかなーなんて最近ちょっと思ったりもします。
エレカシの曲で本屋が出てくる曲と言えば、
『風』に入っている“定め”。曲中の台詞のところです。
本屋通いをやめてしまったんだ。
エレファントカシマシ “定め” 詞/宮本浩次
という告白。
何万回もいってきたからね。
(同上)
というところが印象的。
悶々としたりもしてるけれど、目線が前を向いてる空気があってとても好きな詞です。
それから最近の曲だとやっぱり“七色の虹の橋”。
待ち合わせの場所は≪古本屋≫、
あの頃、彼女は≪インテリア雑誌≫を見ていたと回想し、
今、自分は≪ボードレール≫を手にとっている。
まさに宮本さんならではの、古本屋が舞台の弾き語りの歌。
「かく語りき」のジュンク堂映像も好きでしたが、
DVD『扉の向こう』に一瞬、本屋で(多分古本屋)、じーっと本を眺めやる先生、
というシーンが映るんですが、あれはいい。なにがいいんだろう。よくわかりませんけど。すごく真剣に本の背文字を追っているのですね。
パスタシーンの後ぐらいに、ほんとに一瞬出てきます。
フラカンのボーカルけいすけさんは、
神保町の古本屋で宮本さんを発見して大興奮したものの、
声をかけられないままただあとをつけた、
というエピソードが「風に吹かれて-エレファントカシマシの軌跡-」に載っていましたが、
そりゃもう、そうなってしまうだろうなあ。
本と先生。どこか立ち入ってはいけない、聖域のような感じがして声かけられなかったんだろうなあ。
と思って妙に納得してしまうエピソードでした。
