エレカシ辞典(非公式) PR

エレカシ辞典(非公式) -な行-

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永井荷風 【ながいかふう】
宮本に大きな影響を与えた、明治から昭和にかけて活躍した作家。
アルバム『浮世の夢』についてのインタビュー(MUSICA)で宮本は「当時の僕には永井荷風がいたんです」と語っている。(MUSICA vol.12 2008.4)
アルバム『俺の道』に収録の”ラスト・ゲーム”の詞にも永井荷風が登場する。
単行本『東京の空』では、荷風の『断腸亭日乗』の一文を引用し、「荷風の日記はまるで詩であると思った。」と書いている(P.60)。



仲井戸麗市 【なかいどれいち】
エレカシのメンバーが10代の頃に多大な影響を受けたRCサクセションのギタリスト。通称CHABO(チャボ)。現在はソロや「麗蘭」(土屋公平とのユニット)で活動。
1988年、デビュー間もないエレカシはRCサクセション、ストリートスライダーズの対バンのオープニングアクトとして出演。
2008年10月の仲井戸麗市バースデーイベント「野郎共の競宴」にはエレカシがゲスト出演。
イベント「Japan Jam 2011」では、エレカシのステージにゲストとしてCHABOが登場、「ブン・ブン・ブン」「スローバラード」「君が僕を知ってる」 「雨あがりの夜空に」という4曲のRCのナンバーで共演した。
他にも2017年の「オハラブレイク」、2018年の「ARABAKI ROCK FEST.18」でも共演している。

なぜだか、俺は祈ってゐた。 【なぜだか、ぼくはいのってゐた。】
17枚目のアルバム「町を見下ろす丘」の最後に収録されている曲。
このアルバムは他の曲でも、”地元のダンナ”、”理想の朝”、”雨の日に・・・”など、旧仮名遣が多用されている。

【なつ】
エレカシの夏の曲には「真夏の革命」「暑中見舞-憂鬱な午後-」「今宵の月のように」などがある。

夏目漱石 【なつめそうせき】
宮本が敬愛する明治の小説家。

【なみだ】
“涙”、”暮れゆく夕べの空”に出てくる涙は漢字の「涙」、
“優しい川”、”風に吹かれて”、”季節はずれの男”に出てくる涙はカタカナの「ナミダ」。
シングル「ズレてる方がいい」のカップリングは”涙を流す男”である。

ニーチェ 【にーちぇ】
哲学者。かつて宮本はニーチェの著書を愛読した。アルバム『風』の歌詞カードには「黒いバラとりはらい 白い風流しこむ」という「ファイティングマン」の一節とともに、「あの虹、あの超人への橋。」というニーチェの言葉が引用されている。

におい 【におい】
“月夜の散歩”には川の、”夜の道”には秋のにおいが歌詞に書かれている。



肉団子 【にくだんご】
宮本の好物。母親が買ってきた銀座アスターの肉団子をよく食べていたらしい。

ニタリニタリ 【にたりにたり】
≪ニタリ ニタリと策士ども≫は、エレカシのデビューアルバム『THE ELEPHANT KASHIMASHI』の最後に収められている”花男”の冒頭部分。
“花男”は2012年10月14日の日比谷野外大音楽堂でも宮本の弾き語りで演奏された。

日本婚姻史 【にほんこんいんし】
宮本はかつて、結婚について追及すべく「日本婚姻史」という本を買って読んだことがあるという。(brdige Vol.16 1997 November)

ニューヨーク 【にゅーよーく】
27枚目のシングル「普通の日々」のカップリングは”ハロー New York!”。
アルバム『ライフ』のレコーディングで、プロデューサー小林武史氏に呼ばれ、宮本はニューヨークに渡っている。当時、ニューヨーク同時多発テロがあった後だったため、空港がガラガラだったらしく、”ハロー New York!”ではそのことも歌われている。≪煙草高い ひぃー 500円よ hoo≫というくだりもある。

ニルヴァーナ 【にるばーな】
スペースシャワーの番組「スペチャ!」にエレカシの4人がゲストで出演した際、よく聴いているCDとして、冨永が挙げたのがニルヴァーナの『Nevermind』だった。



【ぬ】
[助動]
・打ち消しの意を表す。≪転ばぬ先の杖のよう≫(”花男”)、≪尽きやらぬ悩みごと何処へやら 涙は見せぬ方がいい≫(“東京の空”)、≪動かぬ体もてあまし 太陽の季節 ボケゆく頭 動かぬ体≫(“太陽の季節”)、曲のタイトルに”見果てぬ夢”、”習わぬ経を読む男”
・当然・義務の意を表す。≪かけぬけにゃならぬ。恋をせにゃならぬ。メシ食わにゃならぬ。≫(“シャララ”)
・催促・勧誘・依頼の意を表す。≪どうだ貴様もくらさぬか?≫(“遁生”)

【ねこ】
2014年6月14日「王様のブランチ」の一コーナー「読書LOVERS」に宮本浩次が登場した際、
・夏目漱石「吾輩は猫である」新潮文庫
・松山巖 (解説), 池田信 (写真)「1960年代の東京 路面電車が走る水の都の記憶」毎日新聞社
の二冊を紹介した。
漱石の本にちなみ、猫が冬に駐車場で、タイヤに張り付いて暖をとっているのがかわいいと、全身ゼスチャー付きで語った。

根津神社 【ねづじんじゃ】
東京都文京区根津にある神社で、サードアルバム『浮世の夢』に収録の”見果てぬ夢”のビデオのロケ地である。映像には宮本一人が登場し、境内を歩き、椅子に腰かけてタバコを吸い、最後のシーンではおみくじを買っている。



寝る、寝ころぶ 【ねる、ねころぶ】
”寝るだけさ”、”優しい川”、”何も無き一夜”、”遁生”には
「寝る」「寝ころぶ」というキーワードが幾度となく登場する。
“うつら うつら”という曲もある。

のぼうの城 【のぼうのしろ】
2012年11月に公開された邦画。エレカシが主題歌「ズレてる方がいい」を提供した。
宮本は映画を4回みて作詞をしたといい、
「主人公成田長親に自分の心を投影し『ズレてる方がいい』というキーワードを得、“ズレてる奴らのカッコよさ”を正面から歌い上げました」とコメントを寄せている。
また「ズレてる方がいい」のMVは、この映画のスタッフが担当し、オープンセットのあった苫小牧で撮影された。

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