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ポッドキャスト「JAPAN RADIO」#03【エレファントカシマシ】~「風に吹かれて -エレファントカシマシの軌跡-」と思い出すことなど~

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だいぶ時間が経ってしまったのですが、「JAPAN RADIO」のエレカシ回について。

rockin’on.com/山崎洋一郎の「総編集長日記」
エレファントカシマシについて語りました。日本のアーティストを毎回一組ピックアップして語るポッドキャスト番組「JAPAN RADIO」

ポッドキャスト番組「JAPAN RADIO」とは

「JAPAN RADIO」とは、2021年4月から始まったロッキング・オンの山崎洋一郎氏を中心に日本の音楽シーンを語らうというポッドキャスト番組。

この番組は、日本の音楽シーンを振り返りながらそこに登場した数々のロックアーティストやレジェンド、時代を変えた重要なアーティストを毎回1組取り上げて、ロッキングオンジャパン編集長の山崎洋一郎がリアルな情報を届ける番組です。
「JAPAN RADIO」詳細情報

#1がエピローグ、その後週1の頻度でアップされているようです。
登場するのはエレカシファンにもおなじみ山崎洋一郎氏と、ほかにテリー植田氏、ZUZOMARIさん。

このポッドキャスト番組の3回目でエレカシが取り上げられました。さすが山崎さん。早い。ブルーハーツの次がエレカシ。
エレカシ回は2021年4月16日付け。42分。

Apple Music 「JAPAN RADIO」#03【エレファントカシマシ】

https://anchor.fm/japanradio/episodes/03-eso8fv

Spotify 「JAPAN RADIO」#03【エレファントカシマシ】

 

「JAPAN RADIO」#03【エレファントカシマシ】の内容

このポッドキャスト、曲は一切かからず、テーマのアーティストについてとにかく三人がしゃべりまくるという内容。

初めて聞くような話や興味深いエピソードも多かったので、もろもろここに書き留めておきたいと思います。

山崎洋一郎とエレカシの出会い

80年代終わり、ロッキング・オン社に入って2、3年目、25,6歳の山崎さん。まだ「ROCKIN’ON JAPAN」も創刊されておらず、洋楽雑誌「rockin’ on」を渋谷陽一ら5人で家族っぽくやっていた頃。ソニーオーディションで、優勝は逃したがいいバンドがいると聞かされ、編集部のみんなで聴いたのが「ファイティングマン」だった。すごいバンドがいると編集部じゅうで盛り上がった。

山崎洋一郎:「ファイティングマン」は今は、過去の名曲、締めの曲みたいなかっこいいイメージがあるかもしれないけど、当時は皆、仕事中で鼻歌で歌うための曲で。《オー ファイティングマーン イエー》ってみんな鼻歌歌いながら、編集部で(笑) ほんと元気出てた、歌いながら。何かっていうとあの歌が出てくるのね。

「JAPAN RADIO」#03【エレファントカシマシ】

その当時の”ロッキング・オン”のテーマソングになっちゃった、と山崎さんは語ります。

山崎さんも初めてしゃべると言っていたけれど、この話は初めて聞きました。
確かに「ファイティングマン」は今ではライブの終盤にやることが多い。アンコールとか。
しかし当時は違ったのだと。鼻歌で歌ってたんだと。仕事場でのテーマソングだったんだと。

当時まだ小さかったロッキング・オン社。革新的なことを次々とやり、夢の数だけ障壁もあった時だろう。「ファイティングマン」という曲が、音楽誌とアーティストという関係を越え、若い編集者たちを鼓舞し勇気づけたということは想像に難くない。

山崎洋一郎、初めてのエレカシライブ

最初の出会いが「ファイティングマン」だったことから、ノリのいい、イケイケなライブをするだろうと思ってエレカシのライブを観に行った山崎さんでしたが・・・

メンバーが出てくるんだけど、出てくる時の足音が「コツ、コツ」って聞こえるぐらい(笑)
それで曲が始まって終わるまで、一切声援とかもちろんなし。(中略)すぐ舌打ちしたりとか。横向いたりとか。とにかく機嫌悪そうにするっていう。そういうもんだったの。エレカシのライブっていうのは。
今のイメージと全然違うでしょ? 今は始まったらさ、「イエーーー!」って出てきて「エブリバディ! ようこそ!」ってやるじゃん。もう、考えられない。あの頃のエレカシからすると。
同上

EPIC期のライブの様子。私も例えば↓の渋公の映像等で知るしかないのですが、本当に今からは想像できない。

ライヴ・フィルム『エレファントカシマシ~1988/09/10 渋谷公会堂~』

立っちゃいけないし、声援もダメだし、
例えば↓に入っている1990年の武道館や、エレファントカシマシ6の頃のライブなどは、見ているだけで息が詰まりそうな場の空気。映像を通じても緊張してしまう。

エレファントカシマシ EPIC映像作品集 1988-1994

山崎洋一郎、初めてのエレカシインタビュー

山崎さん、初めてのインタビューは宮本浩次と1対1。さながら、思いつめた二人の文学青年が向き合って、ああでもないこうでもないと言葉少なにしゃべる禅問答みたいだったそう。

山崎洋一郎:基本的にずーっとそういう雰囲気は変わらず・・・いまだにそういうアレはありますよ。言葉数は増えてるし、和気あいあいとしてる風には見えるけど、いまだに丁寧語、敬語だし、お互い。「そうですよね」みたいな。ですます調で話すし。
ちょっと俺が外れたことを言ったりすると、彼は明らかに機嫌を損ねますよ。気持ちよく機嫌を損ねますよ。「何もわかってないですね」っていう目でこっちを見る。
同上

「何もわかってないですね」っていう目!
想像するだけで震え上がるんですけど、そのやりとりを傍から見てみたいというこのマニアックなファン心理・・・(笑)
「気持ちよく機嫌を損ねますよ」と言う山崎さんは、嬉しそうにも見えます。容赦しない容赦されない人間どうし。その信頼関係というのは尊いものだと思うのです。

プチ情報としては、宮本さんが山崎さんにインタビューされている映像が特典として収められているのが「Life TOUR 2002」。インタビューの場所は六義園です。

低迷していたエレカシが売れた理由

エピック期の7枚のアルバムのセールスは7000から13000枚の間。
その後どうして売れるようになったのかと問われた山崎さん。

山崎洋一郎:曲が完全にポップになったんですよね。レコーディングとかもクセのあるものじゃなくて、聴きやすいアレンジのレコーディングに変わって。あとはライブでのキャラクターが全く変わった。それこそ出てきて「ようこそエブリバディ!」あの宮本が登場したのがこの時期。
同上

宮本さんが以前、過去を振り返って、意識的にライブのやり方を変えた、と言っていたのが1994年の市川でのライブだそうです。とにかく「サンキュー」を連呼し、ステージングのノリを変えたそうです。

1994年(エレカシのリリース、ライブなどを振り返る) リリース 1994.04.21 8th SINGLE『この世は最高!』(cw/真冬のロマンチック) 19...

山崎洋一郎が思うエレカシの音楽的魅力

エレカシが出てきた80年代終盤、日本はゴリッとしたロックバンドが全然いなくて、エレカシはそれだけで「どロックじゃん、珍しいな今時」と山崎さんは思って衝撃だったそうです。

山崎洋一郎:ただのロックじゃなくてめちゃくちゃユニークな特殊なロックで、僕はよく言うんだけどレッド・ツェッペリンのサウンドに日本文学が乗っかったみたいなのは今までなかったスタイルで、これはすごい面白いなと思いましたね。発明だなと思って。
同上

ツェッペリンサウンドに日本文学をのせるという、まさに唯一無二の存在だったエレファントカシマシ。
当時はバンドブームだったけど、もっとポップでカジュアルで、それまでの歌謡曲を引き継いだようなテイストのグループがほとんどだった中、エレカシは明らかに異彩を放っていたのでした。

テリー植田さんの、エレカシは「大丈夫だと背中を叩いてくれる感じが今だにあるじゃないですか。でも説教臭くなくて、文学的に応援してくれる」とのコメントに対して山崎さんは

山崎洋一郎:だから本当はね、アコースティックギターの弾き語りとかそういうので表現しがちな歌詞とかだったりするんだけど、それを爆音のロックスタイルでやるっていうのがめちゃくちゃ新鮮だったんですよね。
同上

これは今更ながら、なるほどなあ~~と。
エレカシの音楽の乾いた感じというか、毅然としている雰囲気は、こういった歌詞とサウンドの組み合わせの妙なのかもしれない。

20代ZUZOMARIさんの言葉

ZUZOMARIさんという方、このポッドキャストで初めて知ったのだけれど、絵やイラストで活動している20代のアーティストのようです。
https://zuzocells.com/help/about

そんなZUZOMARIさんが持つエレカシのイメージは・・

ZUZOMARI:光芒っていうんですか。太陽があって雲があって光が差してる感じっていうイメージなんですよね、私の中で。暗黒の中にいるけど光が差してるみたいな。
山崎洋一郎:あからさまにピカピカ明るいだけじゃないし、真っ暗で絶望ってわけではなくて、一見結構厳しいシリアスな世界なんだけど、パーンと抜けるみたいな明るさもあるということなのかな。喜ぶかも、宮本君。
同上

「光芒」、漢字変換あってるかな?(汗)
すてきなコメントだなあと思いました。私も宮本さん喜ぶだろうなあと思った。宮本さんが繰り返し切り口を変えながら表現しているテーマそのものに近いイメージなのかも。
20代の若者がそう受け取っているというのが、これはかなりすばらしいことなんじゃないかと。

インストアイベント

1995~96年頃のことだと思うのですが、インストアイベントのことを思い出しお話ししていた山崎さん。その頃宮本さんは各お店を回り、弾き語りとトーク、CD購入者にはサインをプレゼント、という店内イベントをやっていたそうです。山崎さんは、司会進行役として、宮本さんと一緒にCDショップを回ったそうです。まだ売れてなくて、お客さんが少ないこともあったといいます。

ポニーキャニオンの頃のインストアイベントのことはよくわからないのですが、東芝に移籍後、アルバム「good morning」の頃、渋谷のタワレコでインストアイベントがありました。
宮本さんとしては自信作のアルバムだったし、移籍第一弾のアルバムだったので、売りたいという気概もあったのでしょう。
渋谷タワレコの地下のライブスペースで、CD購入者が抽選で招待され、確か弾き語りを何曲かと、この時もやはり山崎さんとのトークコーナーがありました。

問題はそのあと。サイン会があったのです。ライブとトークがあるのは事前に知らされていたけれど、サイン会はサプライズでした。

サイン会があると聞いて、正直「やらなくてもいいのに」と思いました。アルバムは「good morning」です。「ガストロンジャー」や”死刑宣告”の「コールアンドレスポンス」の頃です。
今だったら、プロモーションの一環としてやっているのよね、と大人の対応もできるけれど、エレカシのあの頃のイケイケどっぷりロックモードに心酔していた私は、それとサイン会がどうにも相容れず、ほんとに「やらなくてもいいのに」と思いました。

私の情けないところは、「やらなくてもいいのに」と思うのなら、さっさと会場をあとにすればよかったのですが、サイン欲しさというか、間近で見てみたいミーハー根性というか(笑)、結局サインをもらって握手してもらったのでした。
あの時の、宮本さんの伏し目がちの虚ろな雰囲気、忘れられないです。
虚ろな、というの言葉が強いかもしれません。シャイな感じと言いましょうか。決してファンに対して失礼な態度じゃなく、、、多分、私の個人的な思い、ロックな人なんだからサイン会とかやらなくていいのになあ、という気持ちがそう映ったのかもしれません。ファン心理はほんとフクザツです。。
石くんとかトミはもっと柔かい、やさしい感じだったと思います。
ミーハーならミーハー魂100%で素直に握手なりサインをもらったりすればよかったのに、中途半端な気持ちが入り乱れて、個人的にはなんとも後味の悪いイベントになってしまいました。

山崎さんのインストアイベントの思い出話で、封印していた記憶が蘇りました。ファンはファンなりに、いろいろフクザツな感情を持つものなんですね(笑)

山崎洋一郎が選ぶエレカシの一曲

山崎さんが選んだエレカシの1曲は「もしも願いが叶うなら」。
7枚目のアルバム「東京の空」収録の曲です。

「東京の空」はエピック最後のアルバムで、契約を切られることがわかって作った最後のアルバム。いい曲ができたと宮本さんから電話越しに聴かせてもらった曲が「もしも願いが叶うなら」だったそうです。

山崎洋一郎:めちゃくちゃいい曲で。しかもそれを電話越しで聴かせてくれたっていう状況も含めて、この曲書くこいつはほんと天才だなと思って。なんでこの天才が売れないんだろう。なんでこの天才が契約を切られなきゃいけないんだろうと思って。俺も怒りに近い感情でやるせない気持ちになったのを覚えています。そういう思い出の曲。
同上

「悲しみの果て」でも「俺たちの明日」でもなく「もしも願いが叶うなら」を選ぶ山崎さん。いい話だ。
「もしも願いが叶うなら」、いい曲だもんな。もう、メロディだけで涙腺が緩むもんな。

 

山崎さんのポッドキャストを聴くと、「風に吹かれて」を読みたくなってしまいました。本の方ですね。「風に吹かれて -エレファントカシマシの軌跡」。

山崎さんと言えば、この一文。

男の子が男の子の心のありようをまっすぐに正直に見つめる事の素晴らしさを感じさせてくれる唯一の才能と言っていいと思う。
かつての少女達がユーミンの音楽だけで思春期の全てを投影できたように、僕も一時はエレカシだけで完全に「一人の青年」でいられることができた。(山崎洋一郎)
「風に吹かれて -エレファントカシマシの軌跡」P.575

アルバム「明日に向かって走れ-月夜の歌-」のレビュー文です。
この本を初めて読んだ当時、この文章がとても印象に残った。
編集者としてというより、一人の男としてのエレカシに対する思い、普段は隠して見せない素の部分を見たような気がしました。

EPICとの契約が切れていた頃、宮本さんが作ったデモテープを手に各所へ奔走した山崎さん。エレカシが売れて本当によかったと、ポッドキャストの中で山崎さんが言っているシーンがありました。もう、心の底からしみじみと。
電話越しに「もしも願いが叶うなら」を聴かせてもらった話に、彼女やん!と突っ込まれ、何も言わず、否定もしない山崎さんだったけど、そりゃ、彼女とかそういう関係性でひとくくりにされてたまるか、というものだったのかもしれない。
編集者としての公的な立場以上に、山崎さん一個人としてエレカシに託したものは小さくはなかったはず。
鼻歌で「ファイティングマン」を歌っていた頃からそれはずっと変わらないのでしょう。

 

ポッドキャストは42分、たっぷりエレカシについて語られています。無料で聴けるので、まだ聴いていない方はぜひどうぞ。
高円寺の山崎宅を訪れた宮本さんエピソード(靴下編、デモテープ攻防編)もほほえましくてとっても楽しいです。

POSTED COMMENT

  1. 赤いあずき より:

    侘助様 こんにちは 赤いあずきです

    「ポッドキャスト」の話、本当に良いですね。大好きです。

    インストアイベントでの侘助さんの文章
    特に「宮本さんの伏し目がちの虚ろな雰囲気」
    侘助さんは宮本さんの「虚ろな雰囲気」の内にある
    何かって なんなのか?それが知りたくて
    この一文から前に進めなくなりました。私が判らないのは
    当たり前ですよね。
    侘助さんの中でその答えはでましたか?本当に深いです。

    さて、ポッドキャストですが私は、毎回 聞いています
    「ミシェル・ガンエレファント」でしたか。ユーチュウブで
    見ました。なぁんとーカッコイイ!!まいっった。
    何度目かのインタビューでの阿部さんの山崎さんへの
    言葉、愛を感じました。

    Mr.Childrenの回で、この一曲 山崎さんは深海「「ゆりかごのある丘から」

    「聞くたびに胸が張り裂けそうになる。それを楽しみに頑張ってきたのにそのために頑張ってきたのにいつの間にか失われてしまう」

    やるせなさを、残酷な現実をとつとつと語る山崎さん
    抑揚を付けずに静かに語る山崎さん。じ~んとします。

    なんで、山崎さんの語る言葉に心を動かされるのか?
    私にはそれを説明する術がない。そんな時に
    ある雑誌のコラムにその答えがありました

    『声のサイエンス あの人の声は、なぜ心を揺さぶるのか』
    NHK出版新書 山崎広子氏著(やだー偶然です)
    「人の感情が動くときには必ず理由があります。
    大きな要因が、じつは『声』なのです。
    正確に言うと『声という音』です」

    そうか私は山崎さんの『声という音』を聞いて心を揺さぶられていたのか!思わず膝を叩いた。

    山崎さん、ご本人 気が付いているだろうか
    山崎さんの『声という音』を。宝物ですね。

    宮本さんと山崎さんの共通点は ここか!

    • 侘助 より:

      赤いあずき様
      こんにちは。

      インストアイベントの「虚ろな雰囲気」、、、
      なんだか大げさに書いてしまったかもしれません。ごめんなさい!
      虚ろは言葉が強すぎたかもです。
      シャイな感じというか、、、
      例えば、ライブでは「ようこそエブリバディ!」とフレンドリーなステージを見せてくれますが
      そういう感じではなく・・サイン会なのでそこまでのテンションなわけもないですが、
      なんというか宮本さんのシャイが全開だったと言いましょうか。
      決してファンに失礼な態度というわけでもなく
      でも、私はその雰囲気を見てちょっと申し訳ないなあ・・・と思ってしまって
      声をかけられませんでした。
      怖いというわけでもなかったけど、声はかけられなかった。
      でも、一緒に行った友達は、「がんばってください」とはっきり伝えていて
      すごいなあ~と思った記憶があります。
      今思えば、ちょっとくらい言葉を、いつも元気をもらってるとか伝えてもよかったのになあ、、と思います。私も若かったし(笑)いろいろ考え過ぎてたのかも・・・
      CD特典などの密着映像で、ちらっとファンとのやりとりが映ることもありますが嬉しそうに接していたし
      エレカシつながりの知り合いに遭遇した話も聞いたことがありますが、とてもやさしく接してくれたそうです。
      しかし、当時「ガストロンジャー」をリリースしたばかりの宮本さんが
      「ようこそエブリバディ!」的なモードでサイン会をしていたら
      私もびっくりして熱を出していたかもしれません(笑)

      多分、私自身の個人的な思い、ロックの人なんだからサイン会はやらなくても・・・
      という気持ちが、宮本さんをそういう感じに見えさせたのかもしれません。

      いずれにせよ、ちょっと大げさな一文だったかもしれません~ごめんなさい。

      山崎さんの声。たしかにいいですよね。
      声という音。なるほど~~ほんとそうですね。
      あの声で、淡々と、時にくだけつつ、時に熱く語る雰囲気はとても魅力的ですねえ。
      宮本さんとの共通点、たしかに。。互いに影響を与えているのでしょうね。

  2. みみこ より:

    侘助様へ こんにちは!新緑と風が気持ちよい今日この頃、お元気でお過ごしですか?
    なんだか、あの手この手でファンを楽しませてくださってますね!宮本先生! 賑やかになってまいりました笑  髪も長めではだ艶もよくて幸せそうでなによりですね!
    ソロの曲よりエレカシを聞いちゃいますが宮本さんの曲に対する気持ちや姿勢はいつも全力だから だんだんはまっていきます?
    ポッドキャスト、聴きました。山崎さんと宮本さんふたりの文学青年!それだけの言葉だけで 佇まいがうかびジーンときてたまりません。すてき。 宮本さんがプンプンしてもなにをしてもどんな言葉のかけらも受け止めてらして、宮本さんも信頼していて山崎さんが言ってくれたどんなに昔の言葉も覚えていたりしてますものね! そして侘助さんが気にとめてらした山崎さんが言ってらしたユーミンと宮本さんのお話、私もなんども本読んだはずですが覚えておらず いつも素晴らしい侘助様です  ユーミンさんも荒井由美の頃の世代ではありませんが 雨の街をなど3枚目までくらいよく痺れました笑 エレカシもよく曲をきいてビリビリーっと全身がしびれるんですが あの独特ななんでしょうふたりのピュアな生まれもったなにか?叫んでかすれても 泣けてしまうあの感じ 言葉になりません!  すごいですねほんとに。出会えて良かったです しみじみ。山崎さんの感性、侘助さんの感性 いつも感激して言葉にしていただいていて そのあとそれをなんとか、お伝えしたく思ってしまって頭がその事でぐるぐる まとめるまで時間がかかってしまいます あとひとつ goodmorningの頃! 握手! 侘助さんのロックモードわかる気がいたします!宮本さんいろいろなやんだりしていたんだろうなーとかあの頃のはいテンションとともすればきれちゃいそうな不安定さが かっこよくて胸がせつなく苦しいような感じになってしまう 身勝手なわたしです すみません! また熱くなって長くなりました?  これからまた楽しみですね!お元気にしていてくださいませね!

    • 侘助 より:

      みみこさま
      こんにちは! 返信がおそくなってしまいました~
      新緑の季節は気持ちがいいですね。私は「to you」をききたくなります。
      でも今年は梅雨入りが早そうですね・・

      宮本先生、元気そうですよね! JAPAN JAMのインスタ、ぶっちぎりでした。ライブ無事できてよかった~

      山崎さんと宮本さん。二人の文学青年の青春。なんだかきゅーんとなります。
      本「風に吹かれて」のあとがきを読むといつもぐっときます。
      たしかに、宮本さんは山崎さんの言葉をよく覚えていますよね。
      エピックのある時期は、他に誰にも会わず、山崎さんを通じて世間を知る、と言っていたくらいだし・・
      本当に宮本さんにとっての山崎さんというのは、すごく大きな存在だったんでしょうね。

      山崎さんのレビュー文、すてきですよね。
      私はユーミンはあまり聴かずにきたのですが、大人になって、やはりいい曲だなあ、としみじみ感じます。松田聖子もそうです。エレカシの影響受けまくりです(笑)
      音楽を好きになったり、ファンになってコンサートに行ったり。
      どうしてそうなるのかと考えた時に、山崎さんの、エレカシを聴くことで「一人の青年でいられた」という一文は、すごく響くものがあるのです。

      叫んでかすれても泣けてしまう感じ。
      わかります!
      ほんとに、出会えてよかったです。私も。
      エレカシに出会えたおかげで、生活のハリが違います。生きる楽しみが何倍にも。
      おかげでネットの片隅でこうして好きなことについてきゃっきゃとお話しできる。楽しい!
      ありがとうございます。

      good morningの頃・・・ロックモード、わかって頂けますか?(泣)
      そうですそうです、ともすれば切れちゃいそうな不安定さ。あったと思います。
      キレそうで怖いけどかっこいいからライブ行っちゃうという(笑)
      というわけで私が大好きな告知ムービー
      https://youtu.be/rtU5qpBgeWY
      ご覧になったことがあると思いますが念のため(笑)。おすすめです!

  3. 赤いあずき より:

    侘助さん こんばんは 赤いあずきです 

    『編集者としてというより、一人の男としてのエレカシに対する思い、普段は隠して見せない素の部分を見たような気がしました』

    『編集者としての公的な立場以上に、山崎さん一個人としてエレカシに託したものは小さくはなかったはず。
    鼻歌で「ファイティングマン」を歌っていた頃からそれはずっと変わらないのでしょう』

    侘助さんの洞察力の鋭さ。読むほどに心が解放されます。
    山崎さん このブログを読んだら泣くでしょうね。って
    もう読まれたかも?

    多分、宮本さんも山崎さんも何度も訪問されていると思いますよね。

    「激刊 山崎」「激刊 山崎Ⅱ」あれは読み応え有り。
    2000年頃 ローカルのFMから流れてくる ザ・フー 
    T・REXにハマっていてカセットテープに落として
    彼の地にも持っていきました。日本語を聞かない生活の
    中でDJの声と音楽にどれほど慰められたか。

    山崎さんの本、声を出して笑ったり、含み笑いをしたり。

    また忌野清志郎さんの病の後の復活コンサートの様子を見ての山崎さんの文章は本当にじ~んとしました。瞼の奥で涙が揺れていました。

    10年ぶりに宮本さんをJAPANの表紙にする下り。
    また宮本さんの写真を撮る下り。もう最高_です。

    山崎さんが嬉々として喜びを隠さない。前のめりの表情。
    側で見ている関係者も引くのではないかと思えるほどの気持ちを自らの文章で表現する山崎さん、文字が踊っていました。
    普段は決して見せない素の姿を「激刊・・」は見せてくれます。
    山崎さんの胸の高鳴りが私にも伝わりました。

    生で山崎さんを見た事のない私でも「山崎さん、子供のよう表情になるんだ~~」と、呆気にとられてしまうほど(笑)

    宮本さんと山崎さん20年以上 インタビュー等々で親交があるのに 第一回JAPAN JANに参加した時の山崎さんへ深々と挨拶をする宮本さん。

    魑魅魍魎とした芸能界の中にあって本当に『稀有な人』なんですね。どこまでも強い自我を貫く頑固さがあってこそ今まで生き残ってこれた。ただ物ではないですね。

    突然、TVが壊れた!本当に突然です。電化製品はこれがあるから怖い。
    録画した全てのお気に入りの番組が全滅です。
    宝物の昨年末のザ・カバーズ宮本浩次ナイトが・・・。
    これが一番、辛い。
    レコーダーに移しておかなかった私が悪い。

    • 侘助 より:

      赤いあずきさま
      こんにちは!
      洞察力・・・いやはや恐縮でございます。
      ひとえに山崎さんの文章がすてきなのです。
      あの文章は本当に印象に残っていて。
      ああ、こういうことを書く人は信用ができるな、みたいに感じる文章ってありますよね。
      山崎さんの場合、あのレビュー文がそうでした。
      文章というより、何をどう見てとらえているか、という視線なのかな。
      いやーこのブログは読んでないでしょう謙遜でもなんでもなく(汗)
      でも、ありがとうございます。読んでもらってはずかしくないようにしてたいです。

      「激刊 山崎」、読まれたのですね。
      JAPANを買った時は必ず読むのですが、私はまとめて読んだことがないのです。
      きっと一気にまとめて読むとぐっとくるものがあるのでしょうね。
      第1回JAPAN JAMで深々と挨拶。そうでしたかー
      JAPAN RADIOでも山崎さんがいまだに敬語だと言ってましたもんね。
      男同士のきりっとした関係性がかっこいいなあと思います。

      宝物の宮本浩次ナイトが・・!
      嗚呼~~お見舞い申し上げます。。あれはいい番組、いい回だったですもんね。。
      私のTVとレコーダー、10年以上経っていて、そろそろ買い替えなのかなと思っているところで。
      基本的にエレカシ関連でHDDはぱつぱつになるので、定期的に整理してディスクに焼くようにしているのですが
      ほんと、電化製品は突然壊れますよね。
      私も気を付けないと、です。

  4. みみこ より:

    侘助さま こんにちは!すっかりとどんより雨模様の東京ですね。 今日は季節はずれの男です(笑) ねこちゃんも宮本さんもずぶ濡れなっちゃいますねー  新緑のto you すてきです!爽やかかつ男っぽいあの頃の宮本さん、思わず桜の武道館の見ちゃいましたよー   もうなんでもエレカシにつながってしまうやつです!  侘助さまの昔のブログにもありましたね 楽しいですね。
    告知ムービー!!!あのdvdももちろんのこと、告知の3分ちょっとでなんてかっこよいのでしょうか よく見ていなかったから良かったです見れて笑? ありがとうございます!  いろんな時代のエレカシ、宮本さんがその時代ごとはまっていた音楽や芸術 曲に反映されてて 自分もたまたま好きだったとか リンクするとたまらなく嬉しかったりして~  侘助さんにこんなふうに聞いて頂いて、幸せです ほんと世界の片隅で?
    いつもとても読みにくいギチギチなお手紙ですみません!  あ 宮本さんのあのお手紙特集!もだいすきでーす  

    • 侘助 より:

      みみこさま
      こんにちは! 季節はずれの男!いいですねー大好きです。
      ”季節”の話からエレカシの曲へ次々とつながる。。楽しきかなエレカシトーク♪
      「to you」から武道館のDVDへ。行っちゃいましたか! あのDVD大好きなんです。今までで一番繰り返し見たかも
      好きになるとなんでもエレカシにつなげちゃいますよね。それがまた楽しかったりして

      告知ムービー、いいですよね! ひそかに好きなんです。「ドーンと行け!」のとことか。バケツ水かぶりとか。
      本編が見たくなってDVD久しぶりに見ました。よかったですー
      いろんな時代のエレカシ。そうですよね、宮本さんもその時その時で、火鉢だったり浮世絵だったりコルビュジェだったり、
      レッチリだったり打ち込みだったり。。
      リンクするとうれしいのわかりますーー
      私はエレカシのおかげで好きになったり知ることができたことが本当にたくさんあって・・
      推しの力ってすごいですね。。
      こちらこそエレカシトークできて楽しませてもらっています。ありがとうございます。
      好きな人のことを思い切り語らうのはそれだけで楽しいですよね!
      ギチギチでもなんでもないです、どうぞご遠慮なく心置きなくゆっくりしてくださいませーー。
      新曲やライブでまた周辺がにぎやかになりそうですね♪

  5. ピーチ より:

    はじめまして。ピーチと申します。私もこの「JAPAN RADIO]を聴きました。山崎さんが熱く語る宮本さんのお話がとても楽しかったです。私は今年の3月の毎日新聞のインタビューを読んで、宮本さんに関心を持ちました。そしてユーチューブでたまたま聴いた「異邦人」に衝撃を受けました。曲の出だしで、あまりのうまさに打ちのめされました!他の曲も全部素晴らしく、カバーアルバムという概念が覆されました。その後は過去の曲を聴く日々です。そして、この人はどういう人なのかという関心を持ちました。初期のころの曲は私には難解な感じがしますし、緊張感のあるライブだったようですね^^この人物を知るためにはインタビューを読もうと思い、「風に吹かれて」から「俺たちの明日」上下巻、「宮本浩次」を読んでいます。本人の発言なのでいろいろなことがわかりますね。そしてこの侘助さんのブログで、詳しい情報や見逃している出演番組と内容の解説が読めて宮本さんという人物の理解が深まると思いました。
    山崎さんは宮本さんの「保護者」みたいだなと思いました^^ こういう人と出会えて宮本さんは幸運だったなと思います。長くて失礼しました。これからもよろしくお願いいたします。

    • 侘助 より:

      ピーチ様
      はじめまして。こんにちは!
      コメントありがとうございます。
      「JAPAN RADIO」山崎さんが語る貴重なエピソードの数々、本当に楽しかったですね。山崎さんは宮本さんの保護者みたい。。たしかに^^ 宮本さんのよき理解者のおひとりでしょうね。
      ピーチ様は毎日新聞からでしたか。
      「異邦人」はすごかったですね♪ 他の曲も、選曲がまた絶妙で・・・
      初期の曲は確かに・・・私も、さかのぼって聞いていた頃は、敷居が高いといいましょうか。でも、ライブで聴くと「こんなにいい曲だったのか!」と驚かされたりして。そういう繰り返しだった気がします。
      書籍も読まれているとのこと。確かに興味深い人物だと思います^^ 私も最初は”なんとなくファン”だったのが、「風に吹かれて」を読んで、どっぷりファンになってしまいました^^
      私のブログは全てを網羅しているわけではないのですが、少しでもお役に立てているならこれ幸いでございます♪
      みんなのうたにシングルリリース、バースデーライブも目の前です。いろいろ盛り上がってまいりました。楽しみに待ちたいですね♪

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