ベスト盤Bの特典のインタビューダイジェスト第4弾がアップされました。
「明日への記憶」と「彼女は買い物の帰り道」。
あら。気がつけばもう再来週なんですね。発売まであと2週間です。
JAPANの1月号を読みました。
来年のカレンダーのおまけ付きで、エレカシは6月。先生の誕生月ということですね。
流木とエレカシ。4人揃ってのいい写真でした。
宮本浩次「心を込めてるのにもかかわらずちゃんとした音楽になってる」
rockin’ on JAPAN 2013年1月号
これは「約束」の歌い方についての宮本さんのコメント。
むむむ?
「心を込めてるからちゃんとした音楽になる」んじゃないんですね。
むずかしい。
山崎さんも別に突っ込んだりしてないから、二人の間では普通に通じている言い回しなのかなあ、とも思ったり。
山崎さんとのインタビューは、二人の関係が近しいあまり、
ときどき、え?それどういうこと? という言い回しが出てきても、二人共通のボキャブラリーなのか、特に解説なくそのまま進んでしまうことがよくあります。
多分、先生特有の宮本語で、
長い付き合いの山崎さんがそれに慣れてて普段から理解しているという感じ。
例えば、何かのインタビューでも、歌い方について「笑ってる」「笑ってない」と言っていて、
なかなか読みとるのがむずかしかったような。
今回の話に戻ると、
「……ちゃんと音楽になってる」のあと、
前だったら「遁生」とかになってた、シンガーとしての技量は上がっている、と続く。
歌うときの心の込め方ってところなんでしょうか。
やみくもに叫んだり泣いたりするのでなく、
感情をきちんと入れながら、
音楽としての届け方、仕上げ方を最優先にする歌い方というのがある、
ということなのかな。
むき出しの感情と作品としての音楽をつなぐ冷静さが大事というのか。
うーん、結局よくわかりません。
四の五の言って、なんだか自分でもしゃらくさくて辟易ですが、
ちょっと気になっていろいろ考えてしまいました。
しかし宮本さんのインタビューは毎回なにかしら驚かされます。
曲を聴くのとはまた違って、記事を読むのはまた別の脳みそを刺激されるというか。
山崎さんとのインタビューではついていけないこともときどきあるけど、
そんな置いてけぼり感も含めてそれはそれでおもしろい。
謎を読み解こうとするのもおもしろいし、
謎が残ってると、ずっと心に残って、しばらくたってから、
そういうことだったのか! と時間差でわかることもあったりします。
謎のままが多いけど……
でも、わかりきらないぐらいがいいんだろうな、とも思います。
今回のインタビューは、先生のテンションが少し高めだったような……
そんなことないのかな。
ユニバーサルの若いスタッフと出会って「俺たちの明日」が出来るまでのエピソード、
この時期の話は何度読んでもじーんとなります。
テーマがベスト盤の話で、ユニバーサルに移籍して5年間のことを振り返りながら語るのが嬉しくてしかたがない、といった感じが、読んでる方もじわじわと伝わってきてこちらも嬉しかった、
今回のインタビューでした。
話題にのぼった「約束」のMV。
これみると、少しわかるような気がするから不思議。