昨日、駅のホームでぼけっと立っていたら、
駅前のビルにカラオケ館が入ってて、
その角部屋がガラス張りで、一人の女性が歌っている姿がこちらから丸見え、
という状況に遭遇しました。
彼女は、駅のホームからこうやって見ている、なんてことに
気づかない様子で、もう夢中で熱唱しているようでした。
友達とわいわいやっている、というよりは、
何かの目的で一生懸命練習しているという感じでした。
別にこの話にオチはないのですが……
カラオケには久しく行ってないなあ、と思ったりして。
昔はそれなりに行ったけど、最近は飲み会の流れでなんとなくついて行くぐらいです。
一度だけ「今宵の月のように」をカラオケで歌ったことがあります。
でも、これが意外に難しくて、曲は完全に覚えているというのに、
いや、頭に叩き込まれているだけに、
自分の下手さ加減にほとほと嫌気がさして、がっかりしてしまいました。
CD聴いてると、歌いやすそうなメロディなのに。
実は音程の起伏が激しかったり、音域も広かったりするんでしょうか。
宮本さんが、自分の曲はカラオケで歌いづらいとよく言われるって
言ってたような気がするなあ。
まあ、私が単純に歌が下手なだけなんですけど。
以来、エレカシは聴く専門に限る、とかたく決心した次第なのでした。
あ、いや、ライブでときどき一緒に歌ってるかも。小声でですけど。
「四月の風」とか妙に歌ってしまう。
フェスとかでも、大合唱になると歌ってしまう。うれしくて大合唱してしまうなあ。
カラオケと言えば、「音楽戦士 Music Fighter」という番組にエレカシがゲストで出たとき(司会はキングコングと青木さやか)、
宮本さんが自分の曲をカラオケで歌って何点出るか、というのをやってたことがありました。
確か、宮本さんが自分でやりたいと言ってました。
で、「今宵の月のように」を歌って、そうしたら、スタッフのミスで点数が表示されない、
というハプニングがあり、
それならば別の曲でもう1曲「悲しみの果て」を歌ってました。
サービス精神を発揮して、キングコングの西野氏の肩に手をかけてたりして(西野氏がエレカシファンなのを知ってか知らずか!)場を盛り上げてました。
カラオケだからとか番組の企画だからとか、あんまり関係ない感じで、いつも通りに気合い入れて歌ってました。
当たり前だけど、手を抜かないんだなーと思って。
歌いながら、どんどんテンションが上がって行くのが見ててもわかって、
カラオケなのにテレビなのに、あの「今宵の月」と「悲しみの果て」はすごく記憶に残ってます。
ガラス張りのカラオケ屋から、すっかり忘れていたエレカシのMusic Fighterのことを思い出しました。
駅のホームでぼけっとしてみるもんです。