ツアー初日に行ってきました。セトリなど書いてますので、これから楽しみにしている方はスルーしてくださいませ。
2017/04/08(土) 北とぴあさくらホール セットリスト
(第一部)
01.歴史
02.今はここが真ん中さ!
03.新しい季節へキミと
04.ハロー人生!!
05.デーデ
06.悲しみの果て
07.今宵の月のように
08.戦う男
09.風に吹かれて
10.翳りゆく部屋
11.桜の花、舞い上がる道を
12.笑顔の未来へ
13.ハナウタ~遠い昔からの物語~
14.3210
15.RAINBOW
16.ガストロンジャー
17.やさしさ
18.四月の風
19.俺たちの明日
(第二部)
20.ズレてる方がいい
21.奴隷天国
22.いつか見た夢を
23.コール アンド レスポンス
24.生命賛歌
25.TEKUMAKUMAYAKON
26.夢を追う旅人
27.ファイティングマン
(en.)
28.花男
定刻ちょっと過ぎ、17:05くらいに開演。
スーツを着たメンバーが登場。歓声がものすごい。いつもすごいけど、すごすぎて演奏をはじめるのをメンバーがしばし待ったんじゃないかというくらい。サポートはヒラマさん、村山さん。
1曲目は「歴史」。イントロで再び歓声が沸き立つ。
凛としたベース音が会場を包む時、空気が澄み渡るみたいだった。背筋がしゃきっとなる。
長いツアーの1曲目、地元である北区での公演の1曲目にこの曲を選んだ意味。
決意表明のようなずっしりとした重みの1曲目。声の伸びがしょっぱなからとんでもなかった。
続く「今はここが真ん中さ!」で、エレカシ的ショータイムの始まり。タンバリンもほんの一瞬登場。
総合司会は全身で両腕で客席にアピールしながら「北区にようこそ〜!」と叫んでました。
「ハロー人生」は、ベスト盤の選曲で最後まで残していたけど、「俺の道」と悩んで、結局「俺の道」にした。でも大好きな曲、と言っていました。
「デーデ」。この曲をデビューシングルにするなんてどうかしている、みたいなMC。ビートルズの「Drive my car」を聴いて一生懸命作った、という感じのことも。「Drive my car」?! とちょっと驚きました。
やっぱり宮本さんのギターリフから始まりました。
「悲しみの果て」を歌ったあと、「この前テレビで歌って嬉しかった」と言っていたんだけど(3月31日のミュージックステーションのことですね)、それが(心の底からしみじみ嬉しい)という感じの、素な感じのまっすぐな言葉だったので、客席にもそれが伝わり拍手が起きてました。ぽつんと言った一言だったけど、本当に嬉しそうで、よかったなーとこちらもしみじみ。
「今宵の月のように」は、近頃のライブで時折見られる「終わったけどもうちょっと歌う」のコーナーがあり。
エンディングのキメのあと宮本さん、アコGで、ゆっくりめのテンポで、ポロンポロンとコードをつま弾きつつ、《今宵の月のように〜》と一節だけ歌いました。一音一音かみしめながらいろんな思いがよぎったんだろうなぁ
「戦う男」は野茂が出るCM用に作った曲で、大リーグの試合を一生懸命見て作ったとMCで。
大阪でもやったし、北とぴあでもやって、なんだかうれしい。自分の中で赤丸急上昇(今さら!)。
曲が始まる前に、宮本さんが足元のエフェクターを踏み、結構それが歪んでいるので、一旦ボリュームを下げてMC、
曲に入ると頭のギターリフをバーンとやり、またエフェクター踏んで音色変えて……と、今回は冒頭「エフェクターと宮本」というテーマで見てみました。
ギターの歪み具合が最高すぎてよじれました。荒々しい音色に曲への思い入れと男気を感じました。
「桜の花、舞い上がる道を」。
飛鳥山公園は昔から桜の名所で……みんななんで桜が好きなんだろう、写真とか撮ったりして…でも散るからいいんですね、最近わかりました! などといったMC。
で、ミヤジの地元トークが炸裂してました。
王子、滝野川、岩淵という3つの地区に分かれて…
王子に区役所があるから、中心は王子なんだけど、人口とかは赤羽の方が多い……云々。
(ご当地トークが楽しすぎるのでEテレとかBSとかで単発番組でやってほしい)
「ハナウタ~遠い昔からの物語~」の時だったか、「今もタイアップ絶賛受付中てす!」と言っていました。(2回くらい言っていた)
タイアップは、世界が広がっていいみたいなことも。
「ハナウタ」は個人的に、「昇れる太陽」が出た時にすごい好きで(今も好きだけど)、当時ライブで、一番の終わり《……メッセージ》のところ、伸ばして伸ばして、やさぐれた感ちょっとありつつぐいーんと歌い上げる(CDとちょっと違う感じ)のが、大好きな歌い回しだったのです。今回、久々にそういう歌い方をしていてぐっときました。
「3210」ではミヤジがアコギ。「RAINBOW」はハンドマイクなので、その転換(ギターを肩からはずす)が大変そうだった。
しかし「3210」⇒「RAINBOW」が聴けば聴くほどかっこよすぎてどうしましょう。終ってからの拍手&歓声がものすごかった。
「ガストロンジャー」からの「やさしさ」、はやっぱり圧巻でした。
「やさしさ」、石くんのギターソロにほろっときました。赤いギブソンを抱きしめるように弾く石くんの泣きのギターははかなくて切なくて、その石くん節にぐっときてしまったのでした。
二部。
「いつか見た夢を」はライブで久しぶりに聴いた気がする。ドラムの手かずの多いトミ祭り。2階席だったので、トミのスティックさばきがすごくよく見えました。
「生命賛歌」がこれまたすごかった。
石くんの鋭いギターリフ。ヴアァァァーーーと地響きのような雄叫び。
この曲は本当に……異空間に飛ぶというか、一気に舞台の景色が変わるんですよねぇ。普段刺激されない何かを刺激されるというか
宮本さん、這うような体勢で歌っていたような
記憶に残る名演になることの多いこの曲ですが、この日もまた例にもれず。
近くの若い女の子が二人で、曲の間に楽しそうにおしゃべりしていたのですが(MCにきゃっきゃと反応する感じで)、でも、中盤以降は全然しゃべってなかったです。多分、それどころじゃなくなったんだろうなーもろもろすごすぎて。
あの30周年ロゴの垂れ幕は「ファイティングマン」で降りてきたのだったか(盛り上がり過ぎて、気がついたら垂れ幕が垂れてた…)、エンディングのキメは、あの垂れ幕の絵を、そのまんまリアルに再現=開脚ジャンプ、ってことになってました。すごかったーー。
ロックミュージシャンというのはアスリートだとつくづく思いましたよ。2時間以上歌ってあのジャンプをするって、フリーの後半に3回転ジャンプを飛ぶようなものじゃなかろうか。いやはや。こんなこと本当に今さらなんだけれども。
「ファイティングマン」の後半にあるブレイクのところ、とってもすてきな感じで歓声、黄色い声が入って、じーんとなってしまった。泣くようなところじゃないんですけど。昔、この曲の同じ所でも、シーンとしてしまうライブもあったりしたので(ならば自分で歓声を上げろよ、と思うものの自分からはしない小心者)
アンコールは「花男」。あーかっこいい。心の声の吹き出しがゴシック体で飛び出てきそうだった。全身で「さ・よ・う・な・ら」してきました。
終演、19:44。
—–
1部、2部、アンコール1曲だけという構成、さっぱりきりっとした構成ですごくよかった。
どこかのMCで「エレファントカシマシにしてはレコードが売れました」とうれしそうに言ってましたねぇ
ベスト盤の話の流れだったか、「俺たちの明日」のマスタリングをテッド・ジェンセンに頼んだら音がすごくよかったんで、と言ってました。
テッドさんその頃からのお付き合いだったんですねえ(クレジットには書いてあるんだろうけど気に留めてない…)
素人にはマスタリングというのはムズカシイんですけど、でも、今回のベスト盤聴いてみたら、「so many people」はベースがすごく立っててかっこいいなあと思った。
2部の最後、ストーンズ風のあいさつは、6人で肩を組んでおじぎ。
肩を組んでいる背中がよく見えました(2階からだったので)。ほんとにがっちりと肩を組んでました。ほんとにこの人たちのたたずまいはすばらしすぎますねー
地元公演だけにやっぱり歓声がすごかったです。一個一個が濃かった。
現地では気がつかなかったのですが、「赤羽台中同期有志一同」さんからの花も贈られていたようで…こういうのは地元ならではだなあ。
「有志」のみなさん、きっと今回のために仲間でやりとりされたんだろうなあと、そういうのを思うにつけじーんとします。
ライブは宮本さんのパワーがはんぱなく、歌の終わり、歌いきったのポーズ=体いっぱいで大の字ポーズ!にはキレがあったし、何の曲だったか、男椅子に駆け足(助走つき)で上がっていったり。歌だけじゃなくステージングもすごかった。燃料タンクはフルチャージのようで、これからの全国行脚、どえらい勢いで駆け抜けてくれそうな予感がします。
これから、「僕の地元」「私の地元」でエレカシがコンサートをやるんですよね。もうそれだけでぐっときてしまうというか、ほんとにすばらしいことです!
きっと「○○へようこそ~」「俺もようこそ~」と腕いっぱい広げてやってくれるんでしょうねぇ
そして、あの曲で興奮した、この曲で涙した、あの曲が頭を離れない、ライブ良すぎて、追加でチケットを取ってしまった…などなど、観に行った人、ひとりひとりにいろんなドラマがあるんだろうなあ……
というわけでついにツアーが始まりました。
あといくつか行くので楽しみです。
唯一の懸念事項は、もっと観たいもっと観たい!とエスカレートしてしまう我がココロ…(すでにそうなりつつあるけれど)
エンゲル係数ならぬエレカシ係数が、今回のエレカシ祭りですでになかなかの数字になっているというのに、本当にどうしましょうねぇ(でもツアーをこれだけやってくれるからこそ。こんなしあわせな悩みってないですねぇ)
北とぴあのスタンプ。
右下の黒いところ、押すの失敗したかな? と思ったけど、
赤羽台団地なんですね、多分。
「桜の花、舞い上がる道を」のPVにも出てくる坂道かな。
ツアー共通のスタンプ? 大阪城にはなかったやつ。
ゆるくてかわいい…
こんにちは!
あっという間に北とぴあ終わってしまいましたね。
いやー、地元開催とてもアツくて最高の一夜でした。
生命讃歌、圧倒的な破壊力でしたね。。
もはやケモノみたいでしたが、完全に虜。と思っていると・・
悲しみの果て前のMCでは
「この歌TVで歌えてすげえ嬉しかった」の素直発言。
グっときてしまいました。。でも、このキャラのふれ幅よ・・
さっきケモノでしたよね?
イヤモニを丹下さんにお直してもらう姿の母性くすぐり。
松ちゃんじゃないけど「キミの中に、何人おんねん!」(笑)
そして、「3210」の時のレコード珍しく売れて・・の後
『俺たちの時代が来たんじゃねぇか〜?』って誇らしく言った時
30年かけてここまで来たんだな〜とウルっとしてしまいました。
たしかに歓声やかけ声が濃かったですよね、この日は。
そうそう、ファイティングマンの間に上がった黄色い声の人。
わたしもとても印象に残ってます!!(心の中でナイス間の手と)
あの声とそのすぐ後に起きた波状的歓声。
プラス、先生があの幕と同じ形でトミの方向いて開脚ジャンプ〜!!
ライブの醍醐味がギューーと凝縮されて
個人的には過去最高の「ファイティングマン」になりました^^
毎週末、どこかでエレカシが歌ってると考えるだけでワクワクしますね!
侘助さんは、あとはドコに参加されるんでしょう?
レポ楽しみにしています^^
まるみやさん
こんにちは~
北とぴあ、よかったですね。
生命賛歌、圧倒的でした~ 宮本さんのケモノ感すごかったですね。
丹下さんにやってもらうイヤモニ…
たしかにくすぐりがすごい!
キャラのふり幅、幅がありすぎてもう
そうそう「俺たちの時代が…」って言っててうれしそうでした!
テレビで歌えてうれしかったもしみじみ言っていたし
ベスト盤出て露出もいろいろする中で、すなお〜に感じたことだったんでしょうねえ
「ファイティングマン」もかっこよかったですねー
指笛とかも本当に見事で、うっとりしてしまうほど
ライブという空間はお客さんも一緒につくるものなんだなあと、いまさらですけどすごく感じました!
毎週エレカシのライブがあるなんて、本当にすばらしい♪
ツアーの日程のない夏は毎週のようにフェスがあるでしょうし
私は気持ちたは毎回参加♪ だけど実際はもろもろ考慮し行けるところに行こうと思ってます。