一旦公演中止になったものの、10月10日に、
「いつものエレファントカシマシのステージはもちろん出来ないのですが
日比谷野音のステージで少しだけど歌う事にしました。」
と発表された日比谷野音。いよいよあさって(もうあした?)に迫ってまいりました。
きっと例年のように全国からエレカシファンが日比谷に一堂にに会することでしょう。
この機会に、エレカシゆかりの地へ足へ運ばれる方も多いと思い、
今日は、既出のものとは思いますが、いくつかエレカシにちなんだ東京散歩を紹介してみたいと思います。
もちろん、赤羽ですね。
「純喫茶デア」や「荒井楽器」、「赤羽台団地」、
それから、”桜の花、舞い上がる道を”のPVのロケもここ赤羽でした。
このあたりは、いろんなところで紹介されていると思うので、今回は割愛。
オマケといってはなんですが、この間の日曜日に赤羽に行った時、
純喫茶デアのメニューの写真を撮ってきたので載せておきます。
■武道館 ⇒ 神保町・古書街
エレカシにとってなじみの深い武道館。
そして来年1月にも実は予定されていたという武道館(嗚呼!)。
清水門。俺は何度この場所に散歩にきたことだろう。神保町の古書街からも近く、お堀には秋になれば水鳥がやってくる。春は桜が咲き乱れる。この江戸城北の丸では、日本武道館の入口のようになっている田安門が有名だ。清水門はその田安門から少し離れたところにあるせいか、いつもひっそりとしている。少し荒れ果てた感じもあって、江戸時代そのままの姿は、訪れる人に古き時代の詩情を呼び起こさせる。機会があれば一度訪ねてみて下さい
近くには千鳥ヶ淵や靖国神社があり、緑も多くてお散歩コースに最適です。
首都高の下をくぐって靖国通りをまっすぐ行けば、古書街の神保町です。武道館からだと徒歩20分ぐらいだと思います。
http://go-jimbou.info/jimbou_sampo/
神保町界隈に初めて行こうと志したのは、小学校四年生の時であった。神田神保町という名前を頼りに、当時の国鉄神田駅で下車して探したけれども辿りつけなかった。JR線であるならば”御茶ノ水”か”水道橋”が近く、地下鉄には”九段下”という名の駅がある。当時は『日本の城』という本を探しに行ったのだけれども、最近になってその本を手に入れた。千円だった。古本屋街として有名な神保町だが新刊本も充実している。本好きにはたまらない
「七色の虹の橋」を脳内再生しながらどうぞ。
神保町は雰囲気のいい昔ながらのサ店も多いです。
http://go-jimbou.info/shoku/cafe/index.html
■井の頭公園
井の頭線かJR中央線か総武線に乗り、吉祥寺駅で降りたら「公園口(南口)」を出て、
少し歩くと到着です。”リッスントゥザミュージック”を聴きながらどうぞ。
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/seibuk/inokashira/index.html
そばに「井の頭自然文化園」というこじんまりした動物園もあります。
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/map.html
■聖橋 ⇒ 湯島天神 ⇒ 不忍池(精養軒)
聖橋は神田川にかかる橋。JRか地下鉄丸ノ内線の御茶ノ水駅で下車。
聖橋は湯島聖堂の脇からニコライ堂の脇に渡してある橋で、御茶ノ水駅のホームから見ると、なかなかの迫力で迫ってくるのである
橋がJR中央線をまたいでいて、線路、電車、川、橋がひとつの景色におさまる珍しい場所。
そこから歩いて、湯島天神へ。(20分かからないくらい?)
http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm
湯島天神は、タモリ倶楽部で宮本さんが出演した時、古地図倶楽部の面々が訪れた場所。
でも、そういうのがなくても、湯島天神て個人的に好きなんです。
こじんまりした神社で、泉鏡花の筆塚があったり、そばの男坂、女坂という階段も風情があっていいのです。
そこからまたてくてく歩いて、先生が「繁華な町中にある天然の池という点で、土地の人間の誇り」と語る不忍池へ。
ここはもう上野公園の敷地内。
上野と言えば、精養軒、国立博物館(浮世絵など)、
西洋美術館(日本唯一のコルビュジェ設計の建物)、上野大仏など、
宮本浩次ゆかりの地オンパレード。
俺は上野に散歩に来た際には、必ずここでコーヒーなどを飲みながら一服するのを常としている
上野精養軒
http://www.seiyoken.co.jp/access/index.html
■池袋・ジュンク堂⇒雑司ヶ谷霊園
赤羽に近い、東京屈指の繁華街である池袋は宮本さん馴染みの町。
そして大型書店のジュンク堂は本好きの宮本さんもよく訪れたらしい。
ずいぶん前に行ったとき、4階にオープンデッキのカフェがあり、落ち着けるいい場所だったのですが、
今もまだあるのかな。
ジュンク堂池袋店
https://honto.jp/store/detail_1570019_14HB320.html
雑司ヶ谷霊園は、天気がよければ、池袋からも徒歩圏内だと思います。
http://www.tokyo-park.or.jp/reien/park/index071.html
お参りかたがた俺は、いまだ郊外だった時の面影残るそれらの墓地を散策するのが好きなのである。雑司ヶ谷霊園には、夏目漱石、永井荷風、小泉八雲ら文豪の墓が多い。すぐ近くには、駄菓子屋が境内にある雑司ヶ谷の鬼子母神がある。都電荒川線、東池袋四丁目駅からすぐ
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引用文は全て宮本浩次著『明日に向かって歩け!』から。
14日は晴れるといいですね。
今のところの天気予報は、晴れのちくもり。降水確率20%。
晴れろ晴れろ。
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蔦谷さんのブログにエレカシのことが書かれていました。
https://lineblog.me/tsutayakoichi/archives/43021270.html
しかしミュージシャンにとっては音楽をやること、ボーカリストにとっては歌う事が一番救われるんです。
きっと宮本さんほどの求道者はそれが唯一と言ってもいいでしょう。
宮本さんに身近な、なおかつ音楽を生業としている蔦谷さんの言葉は、
ずしりと重く、そしてやさしさがにじみでていました。