エレカシが主題歌を担当する11/2公開の映画「のぼうの城」。
プロデューサーの久保田修さんが、
オフィシャルサイトでブログを連載されているのですが、
これが面白いです。
プロデューサー久保田の“「のぼうの城」ができるまで”
http://ameblo.jp/nobou-movie/themeentrylist-10059561689.html
https://ameblo.jp/nobou-movie/theme-10059561689.html
※リンクが切れていたので修正(↑記事リスト)
原作者和田竜氏との出会い、
脚本を読んだ時の衝撃、
立ちはだかる映画化の壁、
キャスティングにまつわるエピソード、
震災後の公開延期……
特に興味深かったのは、連載⑨⑩あたりの、
原作者である和田竜さんのお話でした。
和田さんは最初にこの話を書いた時は、
会社勤めされていたそうで、
『土日ごとに舞台となる埼玉県行田市まで行き文献を読み、
平日は会社勤めの後、
夜中にコツコツと脚本を書いていたとのこと。』
……私はこのテの話に弱いので、これだけでじーんとしてしまい、
翌日早速「のぼうの城」を買ってきてしまいました。
毎日すこしずつ、わくわくしながら読んでいます。
久保田さんが原作と出会ってから8年を経ての公開。気が遠くなるほど長い年月です。
映画というものは本当に時間がかかるんですね。
このブログの感じだと、キャスティングの話の後に主題歌、
エレカシの話も出てくるかな?!と期待していたのですが、
かなわぬまま連載⑮で終わってしまいました。残念。
今さらですが、主題歌がエレカシに決まった時のページ。
http://ameblo.jp/nobou-movie/entry-11245113287.html
野村萬斎さんの『ズレてる方がいい』についてのコメントも、
ラジオで実際に聴いた後にあらためて読むと、いいですねえ。公開が待ち遠しいです。
余談ですが、久保田さん。
プロデュース作品に『ジョゼと虎と魚たち』『メゾン・ド・ヒミコ』『グーグーだって猫である』など。
岩井俊二のオフィシャルサイト内のシナリオ公募コーナーで
コメント担当をしていた久保田さんは岩井氏とともに、脚本家の渡辺あやさんを
見出した方です。
渡辺あやさんは、映画『ジョゼと虎と魚たち』『天然コケッコー』や、
最近では朝ドラ『カーネーション』の脚本を手がけておられます。
『カーネーション』は毎朝かじりついて見ていました。
ドラマ『火の魚』、映画『その街のこども』も本当に大好きで、思い出すだけで泣けてきます。