エレカシが好きだということを周囲に打ち明けた時の反応。
今まで、やたらと言ってきたわけではないけど、
ときどきぽろっと言うことがあって、
そのリアクションは人それぞれでした。
多いのは、名前は知ってる、ぐらいの反応。
「声は好き」と言われたこともあります。
微妙な返しですね。「声は」って……
「あの頭かきむしる人」というようなことをいう人も多い。確かにかきむしってますが。
「曲は好きだけど、あのキャラがちょっと……」
と言われたことも。
やっぱり、テレビに頻繁に出ていた頃の印象が強烈だったのかなあ。
エレカシファンだと告白できる相手は、なかなか人を選びます。
話してて同じ空気を感じたり、気が合いそうだなと思ったときは、
この人だ!と思って打ち明けたりするけど、だいたい空振りに終わることが多い。
でも最近はわりと素直に言ってます、エレカシ好きだってことは。
言うときはもう誇らしげに言います。
リアクションも経験上予測できるので、
頭わしゃわしゃするけど、
その分、おそろしいほどの名曲がありますぜ。ありえんほど歌すごいですぜ。
ま、実際言ったりはほとんどないですけど、いつも心の中でつぶやいてます。
「曲は好きだけどキャラはちょっと」という反応をされて、
ちょっとショックだったけど、
曲そのもの以外の要素も大きいということなのかなあと今は思います。
当たり前だけど、その人にはその人の物差しがあるってことですね。
私なんかは、頭かきむしるの含めてエレカシの魅力でありまして、
このへんは人それぞれとしか言いようがない。
特に音楽は、本や映画以上に生理的な好みが大きい気がします。
それでも、まわりの何人かは、興味を持ってCD聴いたり、ライブに行くようになった人もいたので、
それはうれしかったです。
エレカシはBGMにあんまりなりません。BGMにしようとしても、つい聴き入ってしまいます。
エレカシはずぼっとはまるか、無関心かのどちらかで、なんとなく聴く、という感じでもないのかな。
何かを求めているかどうか。その違いのような気もする。
足りない、わからないと思っていると、曲が答えてくれる。その繰り返し。
その欠落が完全に埋まりきったら、私はもしかしたらエレカシを聴かなくなるかもしれない。
果たして埋まりきることはあるんだろうか。
そうなったら理想だし楽な気もするけど、
私は大なり小なり、いつもどこか穴があいてたりして、
だからきっとエレカシを聴くんだろうなと思います。
