エレカシ・宮本ソロ_曲タイトル

新しい季節へキミと

来月19日に発売となるエレカシのベストアルバム「THE BEST 2007-2012 俺たちの明日」の
1曲ずつレビューをしたいと思います。



ベスト盤、一番好きな通常盤の写真を載せてみました。
今日は「新しい季節へキミと」です。(例によっていまさらな内容と個人的感想)

2009年4月発売のアルバム「昇れる太陽」の2曲目で、

2008年10月にシングルとしてもリリースされました。

シングルとしては「桜の花、舞い上がる道を」のあと、「絆(きづな)」の前で、
初回限定盤には、2008年の日比谷野音でのライブ映像DVD(8曲)が特典としてつきました。

シングルのジャケ写にまずびっくりしました、ええ。
こういった感じのは、今までのエレカシ史上、あまりなかったような気がしたので。
メンバーがただ立ってるとか、顔のどアップとか、メンバーすらも写ってないとか、
そういう感じだったのが、
なんていうでしょう、このジャケットは、ちょっと毛色が違って見えました。
また、こんな麗しげなショットもそつなくこなす先生は、
ビジュアル的にポテンシャルが高いなあと、初めて見た時妙に感心したのを覚えています。

あとはタイトル。
新しいレコード会社に移籍して、「俺たちの明日」「笑顔の未来へ」「桜の花、舞い上がる道を」ときて
「新しい季節へキミと」。
君、キミという二人称は曲中にはそれまでも歌詞には登場してたけど、
ついにタイトルに!と思いました。

曲もタイトルのイメージに違わず、さわやかでキャッチーで、
まさに新しい季節がエレカシに訪れたという感じがしました。
でも個人的には、どこか引っかかりがなく、まあいい曲だよね、というのが
最初の印象だした。

エレカシがそら恐ろしいのは、これで終わらないところで。

2009年4月11日の武道館。エレカシとしては8年ぶりの武道館公演だったのですが、
その1曲目がこの「新しい季節へキミと」でした。
開演する前の、期待感やら緊張感やら一切合財を
ストリングスとともにはじまった「新しい季節へキミと」に全部持ってかれてしまいました。
かっこよかったな~
エレカシのライブと言えば、
ステージ上も客席も緊迫して張りつめて、
ちょっと禅の修行みたいなノリもあったような感じだったんですけど(笑)
あの武道館のオープニングは、エレカシのステージにエンターテイメントを感じて
驚きもしたし、本当に興奮しました。

この武道館はDVD化されていて、かなり名盤です。
繰り返し見ても飽きません。(前に書いたこのDVDについての記事

桜の花、舞い上がる武道館

「新しい季節へキミと」はその後のライブツアーで繰り返し演奏されました。
曲が化ける、ということがあるんですね。
私の中だけの感想かもしれませんが、
この「新しい季節へキミと」は、ライブで聴くたびに化けていきました。
ライブを重ねて、後半の盛り上げに欠かせない大事な曲になっていった。
そうなると不思議なもので、CDで聴いても、
前奏のギターのキラキラした鋭いカッティングだけで、おぉ~っとテンションが上がったりするのです。

この曲のプロデュースは亀田誠治氏。
「桜の花、舞い上がる道を」も、それから「おかみさん」も亀田さんでした。

「新しい季節へキミと」のMV。

これも相当びっくりさせられました。
白シャツに金魚が……

夢を追いかけたり追い越されたり
焦げついちまった心震わせて空見上げた時
いつもキミを感じていた
答えなんてきっと簡単なのに
エレファントカシマシ「新しい季節へキミと」詞/宮本浩次

ここが大好きで、心が焦げつくとかほんといい詞だなあと思います。

というわけで、
ほんと、すみません、最初引っかかりがないとか思っちゃってすみません、
と音源をあらためて聴きながら地面にひれ伏したい気持ちになってしまうのでした。

エレカシ、ライブで化けた曲はいくつかありますが、
この「新しい季節へキミと」は、かなり化け度合いが高かった。
そういう意味で、とても忘れられない曲になりました。

エレカシとストリングス映画「のぼうの城」の公開も近づき、番宣も多くなり、そのたびにちらりと"ズレてる方がいい"が流れて、ファンとしては、もう"ズレてる"が流れ...

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