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「ズレてる方がいい」MVメイキング

「ズレてる方がいい」のメイキングがアップされてました。

メイキングはカラー。PVはモノクロだったのでなんか新鮮!
「土塁のところであんなに気持ちいいものはなかったですね。ほんとありがとうございます」と先生。



犬堂監督、樋口監督のお二人に囲まれて、この後一体どういうトークが繰り広げられるのでしょう。
楽しみです。
昨日の舞台挨拶で登場した両監督は、一見、兄弟?と思ってしまうほど雰囲気が似てて、
(よく見ると違いますが)
上地さんの話によると、お二人は現場でも本当に仲が良かったそうで、
監督にはさまれた先生の図、というのも、そういう話を思い出しながら見ると、
微笑ましい感じがします。
しかし…この1分という絶妙な短さ。
欲しがる気持ちを余計刺激してくれます。空腹の時にちょっとだけ食べるかっぱえびせんみたいな。

予約特典のポスターの絵柄が公開されたり、
雑誌にも続々記事が出るようですし、
来月までいろいろありそうで、うれしいかぎりです。
何より今月末は「ズレてる方がいい」の発売日。
タワレコに行ってこようと思います。多分新宿。
今回はどんな感じにしてくれてるかなあ。楽しみです。

—–
以下はエレカシにまったく関係ない話。
今、「夢売るふたり 西川美和の世界」という本を読んでます。
先だって公開されていた映画の「夢売るふたり」のムック本で、
糸井重里と西川監督との対談や、俳優陣の西川監督へのコメント、「夢売るふたり」の撮影日誌などが掲載されています。
特によかったのは、「西川美和さんに、100の質問」というコーナー。
影響を受けた作家、映画のことなどが一問一答形式で語られているのですが、
例えば、
Q:イチローと松井、どちらが好きですか。
A:何という質問。どちらも尊敬しています。簡単にアスリートを比較しないで!
というやりとりがあったりして面白い。

あと、今まで発売されているDVDの初回特典だったブックレットの、
西川さん自身が書いている文章も載っていたのですが、
「ディア・ドクター」のときのものが、ほんとによくてですね。
「ゆれる」公開のあと、周りからの過剰な期待とストレスで、
西川さんは心療内科で診てもらったことがあるそうで、その時の医師の対応があまりにもひどく、

『あんたこそ大丈夫ですか。と私は声をかけたかった。』
『私は気味が悪くて薬を飲む気にもなれなかったし、何もかもがバカバカしくなり、ふてくされて眠った。そしてその日を境に、私の抑うつ症状は、ぱたりとやんだのである。』
『まったく「医」とはつくづく不思議なものだ。』

他にも、自身の病気で入院した時の、要領は悪いが、人懐っこい愛嬌のある若い医師の話題も出し、

『「本、それ何読んでるんですか」だとか「お花が増えてますねえ」とか、健康なときなら「ほっとけ」と思うレベルのどうでもいい言葉をかけてくるのが、ドライで無駄のない「やり手」たちばかりを目にしている病床の私たちには驚くほど異質で、心なごまされるのであった。』

ほかにも、西川さんを見出したという、最近亡くなった恩師を回想し、

『もう一つ、私は安田さんに会って三度目くらいに「そうやってにこやかに笑ってるけど、お前の目は笑っていないんだよ」と笑われた。私はその言葉を聞いて、「よく人を見てるおっさんだな」と思い、信用することにしたのであるが、かく言う安田さんも、私からすれば同じように見えた。』

西川さんの映画は、どれも大好きで、特に「ゆれる」はよかった。
見る人の心の状態によって、いかようにも受け取れる、見事なラストシーン。
重いテーマだけど、ちゃんと救いがある。
西川さんの映画は、小説っぽいところがあるなあとは思ってて、
最近「きのうの神さま」という、映画「ディア・ドクター」の小説(映画のわき役達を主役に据えた短編集)を読んだら、それが映画と別物で、すごくよかったのです。
西川さんは小説家としての才もあるんだーと思って感心しました。

『それぞれの人間的魅力を、余すことなく豊かに肉体で発揮してくれた俳優たちはもちろんだが、画面にその姿を映すことなく、どんなに短いカット、コンマ何秒の表現にさえ、人生を賭すような情熱をもって挑んでくれたスタッフたちの仕事ぶりは、いつ振り返って思い浮かべてみても、私の心の内に宝石のように輝いている。主役を演じた笑福亭鶴瓶氏は、あの細い目をさらに細めながら、ロケ中幾たびも口癖のように言っていた。
「ほんまよう働くスタッフやなあ」
普段、映画とは少し異なる世界の住人である鶴瓶氏の口から、しみじみと発せられるそのつぶやきを、汗や泥にまみれ、酸っぱいにおいを漂わせながら大きな機材や建具、衣装の束やらメイク道具や弁当を抱えて現場を走り回るスタッフの中で、耳の端にでも捉えた人はいただろうか。私は、そうですね、そうなんですよ、とあいづちを打ちながら、その温かなねぎらいの賛辞が、どうか聞こえてほしいと願ったものだ』

「目は笑ってない」と言われてしまった西川さんですが、やっぱり根底にこれがあるから、
その表現は心を打つんだろうなと思いました。

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