Contents
リリース
2003.03.19 TRIBUTE『エレファントカシマシ カヴァーアルバム 花男 ~A Tribute To The Elephant Kashimashi~』
2003.06.27 29th SINGLE『俺の道』(c/w ろくでなし)
2003.06.27 30th SINGLE『ハロー人生!!』(c/w ろくでなし)
2003.06.27 31th SINGLE『生命賛歌』(c/w ろくでなし)
2003.07.16 14th ALBUM『俺の道』
生命賛歌/俺の道/ハロー人生!!/どこへ?/季節はずれの男/勉強オレ/ラスト・ゲーム/覚醒(オマエに言った)/ろくでなし/オレの中の宇宙/ロック屋(五月雨東京)
2003.08.30 宮本浩次『東京の空』(ロッキング・オン)
MV
生命賛歌 Clips 3 [DVD]
ライブ
02月07日(金) 下北沢CLUB Que (“BATTLE ON FRIDAY”) w/syrup16g
など
ライブ映像
- どこへ?
(2003/07.21 日比谷野外音楽堂)※1 - 歴史前夜
(2003.8.03 国営ひたち海浜公園 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2003) ※2 - 俺の道
(2003.08.03 ROCK IN JAPAN FES.) ※1 - 生きている証
(2003.12.31 幕張メッセ ROCKIN’ON PRESENTS COUNTDOWN JAPAN 03/04 ) ※2 - 何度でも立ち上がれ~ロック屋(五月雨東京)~生命賛歌
(2003.8.02 SUMMER SONIC 2003 大阪/WTオープンエアスタジアム/ROCK’N ROLL BAND FES & EVENT LIVE HISTORY 1988-2011) ※2 - 生命賛歌
(2003年 赤坂BLITZ “BATTLE ON FRIDAY” 2003.4.25)※3
ライブ音源
- 俺の道
(2003.02.07 CLUB Que (BATTLE ON FRIDAY)) ※4 - 俺の道
(2003.04.11 SHELTER (BATTLE ON FRIDAY)) ※4 - 四月の風
(2003.07.21 日比谷野外音楽堂) ※5 - 俺の道
(2003.08.03 ROCK IN JAPAN FES.2003) ※6 - 歴史前夜
(2003.08.03 ROCK IN JAPAN FES.2003) ※6 - パワー・イン・ザ・ワールド
(2003.12.31 COUNTDOWN JAPAN FES. 03/04) ※6
※1 クリップス3
※2 ROCK’N ROLL BAND FES & EVENT LIVE HISTORY 1988-2011
※3 「All Time Best Album THE FIGHTING MAN」【初回限定盤】
※4 完全限定生産 6枚組ライブブートレグBOX[the fighting men’s chronicle] ~ THE ELEPHANT KASHIMASHI official live bootleg box【Disc1】complete unknown ~ days of shimokitazawa
※5 「野音 秋」日比谷野外音楽堂 ライブヒストリー 下巻 エレファントカシマシ野音 chronicle2
※6 「日本 夏」ロックインジャパン ライブヒストリー I
2003年のトピック
シングル3枚同時リリース
14枚目のアルバム「俺の道」の発売に先駆けて、初回限定生産でシングル3枚が同時リリースされました。
「俺の道」
「ハロー人生!!」
「生命賛歌」
カップリングはすべて「ろくでなし」。作詞・作曲のクレジットはガンダーラコンビネーション(宮本浩次、石森敏行)です。
この3曲はここ最近のライブのセットリストに入ることが多い。「ハロー人生」「生命賛歌」は今回47都道府県のツアーにも入ってますね。
お金を持ち逃げされる
宮本さんが大金を持ち逃げされたのもこの頃。
そのせいで車や浮世絵を売ったのだと言います。
2017年3月の「アーティストスーパーエディション」(第4回)ではこの頃を振り返り「いろいろ総括する時期だった」と宮本さんは語っていました。
対バン
この年は対バンをたくさんしていて、「BATTLE ON KOBE」でHARRY、DMBQ、KING BROTHERS、怒髪天、STANCE PUNKSと、
「BATTLE ON FRIDAY」でBRAHMAN、MO’SOME TONEBENDER、THE BACK HORN、HUSKING BEE、syrup16gと。
宮本「完敗でしたね。バンドとしてはヨタヨタ。現状が出たというか。僕はそれはすごいよかったと思うんですよ、実は。僕も含めて、4人がちゃんと現状を認識できたから」
bridge 2003年9月号
結果的に、自分たちを見つめ直すきっかけになった対バンだったようです…
BRAHMANやTHE BACK HORNは、最近ではARABAKI ROCK FES.での共演があったり、エレカシトリビュートに参加したり、ドキュメンタリー映画にもコメントで出演したりしています。
生活感
宮本「音楽の中で苦しめるっていうんですかね。『僕の生活感はここにあるんだな』って思いました。一番苦しいところにやっぱり行くべき道があるっていうか、逃げちゃいけないところがあるっていう。それを、別のことでスピード出したりとかそういうことで満たされてしまっているのは、やっぱり違うんですよ」
ROCKIN’ ON JAPAN 2003年8月号
メディアにほとんど顔を出さず、音楽という本業一本に打ち込んでいる日々について、宮本さんは「生活感」という言葉を使って話します。
「スピード」の話は、車に乗っていた頃のことを振り返ってのことなのでしょうか……
「音楽の中で苦しめる」という言い方をしているのが胸に刺さります。でもその「苦」が幸せそうにも見えるのです。
鹿野さんの言葉
「この日は宮本は混沌を乗り越えた男としての静かな発言が目に付いた。あなたがどう読むかは分からないが僕は話し合っていて、いつもの髪を掻き乱して激しく歪む宮本より今の方が恐ろしかった」(鹿野淳)
ROCKIN’ ON JAPAN 2003年8月号
現在はMUSICAをやっている鹿野さんですが、以前はロッキング・オン社にいて、JAPANでエレカシを担当していました。これは、「俺の道」の頃のインタビューの、鹿野さんのリード文。
ある意味、本人が放つ言葉よりも、宮本さんの雰囲気を捉えているような気がして、とても心に残る一文でした。
侘助的回想
退路を断ち、極力表に出ることを避け、地道に音楽に向き合った時期。
アルバムを聴いても、当時のインタビューを読んでも、一番ストイックな時期なんじゃないかと思います。
ストイックという言葉も、この頃のエレカシには当てはまらない気がしてしまう。そういう言葉すら軽く思えてしまうんですよね。
修行僧のようにひたすら自分と対峙する。堕ちていく自分を直視し、荒れたそのままの姿をさらけ出す。
努力を忘れた男のナミダは汚い
(エレファントカシマシ「季節はずれの男」)
やっぱり、この歌詞はすごいなあと思う。「努力」という言葉をしかるべき説得力で歌える人をほかに知りません。
私は、野音、リキッドルームと渋公には行きました。
でも引き続き温度が上がらないまま低空飛行……
シングルも買ってないしアルバムもずいぶんあとになって買ったし、対バンも行っていません。
「俺の道」というアルバムはファンの間でも人気が高い一枚ですが、個人的には好きになるには時間がかかりました。なんででしょうねえ。いい曲ばかりだというのに。
前略・後略で失礼します。
私も、「俺の道」を好きになるのに時間がかかりました。初聴きは面喰ったというか。“男の世界”って感じてしまって、怯んだ、というか。
こんばんは。
「一番苦しいところにやっぱり行くべき道があるっていうか・・」が刺さりました。
そして侘助さんの低空飛行が一気にブレイクするのはかいつか?
そちらの方が楽しみになってきました^^
この頃の自分に「俺の道」が絶対にハマるはずなのに、私もかすりもしてない時代・・縁ってやつは気難しいヤツです。
ユキさん、こんにちは。
ユキさんも「俺の道」時間かかりましたか^_^
“男の世界”…わかる気がします。聴き始めの頃は、私も置いてけぼり感があるというか…(自分のテンションの低さも大きかったですが笑)
この頃は1ミリも残さずさらけ出してしまいたかったんですかねぇ
「DEAD OR ALIVE」「俺の道」「扉」を出し、やがて「風」「町を見下ろす丘」になり、ユニバーサルという新しい時代が始まっていく…というこの流れは本当に興味深いなあと思います。
まるみやさん、こんにちは。
そうなんです、そのあたりのコメント、すごいですよね。なかなか言えないことだし、言えても実践できないですよね…
ほんとに、縁ってヤツは不思議なものですよね…
私など聴いていたのにこのありさまですからね…(^^;)
低空飛行の機首がいつ上向きになるか…ほんとにね、いつなんでしょうね笑(もう少しかかります。しばしお待ちを〜)