テレビ・ラジオ・映像関連

2013.12.12 笑っていいとも!

録画しておいた「笑っていいとも!」見ました。
ここにきてまさかのいいともテレフォン! 昨日知った時にはびっくりしました。

先月の終わりだったか、奥田民生がいいともに出て、
その時、えー民生が出るんだったらエレカシもー出ないかなー
なんて勝手に想像していました。



しかし、今日のエレカシの場合、民生いいともの時にはなかった異様な緊張感が。
今日のお昼にリアルタイムで、もしくは録画した映像を前にして、
全国のファンや、ファンじゃなくてもエレカシのことを憎からず思っている全国のみなさまが
テレビの中のエレカシ×タモりさんの姿を、固唾をのんで見守っていたのではないでしょうか。

生放送だし、メンバーは緊張していた様子だったけど、
でも楽しんでいる感じも垣間見えたような気がします。
宮本さんが耳の病気になった話のくだりで、水の中の音の聞こえ方をタモリさんがお得意の形態模写ならぬ音模写?をしてる時、
メンバーが皆笑いをこらえきれない感じで、
宮本さんが、ツボに入ってしまった石くんの気配を察し、「大丈夫ですか」と突っ込むと、
石くんはさらに笑いが炸裂してしまう、というシーンが、見ていて大変よかったです。
ここは、ちょっと緊張感もほぐれて、メンバーみんな素になって笑ってる感じがよかったな。

外リンパ瘻の漢字をタモリさんに伝えるために、空に「瘻」の字を必死で書いて、
でも結局伝わらずバッサリCMに入ってしまったり、
ファンレターもらって、すごく心配してもらった、という話の流れから、
たまにお見舞いっていって1万円が入っててありがたくいただいた、としゃべったあとで、
「あ、やばい」といった感じで表情が固まり、石くんに「大丈夫だった?」と小声できいたり、
宮本さんのくるくる変わる表情も非常に見ものだった、今回のいいともでした。

それから、たまアリの告知もあり。
突然思いだしたように「あっ」と言って、「さいたまスーパーアリーナをやるっていうのを言ってくれ、っていうのを言われてまして」と言っていました。
「っていうのを言われてまして」まではっきり言い切る。言わずにはいられない宮本浩次(笑)。
そういえば、たまアリ、もう1カ月切りました!
年末年始のお休みなんかもあるから、きっとあっという間ですね。

最後のアンケートで宮本さんが出した質問は、
「『青年』という小説を読んで上野の精養軒に行ったことがある人」
事前にタモリさんに、宮本さんは「すごい渋い質問でもいいですか」と確認をとって
「いいよいいよ」とやさしい感じで応じていたタモリさんでしたが、
あまりのこの渋さには驚いたようで「えっ?」と聞き返していました。
結果はさすがに0人でした。

 動物園前から、東照宮の一の鳥居の内を横切って、精養軒の裏口から這入った。
帳場の前を横切って食堂に這入ると、丁度客が一人もないので、給仕が二三人煖炉の前で話をしていたが、驚いたような様子をして散ってしまった。その一人のヴェランダに近い卓の処まで附いて来たのに、食事を誂えた。
酒はと問われて、大村は麦酒、純一はシトロンを命じた。大村が「寒そうだな」と云った。

(森鴎外『青年』より)

『青年』は、日本語の中に英語とか海外の言葉が結構混ざっていてちょっと読みづらかったけど、
主人公を翻弄する未亡人のインパクトが大だったので、面白かったです。

今日もテレビの前ですごく緊張しましたけど(録画ですが)、
安心感もどこかあって、それは相手がタモリさんだったからかなと思います。
昔だけどミュージックステーションに何度か出たことがあるし、
でもやっぱり「タモリ倶楽部」での古地図共演が大きいです。
あれがあったので、タモリさんだったらエレカシ大丈夫。ってなんとなく安心して見ていられたのかなあという感じがします。
古地図共演の最後には「寒き夜」を弾き語りで歌って、
「僕は歌手に専念します!」と言っていた宮本さんでしたが、
タモリ倶楽部からは16年ぶりとかかな、時が経ってまたこうして一緒に共演しているのは
なんだかとても感慨深いです。
「いいとも」が終わる前に、メンバー全員が登場してくれてうれしかったです。

バンド名の由来(2000年「笑っていいとも」)エレファントカシマシ。 私の中ではすっかり耳になじんだ言葉なんだけれど、 ふと冷静に、あらためて考えてみるとすごいバンド名だなと...

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