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LIFE TOUR 2002(ライブDVD鑑賞)(感想)

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今日は友達とエレカシ映像大会。
DVD「LIFE TOUR 2002」、これを私はずっと買ってなくて、
ようやく最近買ったので、まずこれを鑑賞。

(追記:Blu-rayも発売されています→こちら



見終わったあとの感想ですが、なんていうんでしょうか、
東芝初期の一体何が起きるかわからない、ハラハラ感を思い出しました。
演奏と歌は、いつものエレカシ、まっすぐで熱くて、
最初の3曲で宮本さんは汗びっしょりになるぐらいの渾身の歌唱で、
でも、ずっと見てると、あ、キレそう、と思うような瞬間が、ときどき出てくる。
“昔の侍”のあと、お客さんとのやりとりで、一瞬先生のテンションが微妙になるくだりがあり、
一旦持ったアコGをまたやめたりして(やる曲変えた?)、
でもなんとか“星の降るような夜に”につなげます。
おおごとにならなくてよかった、持ちこたえた、と思ってホッとしました。
(この間のMCが少子化の話をしたりしてとても長くて面白いんですけど)
これは推測ですけど、この時のちょっとこわばった空気を読んで、
“星の降るような夜に”という明るい曲に、急きょ変えたんじゃないかなー。ほんとに勝手な想像ですけど。
でも、ハラハラするのは数カ所だけで、全体としてはいいライブだと思いました。
私は、このライブを実際見てるはずなんですけど、
“あなたのやさしさをオレは何に例えよう”をホーンとやったな、ぐらいしか覚えていなかったので、
初めて見るようにDVDを楽しめました。
“部屋”、“秋―さらば遠い夢よ―”、“マボロシ”など、
本編の中ほどにスローテンポの曲ががーっと集められてるんですけど、
このくだりが沁み入るようにすばらしい。
この後、“暑中見舞―憂鬱な午後―”、“真夏の革命”というゴリっとしたハードなナンバーが続くメリハリもよかったです。
アンコールの“ハローNew York!”は、照明がよくて、
メンバーがシルエットで映ってめちゃくちゃかっこいい。
“あなたのやさしさを~”は、当時ライブで聴くのがすごく好きで、
両手でコブシを上げて大盛り上がりしていました。
ホーンセクションの山本拓夫さん。2012年の新春ライブの時にも参加されてた方ですね。

このDVD、“珍奇男”で、先生が数秒(でもすごく長い時間に思える)、
ひどく怖い表情で固まったように動かなくなるシーンがあります。
ああ怖かった(別に何事も起こりませんが)。
“奴隷天国”の≪そこのおめーだよ≫と同じぐらい、いやそれ以上に怖かった。
宮本さん、ステージ上でも容赦なく怖い顔をします(昔のある時期のこと)。それがすごいと思います。そのへんの役者よりすごいんじゃないかと思います。でもこの“珍奇男”の怖い顔は、素の感じがして(演出かもしれないけど)、それが映像に残っているというのもまたすごいです。そういう意味でも貴重なDVDかもしれないと思いました。

六義園で、宮本さんと山崎さんとのトークが特典映像。山崎さんと話している映像は珍しいです。

今日の友達の名言は、
「“so many people”は先生のかっこいい顔率が高い気がする。寄り目も含め」
かっこいい顔率!なんじゃそら!とおもいきり突っ込みましたが、
確かにこのLIFE TOUR 2002の“so many people”、異様にかっこいい1シーンがありました。

映像リスト(曲詳細あり)エレファントカシマシ LIVE DVD コンサート1998 日本武道館”風に吹かれて” [DVD] 1998.04.01 奴隷天国...

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