ライブ関連

2018.01.07 《エレカシ新春》大阪フェスティバルホール(ライブレポ)

エレカシ新春大阪公演2日目に参加してきました。
だいぶ日が経ってしまいましたが、少しメモしようと思います。

川べりにある大阪フェスティバルホール

すてきなホールでした

第一部

定刻ちょっとすぎ、メンバー登場とともに、会場からは熱~い拍手と歓声が沸き起こり
この空気感は・・・ツアーの延長戦というか、プラス紅白初出演のお祝いムード(紅白見たよ!すばらしかったよ!というオーラむんむん)が上乗せされて、客席の「待ってました感」もとんでもないボルテージで
宮本さんの「気合いを入れてやります!」という強力い言葉で始まったその曲は
「ドビッシャー男」
おおおぉぉぉーーー
47都道府県ツアーは「歴史」から始まる、という儀式に耳も体もすっかり慣れていたので、
この1曲目は新鮮に感じたけれど、しかしこの曲のしょっぱな感といったらもうゾクゾクするわけです

先生の声にはディストーションがかかりまくりでああーーかっこいい!と心の中で叫ぶ私
私がはじめて買ったアルバムは「ココロに花を」で、その1曲目「ドビッシャー男」のこの声に、当時も心底ほれぼれしたものです

序盤、ぐっときた曲順は「悲しみの果て」からの「夢のかけら」
「ドビッシャー男」であんなに歪ませていたノドと同じノドで本当に歌っているんだろうか
と疑いたくなるほど無色透明な麗しい声で
「夢のかけら」にはストリングスを入れて宮本先生曰く「新春用スペシャルバージョン」
私は《過ぎ去った日々を胸に抱き働いてる》のところ、サビに向かう《働いてる》のところがメロディと詞と込みで大好きなんだよなぁ、と歌を聴きながら再確認したりして

人生は旅、30年なんて(人が)成人するより長い、などと言って演奏された「旅」
「大好きな曲なんです」と宮本さん言っていたから、自然に力が入るのか、
腰を落としガニ股で、どえーっと下から担ぎ上げるように力みまくったポーズで気合をアピールしてから本人自身によるギターソロ
太い弦でぐりぐり弾くフレーズにもまったくもってしびれました

新春にふさわしいと思って選んできました、というMCで「はじまりは今」
「愛と夢」から2曲もエントリー
もうメロディだけで泣けてきて
いい歌というのはリクツじゃなく皮膚感覚でその良さが伝わってくるし
自然と景色が浮かぶし
ホールの中にさあ〜〜と風が吹き渡る感じがしました

「翳りゆく部屋」のあとだったか、
女の人のことはとても尊敬しているが、考えてることはさっぱりわからない
男の人のことは大体わかる、男の、特にメンバーの考えてることは眉毛がちょっと動いただけでわかる
猫もメスとオスで違いますね
道路で横からビュッと飛び出してくる猫はあれはオスだと思うなあ
・・・などというMC。宮本浩次による猫観察が大変ツボでした。宮本さんの動物エピソードはテッパンですね。いい話だ

「珍奇男」
途中、間奏を随分繰り返して、あれ?あれ?もうそろそろ展開する頃だけどな?
と待ってたら、総合司会がわーっと成ちゃん石くんをあおり始めると、何か着火したかのように演奏が一気に弾けて
恒例となりつつある三連のキメからの怒涛のアウトロ、観客をグルーヴの渦にがっつり巻き込んで終了
曲終わりで、長かった、と宮本さんも言っていたけど、はい、たしかに何かめずらしい感じの「珍奇男」を見た気がします
スタジオのリハを覗いてるような緊張感が「珍奇男」のライブにはいつもあって、毎回ハラハラしちゃうんだけど、もちろんそれ込みで大好物。まさにライブの醍醐味だなあと思うのです

「桜の花、舞い上がる道を」では桜色の照明に包まれるステージ上のメンバーのみなさん
祝福されてるなあ、なんだかいろいろ含めて本当によかったなあと、桜色の舞台を見てしみじみしてしまいました

「3210」は弦が入って無茶苦茶かっこいい
ミヤジはアコギをギリギリまで弾くバージョンで、
次の「RAINBOW」が始まるまでの間、
ギター置いて、ジャケット脱いで・・・しーんと静まり返った中でのこの一連の動作、衣擦れの音まで聞こえてくるようなこの静寂(息を呑む客席)がほんとにかっこよかった
「RAINBOW」で裏に入るストリングス。「旅」と同様、弦が入ることでさらにロック度とドラマ性が増している。宮本さんの歌もパフォーマンスもリミッター振り切れてて最高でした

第二部

第二部はストリングス入りの「昔の侍」から幕開け
次に、ミヤジがギターを8ビートできざみ…なんの曲だろう?
と思ったら、タイトルを思い出すより先に体が反応してワーー!と大喜び
「真冬のロマンチック」でした
新春だから当然期待していたのですが、期待していたこともすっかり忘れてライブを楽しんでいたのでびっくりしました(笑)

新春の「昔の侍」と「真冬のロマンチック」は、もはやなくてはならないというか、エレカシの風物詩というか
そして「この世は最高!」
なんてすてきな「東京の空」つながり
間奏で成ちゃんのベースソロの男気満載なことといったら、めちゃかっこよかったです

そしてそこから「奴隷天国」の流れに骨抜きにされたのは言うまでもない
「この世は最高!」のアウトロをフィルでながーく伸ばす間にミヤジがエレキギターをチェンジしてから、トミのドラムが入って「奴隷天国」につながったところが死ぬほどかっこよかったです! 言葉にすると全然かっこよくないのが悔しいんですけど!
なんだあれは。かっこよすぎです。あのアレンジ、あの演奏は。
かっこよすぎてきゃーってなりました(私だけじゃなくて、周りもみんなきゃーってなってました)
これがロックバンドだぜーどうだ! って言われて、(その通りです!)とひれ伏すしかないような瞬間でした

「RESTART」から「夢を追う旅人」「ファイティングマン」「so many people」の流れも圧巻で、
客席全開!って感じでした
何が全開かわかんないけど(笑)
いわばライブにおけるバルブのようなもの、開き切らずに終わるライブもあるけれど、この日はもう全開だったなあと思う
宮本さんも「さすが大阪ー」と言ってたし

普段生活していて、きゃー!となることなんてほとんどないですからね
きゃー!となるようなことがあったとしても、しれ、とすまし顔しちゃったりして
それこそバルブが締まってるというか
歳をとればとるほどこのバルブは硬くなる一方なんだけれど、
同時に解き放たれたいと思っているもので
解き放たれたいし、わしづかみされたいし、笑いたいし、泣きたいし
エレカシのコンサートには全てが詰まっているから
やっぱり行かずにはいられないのですね

「夢を追う旅人」だったか、上手側、ステージ前方に出てきたヒラマさん、その肩を組むミヤジ
その反対側に並ぶ石くん
・・・という三人の立ち姿がとってもよかったです

二部の最後は、宮本さんがストリングスチームを(前へどうぞどうぞ)と手まねきで誘導し
前に一列で並んでストーンズ風のご挨拶
一旦お辞儀してトコトコと前に出るやつも、みんなでちゃんとやってたのがすてきでした

宮本さんは終始ご機嫌そうで、
ご褒美のように紅白にも出ました、と言うと、
会場からは割れんばかりの拍手
世論もあって出られた…みたいな言い方してたかな?
何度もありがとうと言ってたし、歌い終わっては深々とお辞儀
すごいコンサートになった、と繰り返し言っていたと思います

「今宵の月のように」

最後の曲は「今宵の月のように」
アンコールでポツンとこの位置にあるのは珍しい
いつもの新春なら「待つ男」が演奏される特別枠
やはり紅白後のライブということで粋なはからいだったのでしょうか

ていねいに歌い演奏するメンバーの姿に、おおみそかの紅白の映像を重ねてじーんとしながら見てました

宮本さんは歌い終わると、アコギをそうっと床に置いて、袖にはけていく所作もゆっくりと
このあたり、なにか思いあふれてた感じがしたな
この曲を、そしてバンドを取り巻くすべてに感謝の気持ちでいっぱいだったんだろうなあ

「今宵の月のように」については、いろいろ思うことがあったので、これはまた別の機会に何か書けたらなあと

大阪の新春は初めて参加しました
今回、自力では新春のチケットは取れず、お誘いいただいて参加することができました。ありがとうございました。
ツアーのセトリをベースにしつつ、新たな曲もあったりして
紅白終わってから時間なかっただろうに、新春ぽいセトリにしてくれてうれしかったです

大阪のハンコもかわいかった

2018/01/07(日) 大阪フェスティバルホール

01.ドビッシャー男
02.今はここが真ん中さ!
03.新しい季節へキミと
04.悲しみの果て
05.夢のかけら
06.旅
07.はじまりは今
08.デーデ
09.珍奇男
10.翳りゆく部屋
11.桜の花、舞い上がる道を
12.笑顔の未来へ
13.3210
14.RAINBOW
15.ガストロンジャー
16.今を歌え
17.四月の風
18.俺たちの明日
19.風と共に
20.昔の侍
21.真冬のロマンチック
22.この世は最高!
23.奴隷天国
24.RESTART
25.夢を追う旅人
26.ファイティングマン
27.so many people
28.今宵の月のように
(エレカシDBさんより)

BuzzFeed Japan/エレカシ宮本が見すえる「紅白の先」 スピッツ、ミスチルとの競演へたぎる思い
https://ex.yahoo.co.jp/buzzfeedjapan/ashitano-interview/2.html
いい記事でした。
1/7の大阪のことにも触れてます。

ドドドーンのチケット、無事当選しました
とんでもない2daysは2ヶ月後に!

2018.03.18 さいたまスーパーアリーナ ド・ド・ドーンと集結!!~夢の競演~(ミスチル・スピッツ・エレカシ)(ライブレポ)お正月にこのイベントのことが告知された時 いやはや大変なことになった、すごいすごい と口ぱくぱくさせて驚いてしまったのですが 孤高の...

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  1. まるみや より:

    こんばんは〜!
    待っておりました大阪レポ。
    東京終わるまでの我慢から解放されました(笑)
    大阪も終始ごきげんだったようですね。
    フェスティバルホールは音がいいとよく耳にしますが
    いかがでしたか?
    NHKホールは・・うーんなんか音がぼんやりしてまして
    少し残念な気がしました。。3階だったからでしょうか。
    旅のはじまりのとこ見たかったですっっw
    あと猫の話し、相変わらず観察話しおもしろいですね!!
    そして、18日ご用意されたんですね^^
    おめでとうございます!
    私もご用意されましたー。
    またたまアリでお会いしましょう^^
    明日はいよいよwowowノンフィクション、ドキドキ!!

  2. 侘助 より:

    まるみやさん
    こんにちは
    情報封鎖、大変でしたね!解放されてよかった!
    NHKホールお疲れ様でした。
    フェスティバルホールは、音はとってもよかったですよ〜クラシックやバレエの公演もやってるみたいです
    NHKホールはそうでしたか…席の関係もあるんですかねぇ
    「旅」、相当気合入れてらっしゃいました! ギターソロもかっこよかったです!
    先生の猫ネタは本当にハズレがなくて、あの日も客席大爆笑でした
    大阪は、宮本さんの声は高音が何箇所か出づらそうでしたけど、なんというか、コンサートを舞台の上と下とで、みんなで作ってる感じがして、そういうのがとってもいい感じでした。そのいい空気感をメンバーのみなさんもすごく嬉しそうに受け取ってる感じがしましたよ
    きっと他の日もそうだったんじゃないかと思います

    ドドドーン、ご当選されたのですね!
    お互い、おめでとうございます!
    とてつもないさいたま2daysがやってきますね
    楽しみですね(^。^)

  3. 酉餅 より:

    侘助さま
    はじめまして。新春・大阪1/7の様子をありがとうございます!
    『ドビッシャー男』が1曲目であったこと。アルバムでも1発目、Epicから続く支持者どもへの温かさがあるやら。何やらで大好きです。
    私は6日の公演に行きまして、ミヤジのエナメル靴がピカピカだったことが頭から離れません。覚えているMCを少々、いいですか。
    「お正月には毎年、親父が五千円の図書券をくれるんだけど、今年はまだもらっない。51歳にはさすがにお年玉くれないか?」と。お父様のお話、2010年12月号JAPANでも触れていましたね・・やられました。
    侘助さまが感じられた『今宵の月のように』、どのようなものだったのでしょうね…
    また楽しみにしています。

  4. 侘助 より:

    酉餅さま
    はじめまして!
    大阪の1日目に行かれたのですね♪
    エナメルの靴がピカピカでしたか!
    図書券のMCもありがとうございます。
    お父さんから図書券・・・いい話だ・・・その言いぶりはつい最近までもらってたってことですかね?!
    JAPANのお父さんの話ってなんだろう、と思い出せなくて、JAPAN見てきました。ページ開いたら「父への反発」ってフセン貼ってました! すごく印象的な話ですよね。
    父親エピソード、結構ぐっとくる話ありますよね。
    大阪フェスティバルホールの「今宵の月のように」を聴いてたら、なにやら芋づる式にいろいろ思い出してしまいました(とりとめもないことなのですが)

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