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2017春・振り返り(2) 家の履歴書、めざましテレビ、きくちから

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■20170323発売 週刊文春「家の履歴書」

音楽誌とは語り口が違ってて面白かったし、すごくいい記事でした(インタビュー形式でなく、一人語り風)。 ダイジェストとしてよくできているので入門編としても充実してるし、 細部で目新しい部分もあり(なんといってもあの間取り図!)マニアにとっても貴重な記事。

週刊文春 2017年 3/30 号

固有名詞が細かくきっちり書いてあるのがよかった。

産まれた病院、団地の何号室、などなど。 中でも間取り図のイラストがすばらしい! 火鉢の置き場所まで書き込んであるのに感激しました。 台所にはダイニングテーブルがあって、ここでお母さんにしょうゆを投げつけたのか……と思いをはせたり。 それから「宮本く~ん!」の大学教授(←宮本さんが大学時代に慕っていた)の名前がわかってうれしかった(尾上悦三先生)。
1歳の記憶は、縁側に座っている10人の木こりが「こんにちは」と挨拶してくる映像(@千葉)だそうです。

■20170323 めざましテレビ

池袋パルコの写真展でのロケ。
写真展開催中、突然あらわれる宮本浩次に驚くファンの方々。固まる方、後ずさる方。本当にびっくりされたでしょうね。私もその場にいたら後ずさると思います……
宮本さん、にこにこしながらガチャガチャをやってました。宮本xガチャガチャ。貴重映像。
会場で椅子に座ってトーク。手元でめざましくん(ぬいぐるみ)をいじりつつ、契約切れの時のこと、ヒット曲が出た時の喜び等について語る宮本さん。
ウィークポイントは? ときかれ、言うのが恥ずかしいと言いながら、失恋して曲が1年できなかったりした…人間関係はむずかしい、と答えてました。

■20170323 きくちから

きくちPとさしでトークする、という番組に宮本さんが登場。 きくちPとは、フジテレビのプロデューサーきくち伸氏のことなのですが、エレカシとテレビ、という点ではとても重要な方で、フジテレビの番組に呼ばれた(HEY3とかLOVELOVEあいしてるとか)のはーーさほど世間的に盛り上がっていない時でもコンスタントにテレビに呼ばれ続けたのは、この方がエレカシをずっとひいきにしていたからなんだろうなあ、という気がします。

きくちPは「宮本」と呼び捨てに。でもエレカシのこと本当に好きなんだなあと思わせる愛あるトーク。
震災直後のFNS歌謡祭で、生放送の間に一度だけあった緊急地震速報がエレカシの「悲しみの果て」の時だった。それがエレカシなんだよな……ときくちさんがしみじみ思い出していたり。。
宮本さんが何かやらかしてしまい(明言はされなかったのですが)、お蔵入りになった番組(「Music Clamp」)があったようで、そのことをきくちPも宮本さんも互いに謝ってました。 でもきくちさんは、その”やんちゃ”で宮本さんのことを一気に好きになったんだそうです。

「LOVE LOVEあいしてる」でkinki kidsと「ガストロンジャー」をやった時、すごく緊張していたけど、「このリフかっこいいね!」とバンドのギタリストが言ってくれて、一気に緊張がほぐれたとか、「僕らの音楽」で泉谷さんが来ないことがあり、急きょ「翳りゆく部屋」をやったとか、「へえ〜へえ〜!」という裏話がひとつひとつ面白かった。(僕らの音楽で泉谷さんと共演するはずだったのか)

「流浪の民感」の話も面白かった。宮本さん曰く「団地育ち、流浪の民感、何か本物じゃない感じを世代として持ってて、それを皮膚感覚でファンの人は受け取ってるんじゃないか。でも歌は本物。そのギャップがよくて、それがエレファントカシマシの持ち味」とのこと。
きくちさんが「行ききってる感じが天才だ」というと、ウーン…とうなりながら「行ききってるといいんですけど。さらけだせればいいですよね」と言っていました。

エレカシの話題は出てこないけどきくちさんの熱い仕事ぶりがわかるインタビューです。
Musicman’s RELAY 第67回 きくち伸 氏

エレカシと電車雑誌「Rolling Stone」で、宮本さんは「病気の後、山手線とか乗ると、やたら感動するんですよ」と言ってましたが、 けっこう宮本...

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