高緑成治(“星の降るような夜に”を書いた男)

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今日は4月15日、ダンディ担当成ちゃんこと高緑さんのお誕生日です。おめでとうございます。
トミとは1日違いなんですね。

成ちゃんが作詞、作曲にクレジットされている曲は、
「GT」 作詞:高緑成治・宮本浩次/作曲:高緑成治
「星の降るような夜に」 作詞・作曲:高緑成治・宮本浩次
「せいので飛び出せ!」 作詞・作曲・編曲:ダンディーブラザーズ(高緑成治・宮本浩次)



「せいので飛び出せ!」は、2008年の日比谷野音で久々にやって、
それがえらい盛り上って楽しかったのを覚えてます。
「GT」もいい。好きです。個人的には野音のイメージが強い曲。
でも成ちゃんと言えば、「星の降るような夜に」だなあ、やっぱり。

トミの高校時代の同級生だった成ちゃんが、エレカシに加入したのが1986年の1月。
今も語り草になっているお台場での決起集会、乾布摩擦の儀式があり。
ハービーさん司会の番組「the roots」でお台場に訪れたときは、
「トミと高校時代のときにいつかは一緒にバンドできたらいいよねみたいなことは言ってたんで、
それでうれしかったです。すごく。コンサートも見に行ったりしてたんです」と、
成ちゃんが語っていました。
とつとつとして、控えめに言いつつも、当時エレカシに入ったことがほんとにうれしかったんだろうな、
ということがじわじわ伝わる、成ちゃんらしい話ぶりでした。
その後続々とコンテストに入賞してデビューに向けて快進撃がはじまり、2年後にデビュー。



今日もまた「MUSICA 2008年4月号」に触れてしまいますが、
アルバム振り返り企画の、エピック最後のあたりで成ちゃんの話題が出てきます。
エピック最後のアルバムとなった『東京の空』の頃、
成ちゃんは結婚が決まって、式場探したりとか、なにかと忙しくなって、
スタジオに来なくなり(笑)、契約切れの頃には成ちゃんに子供ができたりし、
でも、それに対する宮本さんの言葉が、

「でも、そんな成ちゃんに対しても何も思わず、むしろそれだけ夢中になるものを持っている男は強いと思ったくらい」
「でも俺は『バンドで勝負しようとしているからこそ、子供を作った』というふうに解釈してたし、実際そうだったと思う」

(MUSICA 2008年4月号)

というもので、この話、何度読んでもすごいなあと思います。
こんな先生と成ちゃんのことがあるから、
“星の降るような夜に”は、いつもライブで感極まるのであります。
先生が成ちゃんと肩を組んだりするのがいいんです。≪歩こうぜ~≫とかあのへん。
契約切れの話は出ていたけど、再出発の気持ちでやっていこうとしていた『東京の空』のときに、
成ちゃんがこんな前向きですがすがしい曲を作ってきて、いい曲でほんとにうれしかった、みたいなことを、
宮本さん、何かで言ってたような気がします。(うろ覚えですみません)
一時期に比べたらあんまりやらなくなってしまったけど、背景のエピソードも含め本当に大好きなので、ライブでやってほしい1曲なのです。

“星の降るような夜に”が入っている『東京の空

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