エレカシ・宮本ソロもろもろ

エレカシ辞典(非公式) -あ行-

(辞典というか…小ネタ集みたいなものです)

あ、安部礼司 【あ、あべれいじ】
2017年2月26日、TOKYO FM『NISSAN あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE~』に出演。(たぶん)初のラジオドラマ出演。
サラリーマン、OLたちが仕事や恋愛のことで困り悩んでいるところに、宮本浩次が突然あらわれ、「自分のことくだらねえなんて言っちゃダメだ」などと助言を言い去っていく。1時間の番組通じてエレカシ曲が流れた。
ドラマながら筋書きは部分的にゆるく、安部礼司らドラマ登場人物の質問・相談に宮本がアドリブで答えるシーンもあった。
安部礼司の公式ブログ『まさかの!エレカシ宮本浩次さん、降臨!!』
http://www.tfm.co.jp/abe/blog/?itemid=120146




RCサクセション 【あーるしーさくせしょん】
エレカシが大きな影響を受けた日本のロックバンド。エレカシはアマチュア時代、アルバム『BLUE』を全曲コピーした。2008年、RCのチャボのバースデーライブ『野郎共の競宴』にゲスト出演し、『よそ者』『チャンスは今夜』を演奏した。
EPIC SONY時代、実は宮本はテレビ出演を熱望しており、出たら清志郎みたいにカメラを揺らすのだと思っていたという。
・チャンスは今夜 「野郎共の競宴」2008.10.12 Shibuya AX
DVD ROCK’N ROLL BAND FES & EVENT LIVE HISTORY 1988-2011 [DVD] にちらっと。
・よそ者 「野郎共の競宴」2008.10.12 Shibuya AX
・ブン・ブン・ブン 「JAPAN JAM 2011」2011.05.05 幕張メッセ
Disc6 history of japan 「日本の歴史」エレファントカシマシ ロックインジャパン ライブヒストリーⅡ  M-11
・雨上がりの夜空に 「JAPAN JAM 2011」 2011.05.05 幕張メッセ
・スローバラード NHK BS「Covers」2015.11.16、「JAPAN JAM 2011」 2011.05.05 幕張メッセ
・ブン・ブン・ブン TV「僕らの音楽」2011.12.09 w/ 仲井戸“CHABO”麗市
・君が僕を知ってる 「オハラ☆ブレイク’17夏」2017.08.05、「ARABAKI ROCK FEST.18」2018.04.29 w/仲井戸麗市、忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 日比谷野外大音楽堂 2019.05.04

愛していると言ってくれ 【あいしているといってくれ】
1995年、TBS系で放送された北川悦吏子脚本のドラマ。主演は豊川悦司と常盤貴子。宮本は、録画してまで観たテレビ番組はこのドラマと『中国語会話』ぐらいだと語っている。(宮本浩次「明日に向かって歩け!」P.47)

相棒 【あいぼう】
(1)メンバー紹介の時、宮本はギターの石森を「相棒」と呼ぶ。
(2)水谷豊主演のテレビ朝日系のドラマ。宮本はこのドラマの撮影現場にも偶然出くわしたことがある。エレカシの”絆”が映画『鑑識・米沢守の事件簿』の主題歌となった。

赤いスイートピー【あかいすいーとぴー】
2015年11月16日に放送された
BS NHKの番組「Covers」の一コーナー『夏菜に歌って欲しい「グッと来るソング」』として宮本が挙げた曲。
作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂。
その後、2017年3月6日に番組100回記念として登場した際、この曲をオリジナルのキーでカバー、MCのリリー・フランキーに「性別を超えた妖精感がある」と絶賛される。
2020年4月3日、テレビ朝日系「ミュージックステーション3時間スペシャル」に出演時にも「赤いスイートピー」を披露する。
2020年4月21日、NHK BS「The Covers」で作詞家の松本隆と共演、「赤いスイートピー」のカバーについて「絶叫してハードロックにしちゃうっていうのは、自分でも想像してなかった」「レジェンド」と評される。
2020年11月18日、宮本浩次名義でリリースされたカバーアルバム「ROMANCE」には蔦谷好位置編曲の「赤いスイートピー」が収録された。

赤羽 【あかばね】
メンバーのうち、宮本、石森、冨永の出身地。三人は同じ中学校で1年6組のクラスメートだった。al.『浮世の夢』のジャケットは赤羽の一番街で撮影され、sg.『桜の花、舞い上がる道を』のPVは赤羽が舞台となっている。
2018年11月よりJR赤羽駅の発車音にエレカシが採用された。
cinranet/エレファントカシマシの楽曲がJR赤羽駅の発車音に 清野とおるとのコラボも
5番線ホーム:“俺たちの明日” 6番線ホーム:“今宵の月のように”



【あさ】
al.『悪魔のささやき~そして、心に火を灯す旅~』収録。ラスト”悪魔メフィスト”につながるSE。宮本と石森が二人で徹夜して作り上げたものをプロデューサーの蔦谷氏に聴かせたところ、その出来上がりに『これじゃ、アルバムがダメになる!』と言われ、蔦谷氏のスタジオで急きょ録り直した。蔦谷氏は、俺嫌われてもいいから、アルバム入れない方がいい、入れるんだったらもう一回やり直そうと言ったという。宮本が蔦谷氏への信頼をさらに深めたという逸話。

あなたはどう思う? 【あなたはどうおもう?】
宮本浩次著の単行本『明日に向かって歩け!』に繰り返し出てくるフレーズのひとつ。『あなたはどうですか?』も頻出。(例:『あなたはどう思う? いや、お隣韓国の大統領、金大中のことだ。』P.34)



【あめ】
エレカシの雨にまつわる曲は意外に少ない。
“九月の雨” al.『悪魔のささやき~そして、心に火を灯す旅~』
“雨の日に…” al.『町を見下ろす丘』
“季節はずれの男” al.『俺の道』
“ロック屋(五月雨東京)” al.『俺の道』
“かけだす男” al.『ココロに花を』
など。

荒井楽器 【あらいがっき】
エレカシが学生時代にバンドの練習を重ねた場所。赤羽にあった(現在の名称は「ヤマハミュージックストア荒井」)。2002年写真家ハービー山口の番組「the Roots」に出演した際、当時のスタッフだった吉羽氏と再会。エレカシはデビュー当時、彼のカスタムメイドの楽器を使用していた。また吉羽氏は、エレカシの個性はどこから来ているか、の問いに『仲がいいからじゃないですか』と答えた。

アンコール 【あんこーる】
1992年の日比谷野音で、エレカシがアンコールに応えた。宮本は予定調和を嫌い、それまでアンコールをほぼやらなかった。客席はどよめき、「宮本ー、何があったのか言え!」という声が上がった。(「風に吹かれて-エレファントカシマシの軌跡-」P.358-359)




いい顔してるぜ! 【いいかおしてるぜ!】
宮本がコンサートで客席に向かって言う決まり文句。
そのあとに「見えないけど」と言うのがお約束。「見えないけど」をつけないこともある。

家の履歴書 【いえのりれきしょ】
週刊文春の連載「家の履歴書」にエレカシ宮本浩次が登場した。(2017年 3/30 号)

生田斗真 【いくたとうま】
・「僕らの音楽」で生田斗真x宮本浩次対談(2011.12.9 OA)
・「新堂本兄弟」で生田斗真が「悲しみの果て」をカバー(2012.12.23 OA)
ナタリー/生田斗真「堂本兄弟」で宮本にエール送りエレカシ名曲熱唱
https://natalie.mu/music/news/82021

石森敏行 【いしもりとしゆき】
エレカシのギター担当。通称「石くん」「石ちゃん」。宮本に「相棒」と呼ばれるほどいつも一緒につるんでいる。5枚目のアルバムの頃には酒びたりで生活が荒れていたこともある。




泉鏡花 【いずみきょうか】
宮本が好きな作家の一人。代表作に『外科室』『高野聖』等。金沢出身であるため、金沢のライブでは宮本が泉鏡花にちなんだMCをしたことがある(古本屋で泉鏡花の全集29冊を買い、それを自転車の荷台にくくりつけて家まで帰った)。

泉谷しげる 【いずみやしげる】
宮本が尊敬する歌手。2008年、BS朝日の泉谷の番組「翼なき野郎ども」にゲスト出演した際、宮本は泉谷の『春夏秋冬』を、泉谷はエレカシの『今宵の月のように』を互いにカバー。2011年の『Japan Jam』などでも共演。エレカシの単行本『風に吹かれて-エレファントカシマシの軌跡』には二人の対談が掲載されている。

戌井昭人 【いぬいあきと】
小説家。劇団「鉄割アルバトロスケット」の脚本も担当。2012年8月にTBS『情熱大陸』に出演したが、その予告でエレカシの『優しい川』が流れた。エレカシは初期が好きで、一人でライブに行っていた。
Art dropsインタビューで、高校生の頃エレカシのライブに行き、拍手をしたら怒られた経験を語っている。

井の頭公園 【いのかしらこうえん】
東京都武蔵野市吉祥寺にある公園。”リッスントゥザミュージック”の歌詞にも登場する。

岩淵水門 【いわぶちすいもん】
東京都北区志茂にある水門。『明日に向かって歩け!』の「宮本をめぐる東京・武蔵野三十三景」のうちのひとつ。ハービー山口の番組『the Roots』でメンバー4人が訪れている。
石森は、免許をとりたての頃、この辺りにきて、狭いポールの間を通る練習をしたという。
冨永は、橋の下でドラムの練習をしたという。



上を向いて歩こう 【うえをむいてあるこう】
2011/3/27、震災後に急きょ放送されたFNS音楽特別番組『上を向いて歩こう』にエレカシが出演し、”悲しみの果て”を演奏。
エンディングは出演者総出で『上を向いて歩こう』が歌われた。立ち位置としては中央に加山雄三、坂本冬美、その脇に南こうせつ、ゆず等、エレカシは画面向かって右端の方、TUBEの右隣だった。
出演者が肩を組むなどして朗々と歌い上げる中、宮本は前髪をすだれのように垂らし、伏し目がちに歌っていた(石森は意気揚々と歌っていた)。
イベントの最後にシングアウトする場面で、エレカシが登場して一緒に歌う姿は珍しい。

浮世絵 【うきよえ】
プロデューサー小林武史に『宮本君が浮世絵に急激にはまった頃は、浮世絵相場が変わるほどだったって聞いてるよ』とまで言わしめた、宮本の趣味。
ECO-RESO TALK/ap bank fes’10 Special Talk 宮本浩次(エレファントカシマシ)
http://archive.eco-reso.jp/talk/miyamoto/

浮世の夢 【うきよのゆめ】
エレカシの3rdアルバム。”珍奇男”は今もライブで演奏されることが多い。”GT”は高緑の作詞作曲(詞は宮本と共作)。”上野の山”では「花見に入れてくれ」と宮本は歌う。リリース当時1989年、世間はバブルで浮かれていた。

ウコンの力 【うこんのちから】
ユニバーサルに移籍して第一弾のシングル『俺たちの明日』がハウス食品の健康飲料ウコンの力のCMソングに採用された。CMには加藤浩次が出演。

運転免許 【うんてんめんきょ】
宮本が運転免許を取ったのは、33歳の時。免許を取って1ヵ月で走行距離8千キロを突破。その頃録音されたアルバム『good morning』のジャケットでは宮本が車に乗っており、シングル『コール アンド レスポンス』のPVでも車に乗っている。自身、超ハイテンションと称するほどの時代だったが、随分後になって石森に『ミヤジ、あの頃は顔が歪んでた』と言われる。石森曰く『もう歪んでない』そうである。(brdige Vol.54 2009 Autumn P.91)




江戸時代 【えどじだい】
泉谷しげるとの対談の中で、宮本は江戸時代が好きだと言っている。東京が好きで、その始まりが江戸時代だから、という理由から。(「風に吹かれて-エレファントカシマシの軌跡-」P.71)

エブリバディ 【えぶりばでぃ】
ライブで連呼される宮本のかけ声。

エレカシ 【えれかし】
エレファントカシマシの略称。かつては『カシマシ』と略されていた(the Rootsに登場した元荒井楽器スタッフ吉羽氏も『カシマシ』と言っていた)が、ロッキング・オンの渋谷陽一、山崎洋一郎がエレカシと呼び続け、世間に『エレカシ』が浸透することとなる。
そのことが書かれたRO69兵庫さんのブログ。
兵庫慎司の「ロックの余談」/省略形の問題
http://ro69.jp/blog/hyogo/30914

エレファントカシマシ 【えれふぁんとかしまし】
バンド名の由来についての質問はよくあるが、「笑っていいとも」のテレフォンショッキングに出た時、また、ダウンタウンの「HEY!HEY!HEY!」に座りトークで出た時もこのお題が出され、いずれも宮本は迷走を繰り広げた。敢えてけむに巻いているのか、自然暴走してしまうのかは謎である。
映画の「エレファントマン」、漫才トリオの「かしまし娘」からきている、そして意味はない、というのが通説。



大阪城ホール 【おおさかじょうほーる】
バンド史上初の47都道府県ツアー「30th ANNIVERSARY TOUR “THE FIGHTING MAN”」の初日を飾った会場。コンサートタイトルは「さらにドーンと行くぜ!」。過去の写真を短くたたみかけるように編集したオープニング映像には会場の多くのファンが涙した。第1部のラスト「俺たちの明日」で金銀テープが舞った。DVD/Blu-ray化されている。

岡田貴之 【おかだたかゆき】
写真家。宮本浩次とは10代の頃からの友人でもある。
エレカシの多くの写真を撮影し、ファンクラブ「PAO」の会報で写真の多くを担当する。
1998年、宮本浩次の中国旅行に同行。
2011年の「悪魔のささやきツアー」に帯同した岡田氏により編集されたドキュメントロードムービーがシングル「ワインディングロード /東京からまんまで宇宙」の初回限定盤の特典として収められた。
2017年3月に池袋パルコで開催された「エレファントカシマシ THE FIGHTING MAN 写真展」は岡田氏の写真。クリエイティブディレクターを務めた。
デビュー30周年記念パンフレットとして発売された「THE FIGHTINGMAN Portrait」は岡田氏撮影の写真集。
2017年6月16日にエレカシが出演した「A-studio」では、笑福亭鶴瓶が取材した相手の一人は岡田氏であった。
岡田貴之オフィシャルHP
http://takayukiokada.com/

男椅子 【おとこいす】
エレカシのステージ上に置かれるパイプ椅子のこと。シートの裏側に「男」という文字が貼ってある。金属は錆びてかなりの年代物だが、宮本は座って歌う曲の時にはこの男椅子を必ず使用した。”珍奇男”しかり、DVD『桜の花舞い上がる武道館』の”風”でも、男椅子に座って歌う宮本の姿を観ることができる。
MASTERPIECEツアーでは、一度新調されたものの、また元の古いものに戻った。

男シリーズ 【おとこしりーず】
エレカシには「男」の付いたタイトルの曲が多い。
“かけだす男” al.『ココロに花を』
“ドビッシャー男” al.『ココロに花を』
“花男” al.『THE ELEPHANT KASHIMASHI』
“季節はずれの男” al.『俺の道』
“待つ男” al.『THE ELEPHANT KASHIMASHI II』
“男は行く” al.『生活』
“男餓鬼道空っ風” al.『東京の空』
“浮雲男” al.『浮世の夢』
“歩く男” al.『悪魔のささやき~そして、心に火を灯す旅~』
“無事なる男” al.『エレファントカシマシ5』
など。男とつけると間抜けさ加減がかっこいい、と宮本は語ったことがある。

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や・ら・わ行

—–
独断と偏見によりますので、何卒ご了承を……

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA