カバーアルバム「ROMANCE」リリース決定（収録曲は全て”女唄”）

昨日フラゲした「P.S. I LOVE YOU」、特典の＠作業場のDVDをじっくり見ようかな～とのんびりかまえていたら、宮本浩次、なんとカバーアルバムリリースが決定したもようです。

1日1曲カバーを日課に

【宮本浩次　コメント】
子供の頃から慣れ親しんできた日本の「歌謡曲」。いつもわたくし達の身近に寄り添ってくれていました。
2019年“冬の花”で自分の「歌謡曲」への想いをついに形にしたわたくしですが、
今改めて、大好きなだったあの歌たちに正面から向き合うことにしました。
一曲一曲、思い出と共に笑ったり、時には涙さえ流しながら、選曲する作業は、わたくしにとって自分の幼少期の
心のアルバムを広げていくような、真剣でいながら、また楽しい時間でもありました。
rockin’on.com
宮本浩次、初のカバーアルバム『ROMANCE』11月に発売。収録曲のオリジナルはすべて女性歌唱曲 2020.09.16

rockin’on.comの記事によると、コロナ自粛期間中に宮本さんは１日１曲カバーする、というのを自分に課していたそうです。
先日の「関ジャム」では、健さんからの「自粛期間中何をしていたのか」という質問に「インスタグラム」と答えていたけれど、多分こっちが主だったんでしょうね。
「思い出と共に笑ったり、時には涙さえ流しながら」・・・アコギを抱えて歌う宮本さんが目に浮かぶようですねえ

「奴隷天国」や「ガストロンジャー」で三白眼になる宮本浩次の姿からは想像もできないけど、宮本さんは昔から「歌謡曲が好き」と言っていて、たしか初めてカバーしたのは沢田研二の「サムライ」で、そのあとは森田公一とトップギャランの「青春時代」も選曲していたと思います。

宮本浩次「100％歌謡曲、わかんないけど日本の歌を歌いたいっていう気持ちが一方ではある」
ROCKIN’ ON JAPAN 2019年2月号

2018年末のこと。JAPANの記事で、その後のソロのビジョンを問われた宮本さんは、その一つをこう答えています。

100％歌謡曲。日本の歌。
今まで、エレカシでロックという枠組みで、ほんのりそのテイストは見え隠れしていたものの、今回は100％カバーで歌謡曲と相見える。
既存の曲でアレンジなどの作業はすべて人に任せて、自分は歌に専念するのみ。一体どんなことになってるんだろうか。
宮本浩次のすさまじい”歌”がまた聴けることになりそうですね。

気になる収録曲はすべて「女唄」

下線引いたのが、宮本さんのカバーとしてはまったくの初出だと思います。
「二人でお酒を」！「ロマンス」！
「化粧」ってあれですか中島みゆきのですか？！
うわわ～
そしてどの曲もわかってしまう私は昭和の女です(笑)

この前「the Covers」に出た時に松本隆さんに「松本縛りでカバー集出して」と言われていたのが、”松本縛り”ではないけれど、ほんとにカバー集が出ることになってしまうなんて。すごい！

エレカシがカバー集出すとなったら、ちょっとう～ん、という感じだったかもしれないけれど、ソロプロジェクトならいいよね、なんて思っているフシがあり。
いつだったか、世間でカバー出すのが流行った時に（猫も杓子もカバーカバーって）と内心かるく毒づいていた私ですが、エレカシ界隈となるとぐっと甘くなる(笑) めちゃ楽しみになってきております。

リリー・フランキーの番組にまた出てほしい。いやもう決まっているはず(笑)