日テレの「のどじまんザ!ワールド」という、
外国人の方が日本の名曲を歌って一番を競うという番組を見てたんですけど、
http://www.ntv.co.jp/nodo/
タリーク・ホルムズさんというロサンゼルスの人が
なんとエレカシの「悲しみの果て」を歌ったのです。
『sweet memory~エレカシ青春セレクション~』(「悲しみの果て」収録のベスト盤)
ほげーと見ていたテレビから、エレカシ、という言葉が飛び出してきて
思いがけず画面の前でわらわらしてしまいました。
いや、かすかに、ほんとに少しだけ、
誰かエレカシ歌ってくれないかな、とは思ってはいました……
だけどびっくりしました。
タリークさんの歌はすごかった!
最初は、聴きなれた本家とは歌い方ももちろん佇まいも違うので「あれ?」とちょっと思ったけど、
聴いていくうちに、どんどん引き込まれてしまいました。
ものすごい声量で、力強く大らかに堂々と「悲しみの果て」を歌い上げていました。
歌の後の寸評は すみれ がしてて、「あなたはブロードウェイに行った方がいい!」とかほめちぎっていたんですけど、
その裏でずっと「悲しみの果て」の原曲が流れていました。
わーい。ゴールデンタイムでエレカシが流れた!
※後日追記—
「悲しみの果て」を歌う前のくだり。
ナレーション:圧倒的なパワフルボイスを持ち、日本を愛してやまないタリーク。選んだ曲は…(「悲しみの果て」のPV流れる)1996年、エレファントカシマシの「悲しみの果て」。90年代の日本のロックシーンを代表する曲(テロップ「日本ROCK代表」)
タリーク:宮本浩次さんの歌声を聴いて、”日本男児”の魂を感じたんです! とてもパワフルで、私も彼のように歌いたいんです!
「のどじまんザ!ワールド」
いま、「日本の歌謡曲」、「J-POP」に惚れこんだ外国人たちは、インターネットを使い、日本への“絆”や“日本愛”を「歌」によって発信しています。
と番組HPにあるように、日本の曲も注目を浴びつつあるんですね。ネットで動画もいろいろ見れるようになったし。
先日エレカシでググっていたら、iTunesのこんなページを見つけました。
iTunes Preview Elephant Kashimashi
https://itunes.apple.com/us/artist/elephant-kashimashi/id74562685
iTunesのエレカシの英語のページなのです。なんと。知らなかった…
1曲、$1.29でダウンロードできるようです。
けっこうお求めやすいのですね。
Biographyも英語なんです。当たり前ですね。なんかどきどきします。
英語よくわかんなくてチカチカしますけど、むむ?
「Like a Moon of Tonight」というのは「今宵の月のように」のことですか。
あらら。新鮮。
Toshi Ishimori。石くん、なんかちょっとかっこいいぞ。
Biographyの後半、何やらいろいろ書いてあって、
辞書引き引き読んでみたら、
Ele-Kashi(エレカシ!)は、J-POPにありがちな過剰に甘ったるいサウンドを排除して多くのアルバムやシングルを制作した、みたいなことが書いてあり(違ってたらスミマセン。英語力ないもので)、
若干J-POP批判入ってると思っておもしろかったです。
たしかにエレカシは甘ったるくないので、なるほどーと思いました。
これ、どういう人が書いてるんだろうな。日本の音楽シーンに辛辣な感じはあるけど、Ele-Kashiには好意的な人の文章のような気がするんです……なんとなく。よくわかりませんが。こういうとき英語が堪能だったらなー。もどかしい。
iTunesのUSページを見て、Ele-KashiとかLike a Moon of Tonightとか、
不思議な気持ちになりながらも、
日本の音楽が、Ele-Kashiの音楽が海外の人の耳に留まる機会があるのはいいことだと、
至極あたりまえの感想で落ち着いたのでした。
こちらは日本のiTunesエレカシページ。
https://itunes.apple.com/jp/artist/erefantokashimashi/id74562685
