エレカシ・宮本ソロ_キーワード

犬と猫

突然ですが、猫派ですか、犬派ですか。
私は犬派です。
が、猫嫌いというのではまったくなく、猫は猫でかわいい。

猫好きの人は性格が犬、あるいはその逆、というのをどこかできいたことがありますが、
どうなんでしょうね。



スーパーの前で、犬ひもにつながれて、ご主人が戻ってくるのを待っている犬の、
こっちがいくらちょっかい出してもまるで無視の、
ひたすら店内を見て待っている姿というのは、なかなかに心に迫るものがあり、
つれないなあと思いつつ、待つ犬の後ろ姿をじっと見ちゃったりします。

猫があおむけに寝ころんで、完全に無防備な感じは、
邪気がなくてほんとに癒されます。

エレカシに「猫」が出てくる曲といえば、

 君はネコで 俺は嘘つき
破裂しそうな夢の狭間で
(エレファントカシマシ “夢のかけら” 詞/宮本浩次)

 

 さっきまでそこらでないてた猫も
いなくなったのさ
(エレファントカシマシ  ”君がここにいる” 詞/宮本浩次)

 

 飼い慣らされた猫よりも劣る
我々のぶざまな日々を思え
卑屈なこころを思え
(エレファントカシマシ  ”何度でも立ち上がれ” 詞/宮本浩次)

 

 季節はずれの男よ ひとり歩め
今夜は俺はズブ濡れさ 夏の町をウロウロと
ウロつくネコを見つめてた
(エレファントカシマシ  ”季節はずれの男” 詞/宮本浩次)

 

 昨日から今日へ
今日から明日へ
歩く速度じゃあ迷子の子猫さ
(エレファントカシマシ  ”歩く男” 詞/宮本浩次)

 

 恋人よふたりは黒い猫
月夜にじゃれてる
街の片隅で…
(エレファントカシマシ  ”我が祈り” 詞/宮本浩次)

“夢のかけら”のネコは印象的だったので覚えてました。
“季節はずれの男”のうろつくネコを見つめてた、というのもすごく好きだから覚えてた。

“何度でも立ち上がれ”に猫が出てきてたとは…
でもやっぱりこの曲いい曲だなあ。「DEAD OR ALIVE」は濃いです。

“我が祈り”の猫は黒い猫、映像がばっと浮かぶような詞の世界。
じゃれてる二人から、サビの

 全てを手に入れるのがルールさ
いくつもある勝利への道筋なら
魂の中本当の自分を見つけろ
(エレファントカシマシ  ”我が祈り” 詞/宮本浩次)

にいく展開が何度聴いてもすごい。

さて、エレカシの曲で「犬」が出てくるのは、

 負け犬にさえもなれない 今の俺
あなたの愛はもう届きはしないのか?
(エレファントカシマシ   ”面影” 詞/宮本浩次)

 

 円を描く犬と変じたお前にまたがって
毒喰らう罠さえ俺は甘んじて受けよう
(エレファントカシマシ   ”悪魔メフィスト” 詞/宮本浩次)

2曲でした。
さすが、ただの犬じゃないです、エレカシの「犬」は。

“悪魔メフィスト”の方は、リリース当時のインタビューで宮本さんがよく言っていましたが、
ゲーテの「ファウスト」がモチーフになっているようなので、
ここは悪魔メフィストが化けた姿としての犬。

エレカシと犬といえば、「ワインディングロード」のMVでも冒頭、
犬と共演してましたね。あれはいい犬だった。

ところで、宮本さんの顔は犬顔なのか、猫顔なのか、どっちなんでしょうか。

このあたりは猫のような気もしますが、

これは犬顔に見える…

それから、破顔した先生の顔は、犬っころみたいな感じになります。

まあ、どっちでもいいですね(笑)。どちらの面もあってすばらしいということで。

—–
今日は日暮里に布を買いに行こうと、電車に乗っていたのですが、
フリーペーパーの「relations.」が今日からだ、と突然思い立って、
御茶ノ水で乗り換えて東京駅に行って、もらってきました。
見開きページだけでしたが、いい記事でした!

それから日暮里へ行き、トマトという店で布を物色したのですが、
このお店、店員に若い男性が多いせいか(布は重いので)、
きっと彼らが有線のチャンネルを選ぶのでしょう、
店内にいい感じのロックくさい音楽が流れていて、ロックな布屋でした。

駅への帰り道、流れてきた音楽に、かなり音は小さかったのですが、ふと感じるものがあり、
信号もないところをすたすたと道路を渡って、とある洋品店の店の前にきたら、
スピーカーから「ズレてる方がいい」が流れていました(多分有線)。
思わぬズレてるにしばしスピーカーに耳を傾けました。
道路はさんで向かいの店のBGMに反応できるとは……我ながらとぎすまされたエレカシ察知能力。
日暮里のエレカシもかっこよかったです。

https://wabisuke-zakki.com/archives/15323635.html

POSTED COMMENT

  1. kk より:

    こんにちは!
    あなたは犬猫どっちが好き?って聞かれると私はどっちも選べず一番好きな「小鳥派」と答えてます。
    確か何かのインタビューで犬派か猫派か聞かれて宮本さんは猫って言ってた気がします。でも宮本さん実は結構鳥好きですよね(確か昔文鳥も飼ってましたね)。歌詞にスズメやカラス、トリも出てきたような…。顔は子犬っぽいですね^^
    relations.はあの紙質、写真、インタビューで無料って素晴らしいですね。私も早速もらってきました。インタビュー読んで、ちょっとネット依存しちゃってるかなと思ってネットの時間ちょっぴり減らしつつあります。

  2. ヨロレイン より:

    kkさん、こんばんは!
    小鳥派ですか~。いいですね、小鳥。
    エレカシに鳥は結構でてきますよね。
    小鳥は、うつらうつらとか、夢のちまたとか、初期のエレカシのイメージがあります。
    文鳥飼ってたとか言ってました、そういえば。
    その文鳥が逃げたかで、すごくつらかったみたいな感じでしたか。
    猫派といっていたのもなんとなく覚えてます。犬が苦手みたいなニュアンスでしたっけねえ。
    あと、石くんが鳩飼ってたことがあるってどっかで読んだような……
    宮本さんは子犬っぽいですか~なるほど
    先生の顔は犬か猫か問題、私けっこう昔からあったんですよ~
    なんか撮られる写真や表情とかで結構顔つきの変わるひとですよねえ。
    relations.、入手されたんですね♪ つるつるの表紙でしたね。
    写真もいいし、記事もよくて、フリーペーパーもあなどれないなと思いました。
    ネットの話、私もどきっとしました!
    やっぱりネットしちゃうと、その分本読む時間とか減ってしまうんですよね。
    メリハリが大事ってことなのかな~

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