ライブ関連

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014(エレカシライブ感想)

あれだけ気をもんだお天気。
なんとまーエレカシの前に見事に晴れ上がりました。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014(エレカシ・セトリ)

1. ズレてる方がいい
2. 今宵の月のように
3. 悲しみの果て
4. デーデ
5. 風に吹かれて
6. Destiny
7. ハナウタ~遠い昔からの物語~
8. 俺たちの明日
9. so many people
10.ガストロンジャー
11.ファイティングマン

2年ぶりのロッキン出演。祝福するように湧き上がる歓声の中、メンバーが登場。
宮本さんは頭をもしゃもしゃ掻きむしりながらステージ中央に。髪が短くなってこざっぱり。
石くんは紺のハットに短パン姿。サポートはミッキー1人だけ。

1曲目は、宮本さんがタンゲマンストラトをおもむろに背負って、
始まった曲はなんと”ズレてる方がいい”。この曲をアタマに持ってくるなんて。
この日は鉄板ソングてんこもり山盛り、どんぶりからはみ出すくらいの王道セットリスト。
出し惜しみまったくなし!
MC少なめで、とにかく曲をやるって感じでした。

「夏の曲です」と言って“今宵の月のように”。
曲が始まると、待ってましたとばかりにおぉ~と客席から歓声。
フェスでこの曲聴くのはやっぱりいい。
夏、野外で、みんなで、エレカシどっぷりファン以外の人たちもいっぱいいる中で、
みんなこの曲大好きなんだよな~と思いながら聴くのが、フェスっぽくてほんとに大好き。
2番の≪ポケットに手をつっこんで歩く≫のところ、
背を向けて左手をポケットに入れるしぐさアピール。なのですが、
入れようとしたポケットにイヤモニ?が入ってて入らず、逆のポケットに入れる先生。臨機応変。器用。

宮本さん、声が良く出てました。
この日は中音域が特にいいなあと思った。厚みのあるあたたかい声。
すべてを包み込むようなやさしさで、広いグラスステージいっぱいに届いているような気がしました。

メンバー紹介では、なぜかこの日はミッキーから、石くん→トミ→成ちゃん→総合司会、の順。
トミのところで恒例の「同じ1年6組」と言い、それが客席に異様にウケてました。

「金のことばっかり言いやがって」みたいなMCから”デーデ”。
グラスステージは、ステージ脇のスクリーンの下に、左右に細長い通路が伸びていて、
長い長いコードを引きずりながら、
端から端まで走って行きサイドの客にも熱烈アピール。
案の定、途中でシールドが引っ掛かかり、ぐんっとつんのめり、
「なんでワイヤレスじゃないんだ」みたいな感じでマイクに当たる宮本浩次。
ステージ下手に行った時は、白シャツの前ボタンを両手で引きちぎり、ドヤ顔。胸元あらわに。
この曲のパフォーマンスはかなりウケてて、
曲が終わってからも、客席に笑いが起きてザワついてました。

終盤の“ガストロンジャー”、歌係の人のテンションが相当すごかったので、
ベース取り上げてしまうかとヒヤヒヤしたけど、今回は取り上げず。
でも、何かしないと気が済まなかったか、つつつと横に行って、
成ちゃんのベースの弦を手のひらでバンバン叩く。

“風に吹かれて”。ひたちなかの風に吹かれながら聴く。
そう言えば、エレカシのステージが始まった途端に、風が吹き始めたんです。
ボタンひきちぎっちゃった宮本さんの白シャツにも風がはらんで。
さーっと吹き抜ける風がほんとうに気持ちよかった。
雨が上がって、晴れて、風が吹いて。風にあたりながら聴くエレカシは最高です!
もう大げさですけど生きててよかったーとほんとに思う。

宮本さんのギターからジャラーンと聴き慣れたコードが鳴り、“so many people”。
ああもう。このテンションあがりまくりの超ド級ソングを、
こうも淡々と、憎いぐらいに淡々と始めるんだろう。と毎回思ってしまう。
この曲のかっこよさにゆるぎなし。
狂喜乱舞で盛り上がりつつも、そう言えば、2000年、初めて行ったひたちなかで聴いたのもこの曲だったなぁと思い、ちょっとしみじみ。ロッキンが始まった年にリリースされた曲なんですね。

以上、順不同、断片的ですけどメモしてみました。
いやー、ほんとに晴れてよかった。天気予報では降水確率70%で、
エレカシの時間帯の予報は「強雨」でした。
長靴にレインコートという万全の装備でのぞみ、
ハングリーフィールドで朝ごはんを食べている頃までは、降ったりやんだりって感じで。
降る時は結構ザーッって感じで。
で、エレカシが始まるっていうので、グラスに移動しようとしたら雨がやんで、
ステージの前で待ちの態勢に入ると、もう晴れ上がっていました。
エレカシの最中は1ミリも降りませんでした!

どのくらい晴れていたか。よくわかるのが、公式クイックレポの一番下の写真。
http://ro69.jp/quick/rijfes2014/detail/106998
アコギを縦にしているので、”今宵の月のように”のポケットアピールの前後と思われますが、
この光の加減です。顔の陰影。これくら強い光が差してたんですね。

宮本さんもステージで
「今来た人はわかんないかもしれないんだけど、さっきまで雨が降ってたんです。この(客席)中に晴れ男がいますね! 晴れ女も」という感じで言ってました。
で、ちょっと間をあけてボソッと「晴れ男は俺か」みたいに言ってて。

去年の日比谷野音。2日目の9月15日。
あの日も台風が接近していて、予報では進路もタイミングも日比谷に直撃という状況だったんですけど、
見事に雨が降らなかったんです。
晴れ男・エレカシ。
2年ぶりのひたちなか。1回お休みしちゃったけど戻ってこれてほんとによかった。
やっぱりエレカシにはグラスステージが良く似合う。

ロッキンの超個人的おすすめ映像は、2000年の”soul rescure”、”so many people”と、
2004年の”友達がいるのさ”。
最初2つは当時の勢いそのまま、むき出しのゴリゴリ感。
2004年のはその曲と青空がはまりすぎてて泣けます。
「ROCK’N ROLL BAND FES & EVENT LIVE HISTORY 1988-2011」

DVD Web限定告知ムービー(YouTube)
このdisc1は、ロッキンと年末のCDJの2000年~2011年の映像集。
時系列で並んでて、一気に見ると結構ぐっときます。
変わってるけど変わらない、
変わらないけど進化し続けるエレカシの10年あまりの物語。
好きなDVDのひとつ。

おまけ。10-FEETさんが、サウンドチェックで”今宵の月のように”を歌ってました。「ワン・ツー」とか言いながら、今宵。かっこよかったです。

エレカシと夏フェス夏フェスの出演情報が続々と発表されております。 ラブシャに加えて、山口、香川、福岡と、西日本にもたくさんご出演のようです。 MU...

POSTED COMMENT

  1. 侘助 より:

    拍手コメントさま
    こんにちはー。コメントありがとうございます。
    WOWOW、来月総集編があるようですが、
    たくさんみたいですよね!
    はやくアーチスト特集あるといいですね^^
    野外の"風に吹かれて"は最高ですよー
    ほんとにいい風が吹いてました!

  2. ぬー より:

    ひたちなか、行かれたんですね。
    レポ、楽しく読ませて頂きました!
    エレカシの晴れ男っぷり、すごいですね~。
    昨日のRSRもテンション高かったみたいですし、あーもう、ますますツアーへの期待が高まります!
    ツアー初日まで、もう1ヶ月切ってますね(^^)

  3. 侘助 より:

    ひたちなか、行ってきました~♪
    ほんとに、信じられないくらい見事な晴れ男ぶりでしたよ!
    エレカシの時の強い日差しのおかげで、
    しっかり日焼けまでしました!(さすがに日焼け対策ゼロでした)
    RSRもすごく盛り上がったみたいですねえ
    ツアーまで1ヶ月切っちゃって、もうどうしましょう
    聴きたい曲リストアップしなきゃ(←毎回勝手にやっている)
    ツアーは一体どんな感じになるんでしょうかねぇ。ワクワクソワソワしますね~!

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